お誕生日利用【Fujiya1935】ミシュラン大阪二ツ星 モダンスパニッシュ 進化と自然回帰 : Fujiya 1935

お誕生日⑧【Fujiya1935】
美人で優しいお友達しょうこちゃんがお祝いてくれました♡ ご存じの方も多いと思いますが、しょうこちゃんは、名店御用達の牡蠣〝サムライオイスター”の生産者さんです。miimiのワンピースを着て来てくれるとか嬉しすぎます。

【Fujiya1935】
ミシュラン大阪二つ星
食べログsilver 4.32
大阪府総合5位/64,347件
大阪府 イノベーティブ・フュージョン 1位
ゴエミヨ2021 3トック
※データ2022.01.22

■Ameba公式トップブロガー：♡みぃみの365日♡
■Instagram：miimi__miimi
動画沢山のストーリーは見応えあり
■miimiお洋服通販サイト：www.miimi-co.jp
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いつもありがとうございます。参考になりましたらイイネ、また気に入って下さったら保存、フォロー宜しくお願い致します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ᵖᵉᵏᵒ


最初に訪れたのは10年以上前。まだミシュラン大阪が無い時代。お家から徒歩5分だったことがキッカケです。雰囲気のある外観に惹かれて予約を入れました。その後、ミシュラン大阪が創刊された2009年いきなりの2つ星。2011年ミシュラン3つ星にUP。4年以上も3つ星をキープ。現在2つ星ですが進化し続ける名店です

■オーナーシェフ：藤原哲也さん
1974年4月1日大阪生まれ。親子四代に渡る生粋の料理人一家に生まれる。専門学校にてフランス料理／製菓を勉強後、ホテル勤務を経て、24才で渡伊。イタリアで修行後、勉強の為に訪れたスペインにて、先進的な現代スペイン料理の流れに啓蒙、スペインへ。シェフが現役の脳神経外科で有名な「L'Esguard（レスグアルド）」にて経験を重ねる。2003年に帰国後は、先代からのお店を引き継ぎ「Fujiya1935」をスタート。
1935年とは、四世代前の祖々父が米穀商を営む傍ら食堂を開店したのがFujiyaのスタートとのこと。先代の味は、こちらのすぐ近くでご家族が営む洋食屋フジヤで受け継がれております

■場所・外観
大阪のオフィス街に周囲とは異なる雰囲気を放つ邸宅レストランFujiya1935。改装後お初です。ミラー貼りが華やかです。塗りの壁や植木など、あたたかみ感じるセンスの良い外観です。
大阪府大阪市中央区鎗屋町2-4-14
堺筋本町より徒歩7分、谷町四丁目より徒歩8分


■エントランスからウェイティングスペースまで
ウェイティングスペース
扉を開けると、都会の喧騒から一転、落ちつきのある空間があらわれます。改装後は “水のオブジェ”がなくなり、そのかわりに大き〜な1枚板の木のテーブルが配置されています。テーブルの上にはとってもレアなオールドバカラが飾れています。数分後、二階のメインダイニングへと案内されます

■昼夜ともにおまかせ1コース
lunch：¥15120（税サ込）
dinner：¥27500（税サ込）
今回はdinner利用＋ペアリング

テーマ：【季節と記憶の食卓】

●乾杯：ペパーミントと木の芽のウェルカムドリンク

●桑名産ハマグリとタラの芽
三重県桑名産のハマグリの特徴はなんと言ってもその身の大きさ。中身がしっかりと詰まっています。上の白い泡はハマグリのジュースから作られたもので、旨み濃厚なハマグリエキスがお口の中いっぱいに広がり、絶品。可憐なお花は大根のお花なんだって

★ハマグリにはカリフォルニアの白ワイン
Pax Trousseau Gris Fannuchi
Wood Road Vineyard Russian River Valley 2019
パックス トゥルッソー・グリ ファヌッキー-ウッド・ロード・ヴィンヤード ロシアン・リヴァー・ヴァレー
ブドウ品種：トゥルッソー・グリ 100%
ロゼワインのようなピンク色ですが白ワイン。フレッシュで鮮やかなアロマ。ストロベリー、スイカ、バラ、プラム、ライチ、スパイス等が香ります。どのようなお食事とも合わせやすい柔軟性

●気泡をたくさん含ませたウスイエンドウ豆のパン
コレコレ♪Fujiya1935さんのスペシャリテです。パンがスペシャリテはなかなか無いでしょう？
独特の発想と最新の調理法から生まれた“気泡”を含ませたパンです。こぶし１つほどの大きさ。蒸しパンをさらにフワッフワにさせたような柔らかい食感がやみつきに。間に挟んだのはお豆のクリームとミント。あと3個食べたい♡

●富山湾内ホタルイカ イカスミ煎餅
めちゃくちゃ美味しい！富山湾内のホタルイカを軽くボイルして、パセリのソースと合わせたもの。黒いものはイカスミとホタルイカをペーストにして作った煎餅。
ホタルイカは外はぷりぷり♡中身はとろ〜り♡ワタの苦味がいい感じで旨み濃厚。パセリのソースと相性抜群！引き続き手でいただきます♪

★おそらく蛍烏賊とイカスミに合わせた赤
Hasumi Farm Chikuma River Wine Valley Series Pinot Noir
ハスミ・ファーム チクマ・リバー ワイン・バレー・シリーズ ピノ・ノワール
優しい味わいのナチュラルピノ。赤系ベリーの香り、柔らかな酸、程よくタンニンはあり

●京都長岡京の朝堀りタケノコ
たった今出来上がったばかりのタケノコを、藤原シェフ自ら持ってきて下さいました。ホッカホカ♡
1㎜も土に出ていない白子筍です。味付けはいっさいせずに、ボイルして軽くローストしただけの状態。自然界の甘みとは思えぬほど甘みが強くて美味しい！

★タケノコに合わせたワケじゃなくチェイサー的に注文したロゼシャンパーニュ
Bruno Paillard Brut Rosé Première Cuvée
ブルーノ・パイヤール・ブリュット・ロゼ・プルミエール・キュヴェ
ブドウ品種：ピノ・ノワール,シャルドネ
チェリーやブラッドオレンジのアロマ、フローラルで力強くエレガントな一本

●パン：ル・シュクレクール特注
あたたかくてふわふわ。小麦の優しい風味がたまらん♡
バターは動物性と植物性の2種類。
左：豚の背脂で作ったラードのクリーム。上にローズマリーとお塩／右：豆乳とアンチョビのクリーム
ウォールナットの木のテーブルに、楢の木のプレート、桜の木の取り皿、統一感と木の温もり感じる演出。ル・シュクレクールさんは大阪にあるパンの名店。東京ミツ星レフェルベソンス×ル・シュクレクールのコラボパン屋さんが出来たことで、東京でも知名度が上がりましたよね

●北海道バフン雲丹 あおさ海苔
めちゃくちゃ美味しい‼︎バフン雲丹をあおさ海苔で包んで揚げたもの。中からとろ〜りとろける半生の雲丹。サックサクの揚げた海苔とトロトロの雲丹がお口の中でいい感じにドッキング。食感と温度で五感に響く逸品。好みで福井県の地がらしをつけて

★雲丹とあおさ海苔に合わせたのは日本酒
みむろ杉 華きゅん 純米吟醸 生 おりがらみ
奈良県今西酒造のみむろ杉ろまんシリーズ春限定酒。フレッシュで爽やかなラムネのような吟醸香。軽快さの中に程よくボディ感があり、飲み口の良さだけでなく雄町の甘みとコクをしっかりと残した無濾過純米吟醸

●グリーンアスパラガスのスパゲットーニ
グリーンアスパラガスのみずみずしいシャキシャキ食感と、太麺パスタのモチッとした食感、まったく異なる食感のコラボが楽しい。シンプルながらも味わい深い逸品

★グリーンアスパラのパスタにはフランスの白
Domaine de Fondrèche Ventoux Persia Blanc 2019
ブドウ品種：ルーサンヌ100%
輝きのある明るいイエロー。白い花やエキゾチックフルーツのアロマ。ゆったりした芳醇な味わいにフレッシュさとわずかな塩味。アスパラガスと相性抜群

●長崎県対馬産のどぐろ「紅瞳」 山菜のスープ
通常でも高級魚のどぐろ、更に上級のブランドのどぐろ「紅瞳」は、対馬でしかとることの出来ない希少な釣り物のノドグロ。ナイフを入れると溢れ出るジューシーな脂、口に入れるとふんわりとろける身。旨み濃厚、まるで白身のトロ。
スープは、行者ニンニク、芹、ウルイ、花ウド、イタリアンパセリ、菊名などから取ったスープ。脂たっぷりのノドグロに苦味のあるお野菜のスープが抜群のバランス‼︎

★のどぐろにはフランス・ボルドーの白ワイン
Château Smith Haut Lafitte
Le Petit Haut Lafitte 2018
ブドウ品種：ソーヴィニヨンブラン80％,セミヨン20％
グラーヴの格付け、シャトー スミス オー ラフィットのセカンドラベル。新樽50%で10カ月熟成。よく熟した桃などを思わせる複雑味のあるアロマ。ミディアムボディのテクスチャー。ミネラルを思わせる要素も感じられ、バランスがよく取れたワイン

●手打ちのパスタ 花山椒
メインの前のお口直しとして。たった今のばして打った、本当の打ち立てパスタ！麦の風味や香りが濃厚に生きていて、通常のパスタと全然違う！麺と絡み合う花山椒のピリッとした刺激が心地よい

●バスク豚 葉玉葱
フランス産 バスク豚"キントア"。絶滅しかけていた純血度100％のバスク豚。バスク豚キントアは年間生産量2000頭、非常に希少価値のある豚なのだとか。バスク地方ってスペインだと思い込んでいたけど、スペインとフランス国境周辺で、フランス領にもバスク地方があるんですね。
ロースを塊で火入れしてカットしたもの。オーガニックな環境で育てられたキントアは、綺麗な色み、柔らかい肉質、香り高い脂、さっぱりとした口どけ。なのに、身の旨み濃厚で野生の力強さを堪能。ソースは香り重視の軽いジュ。玉葱の玉が膨らむ前に収穫した、淡路島産葉玉葱は甘くて柔らかい。Fujiyaさんらしいメイン

★バスク豚にはフランス・ブルゴーニュの赤ワイン
Domaine de la Vougeraie
Vougeot Clos du Prieuré Monopole 2016
ブドウ品種：ピノ・ノワール100％
明るい華やかさ、フローラル香、柔らかさ、そして、スパイシーな要素、黒豆のような旨味が凝縮した甘み、色んな味わいが広がるワイン

●三島独活のアイスクリーム
お野菜が入っているとは思えないほどマイルドな甘さで優しい味わい
三島 独活（ミシマ ウド）
3月の1ヶ月間だけで収穫が終わる貴重なウド。今から400年前、江戸時代に始まった技術のまま、また1年間、時間と手間をかけて自然の力だけで育てられるそう。現在では日本でも一軒しふか残っていないそうです。

●金柑とその皮のクリーム
カダイフで作ったパイ生地は、スーパーサックサク‼︎上はバニラクリーム、間には金柑とその皮のクリーム。悶絶級に美味しいデザート♡

●桜と苺とピスタチオ

●チョコレートボンボン
「作り立てです」と、藤原シェフがお席まで持って来てくださいました。とろ〜りとろける魔法の口どけ♡

●フレッシュハーブティー


【感想】
藤原シェフの経験や知識、持ち前のセンスから生み出されるイノベーティブなお料理は、味だけではなく色彩や盛付け、香りなどで五感に訴えかけ脳を刺激します。大地の恵みや自然との調和をコンセプトに、どれも緻密で洗練されたお料理ばかり。ひと口運ぶごとに目を瞑って集中して味わいたくなる奥行きのある美味しさ。強いメッセージか込められたコース構成で、ひと通り食べ尽くして来られた方ならよりいっそう良さが分かると思います。
またサービスを担当されている藤原シェフのお母様の接客が素晴らしく、お家に帰ってきた時のような安堵感で包んで下さいます。
最後は藤原シェフがお見送りして下さり、私達の姿が見えなくなるまで手を振って見送って下さいました。最後の最後まで幸せで包んで下さる素敵なお店です。

今回も『Fujiya1935』でしか味わえない世界観をしかと堪能。美味しかった！キュンなお誕生日の演出もありがとうございましたありがとうございます(ᴗ̤ .̮ ᴗ̤ )₎₎❤︎

こんにちは〜♡︎(°´ ˘ `°)
いかがお過ごしでしょうか♡

『Fujiya1935』
ミシュラン二つ星
食べログsilver 4.45
大阪府 総合 4位/71,837件
大阪府 イノベーティブ・フュージョン 1位
ゴエミヨ2020 3トック

★ジャンルは、モダンスパニッシュベースのイノベーティブ・フュージョン

Ameba公式トップブロガー：♡みぃみの365日♡
Instagram：miimi__miimi
miimiお洋服通販サイト：www.miimi-co.jp
★私の着る全てのお洋服をご購入頂けます★


3月のホワイトデーに連れて行って頂いた『Fujiya1935』の投稿となります。
お久しぶりの訪問でしたが、個人的に今までのFujiyaさんの中で1番良かったです(*´˘`*)♡


最初に訪れたのは10年以上前。まだミシュラン大阪が無い時代。お家から徒歩5分だったことがキッカケです。雰囲気のある外観に惹かれて予約を入れました。

その後、ミシュラン大阪が創刊された2009年いきなりの2つ星。2011年ミシュラン3つ星にUP。4年以上も3つ星をキープ。現在2つ星ですが今回が1番美味しかった！


■オーナーシェフ：藤原哲也
親子四代に渡る生粋の料理人一家に生まれ、料理専門学校にてフランス料理・製菓を学ぶ。卒業後はホテル勤務を経て渡欧。勉強のため訪れたスペインにて、先進的な現代スペイン料理に刺激を受け、星付きレストラン「L'Esguard（レスグアルド）』にて鍛錬を重ねる。2003年に帰国し『Fujiya1935』を開店。

1935年とは、四世代前の祖々父が米穀商を営む傍ら食堂を開店したのがFujiyaのスタートとのこと。先代の味は、こちらのすぐ近くでご家族が営む洋食屋フジヤで受け継がれております。


■場所・外観
大阪のオフィス街に周囲とは異なる雰囲気を放つ邸宅レストランFujiya1935。塗りの壁やレンガ、植木など、あたたかみ感じる素敵な外観です。
大阪府大阪市中央区鎗屋町2-4-14
堺筋本町より徒歩7分、谷町四丁目より徒歩8分。

■ウェイティングスペース
扉を開けると、都会の喧騒から一転、何とも言えない心くすぐる空間があらわれます。ここはウェイティングスペースとなります。
ブルーの円は “水のオブジェ”。水滴が表面張力で丸い粒のままクルクル回って落ちる不思議な仕組み。まずは一階のウェイティングルームで季節のお水（今回は桜湯）をいただいたあと、二階のメインダイニングへと通されます。

■テーブルセッティング
ウォールナットの木のテーブルに、ナフキン、グラスだけが置かれた状態です。
からの
飲み物注文後に、ナラの木から作られたプレートが置かれます。自然を感じでほっこりします。


■昼夜ともにおまかせ1コース
dinner：¥19,970（税サ込）
lunch：¥11,880（税サ込）


★本日のMENU：テーマ【季節と記憶の食卓】

Fujiya1935さんの特徴は、毎月貴重なお野菜（植物）をピックアップ。高級食材やブランド食材をとりあげず、こういう繊細で自然に優しい感性が好き♡
今回のピックアップお野菜は三島 独活（ミシマ ウド）。3月の1ヶ月間だけで収穫が終わる貴重なウド。今から400年前、江戸時代に始まった技術のまま、また1年間、時間と手間をかけて自然の力だけで育てられるそう。現在では日本でも一軒しふか残っていないそうです。


★Happy Whiteday
Drappier Brut Nature Roseで乾杯
完全無農薬とノン・ドザージュを追及したピノ・ノワール100％のロゼシャンパーニュ

●ハマグリ（三重県桑名産）、蕗の薹
桑名産のハマグリの特徴はなんと言ってもその身の大きさ。中身がしっかりと詰まっています。
上にはハマグリのソースが掛かっていてお口に入れると貝の旨み濃厚なエキスが口の中いっぱいに広がって美味しいです♡
黄色のお花は紅菜苔（こうさいたい）の花

●気泡をたくさん含ませたウスイエンドウ豆のパン
コレコレ♪Fujiya1935さんのスペシャリテです。
パンがスペシャリテはなかなか無いでしょう？
独特の発想と最新の調理法から生まれた“気泡”を含ませた気泡パンは、こぶし１つほどの大きさです。蒸しパンをさらにフワッフワにさせたような柔らかい食感がやみつきに。あと3個食べたい♡

●天然本モロコ（滋賀県琵琶湖産）
クレソンのソース
この日はホワイトデーだけにキュン♡2匹をくっつけてカダイフをつけてフリットにしたもの。カダイフって衣界の革命だよね！サックサク♡
お手手でいただきます♪

●ホタルイカ（富山県産）
めちゃくちゃ美味しい！
富山湾内のホタルイカを軽くボイルして、パセリのソースと合わせて。黒いものは、イカスミとホタルイカをペーストにして作った煎餅。
日本一美味しいと言われる富山湾のホタルイカは外はぷりぷり♡中身はとろ〜り♡ワタの苦味がいい感じで旨み濃厚。パセリのソースと相性抜群！
またカップルで出てくるから可愛い♡
引き続きお手手でいただきます♪

●三島独活 サヨリ（兵庫県淡路産） 温度卵のソース
生のサヨリの上にはカラスミ。中温の卵のソースと絡めていただきます。これがめちゃくちゃ美味しい！
今回のキー野菜である三島独活（ミシマウド）は、一般的な軟白うどと比べて、色が白くてアクが少なく、柔らかくてみずみずしくて甘い！
三島 独活（ミシマ ウド）。3月の1ヶ月間だけで収穫が終わる貴重なウド。今から400年前、江戸時代に始まった技術のまま、また1年間、時間と手間をかけて自然の力だけで育てられるそう。現在では日本でも一軒しか残っていないそうです。

●パン：ル・シュクレクール
小麦の優しい風味のパン♡
手前はラードにローズマリー、奥は胡麻と豆乳のバター。動物性と植物性の2種類とは面白い。
ウォールナットの木のテーブルに、ナラの木のプレート、桜の木のパンの取り皿、統一感と木の温もり感じる演出。
ル・シュクレクールさんは、名店御用達の大阪の人気パン屋さん。東京二つ星レフェルベソンス×ル・シュクレクールのコラボパン屋さんが出来たことで、東京でも知名度が上がりました。


●雲丹（北海道函館産） あおさ海苔
あおさ海苔でムラサキウニを包んで揚げたもの。
中から溶ろける雲丹がコンニチハ♡
サックサクの揚げた海苔とトロトロの雲丹がお口の中でいい感じにドッキング。食感と温度で五感に響く逸品。めちゃくちゃ美味しい！
こちらもお手手でパクッと( › ·̮ ‹ )♡

●ホワイトアスパラガス（香川県産）と蘇のスパゲテットーニ
古代のチーズ「蘇」とレモンで味付けしたパスタ。
これはプロにしか作れない偏差値の高いパスタだと思う。素人が作ったら絶対まずいはず。
全部が淡くて繊細だから、目を閉じて味わったよ。個人的に気に入りました♡

●シロアマダイ（長崎県産） 山菜のスープ
白甘鯛とともに、山菜と貝の風味を楽しむ一品。
お皿には白甘鯛、散らしたものはギョウジャニンニク、うるい菜、防風（ボウフウ）、木の芽、甘草など。
上からたっぷりのアサリとシジミから取ったスープをかけて完成。アサリとシジミから3分くらいですぐに取った出汁だからえぐみがなくピュアなお味なんだって。
スープはあっさりで塩気はほぼ無く、白甘鯛にしっかり塩気をきかせています。色んなお味がして、さぐりながら楽しみます。

●ワサビ（島根県益田市匹見産）のパスタ
自然の残る山奥で採れるワサビなんだって。辛くはなくワサビの風味をまとった優しい味付けのパスタ。
箸休め的な感じでいただきます。

●くぬぎ座牛（兵庫県淡路産） 玄米
肥料にこだわって育てられた淡路ブランド牛「くぬぎ座牛」は、いい感じに脂を落としているのにとっても柔らかい。
完全無農薬・無化学肥料「夢ごこち」の玄米リゾット。コシヒカリの品種改良から生まれた最高級品種のお米なんだって。モッチリの度合いがコシヒカリとミルキークイーンのちょうど中間ぐらいで、コシヒカリよりも一回り大きな粒なのだそう。

★楓の木のプレートが置かれました。
今からデザートが運ばれてきます。
●イチゴ（和歌山県産）とヨモギのアイスクリーム
苺は和歌山のまりひめ。緑の粉末状はヨモギのクランチ。キャラメルのペーストも美味しくて、生キャラメル的にそのままでも食べたい。

●金柑（宮崎県産）とその皮のクリーム
カダイフで作ったパイ生地は、スーパーサックサク‼︎
上はバニラクリーム、間には金柑とその皮のクリーム。悶絶級に美味しいデザート♡

●ホワイトチョコレートのボンボン
「作り立てです」と、藤原シェフがお席まで持って来てくださいました。めちゃくちゃ美味しい( › ·̮ ‹ )♡‼︎

●はちみつ（奈良県月ヶ瀬産）のケーキ
可愛いーーー( ⸝⸝⸝⁼̴́◡︎⁼̴̀⸝⸝⸝)♡
たっぷりのバターとはちみつが染み込んだ焼き菓子。作り立てなのでまだあたたかい。うんっ美味しい♡

●ハーブティー：カモミール


■感想
藤原シェフの知識や経験から生み出されるイノベーティブなお料理は、味だけではなく色彩や盛付けや香りなどで五感に訴えかけ脳を刺激します。

大地の恵みや自然との調和を大切にした藤原シェフのお料理はとても繊細で緻密。ひと口運ぶごとに目を瞑って集中して味わいたくなる奥行きのある美味しさ。ひと通り食べ尽くして来られた方ならよりいっそう良さが分かるお店だと思います。

またサービスを担当されている藤原シェフのお母様の接客が素晴らしく、お家に帰ってきた時のような安堵感で包んで下さいます。

藤原シェフと藤原シェフのお母様が、お店をあとにする私達の姿が見えなくなるまで見送って下さり、最後の最後まで幸せを提供してくださる素敵なお店だなとつくづく思いました。

今回も『Fujiya1935』でしか味わえない世界観をしかと堪能。美味しかった！最高です！
Fujiyaの皆さまありがとうございます


最後までご覧頂き誠にありがございます♡m(__)m♡

食備忘録2015.5

素敵な彼女との再会場所に選んだのは、ミシュラン大阪 三ツ星を四年連続獲得のモダンスパニッシュ・イノベーティブ
『Fujiya1935』

自然回帰的な内容でシンプルの極みです。


場所は、大阪のビジネス街 堺筋本町にひっそりと佇んでおります。

扉を開けると世界が変わります。
水滴が、表面張力で丸い粒のままクルクル回って落ちる “水のオブジェ” がある一階のウェイティングルームで、まずは“白樺の樹液”から採ったお水をいただきます。

オーナーシェフ藤原哲也氏は、親子四代に渡る生粋の料理人一家に生まれ、料理専門学校にてフランス料理・製菓を学んだ後、渡伊。勉強のため訪れたスペインにて、先進的な現代スペイン料理に刺激を受け、「L'Esguard（レスグアルド）』にて修行。2003年に帰国し『Fujiya1935』を開店。1935年とは、四世代前の祖々父が米穀商を営む傍ら食堂を開店したのがFujiyaのスタートとのこと。先代の味は、こちらのすぐ近くでお父様が営む洋食屋フジヤで受け継がれております。

■dinnerコース１種類 17490円（税込サ込）
コストパフォーマンスが素晴らし過ぎる

さてさて

☆まずはChampagneで乾杯 初めての銘柄

●こちらの特徴といたしまして、最初に生のお野菜がそのまま出されます。今回は“うど”

●ホタルイカのビスコッチョは手でパクッ
スタートから唸る♡

●独特の発想と最新の調理法から生まれた“気泡”を含ませたうすいえんどう豆のパン

●タラの若葉とタラの芽 揚げています。分かりにくいでしょ？これが絶品！こちらも手で。

●活け〆のアブラメ グリーンアスパラガス トマト

☆パンはシュクレークールさん
多くのミシュラン店御用達店。ウォールナッツの木のテーブルに、アカシヤの木の皿、桜の木のパンの取り皿、統一感のある演出

●毛ガニと空豆と金針菜の花とカタクリの花
なんて繊細で美しいのでしょう

☆こちらの白ワインは、輸入一本に50円の寄付、お料理の味を生かす控えめで上品なお味の白。美味♡

●目にもシンプルなこちら。お写真では伝わらないじつは めっっっちゃ美味しかった☆ ほんのり温かいトマトの透明なスープとフレッシュモッツァレラチーズ。誤魔化しの利かない一品、さすがプロですねぇ～

●甘鯛 春キャベツのソース

●カッペリーニ 甘鯛・ウニ・スナップえんどう。不思議なお色。もちろん絶品恋の矢

●6週間熟成させた但馬牛 三度豆と葉わさびの若芽 脂を落としたヘルシーな仕上げ。

●ハッサクの粒つぶとその綿のクリーム ココナッツアイス
楽しい～～～♪

●春の花とハーブ マスカルポーネ カモミールのジェラート。美しいお花をたくさん食べました身も心もお花畑～

●はちみつのケーキ・能勢産大粒のいちご


土の香りがするというか大地の恵みを意識させられるというか、自然との調和を堪能させてくれるお店。
お料理に限ったことではないですが、美を追求していくと自然回帰に戻っていくように思います。退化ではなくこれが進化なのだ という自然の哲学を学びました。

実は三ツ星を獲得後すぐにお伺いしたのですが、その時は正直ピンときませんでした。恵比寿のロブションのような The“絢爛華麗”といったイメージが洋食における私の三ツ星のイメージだったのでしょう。（※ロブションも好きです♡）

人工的なものは飽きるし、やはり地球の神秘には敵わないと気づき始めたからこそ、こちらのお店の良さが分かってきたように思います。

意識レベルの高い友人も共感同感して下さり、素敵なレディと素敵なお料理に挟まれて、Wで美味しいひと時となりました。ありがとうございます♡m(_ _)m♡

三ツ星 『Fujiya1935』

2度目の訪問。大地の恵みを意識させられるというか、自然との調和を堪能させてくれるお店♡
美味しくて感動！とかはないけれど^^;、欠点も見当たらない！

和食以外の大阪唯一のミシュラン三ツ星。ジャンルはスペイン料理ベースのフュージョン。確かにフレンチともイタリアンとも違う。

ウェイティングに白樺の樹液から採った水を出してくれたよぉ。珍しいねぇ〜(^-^)/
季節物の鮎も、ここではこんな感じに☆美しい☆

お肉のメインは赤牛でした。チョコチョコと14種。デザートだけで4種でたよ♡
タケノコの里みたいなものはアイスでしたぁ♡

食を突き詰めていくと だんだんと自然回帰に戻っていくのかもぉ。
人工的なものは飽きる、やっぱり地球や自然には敵わないんだと気づく時がくるんだろうなぁ...（真面目か〜^^;）