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熊鷹さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
sfida(スフィーダ)
|
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受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2021 選出店
食べログ イタリアン WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | イタリアン、パスタ、イノベーティブ |
住所 | |
交通手段 |
JR大阪環状線 天満駅 徒歩8分 天満駅から389m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
ディナーのみ サービス料10% |
席数 |
24席 (テーブル24席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有り |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可(小学生可) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2000年12月2日 |
備考 |
ご予約の方は、弊社ホームページに専用予約サイトがございますのでご利用下さいませ。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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コロナ禍が去ったわけではないが、徐々に活気を取り戻しつつある経済。飲食業界の受けたダメージは想像を絶するレベルだと思うだけに、ほんの僅かでもその再生に貢献したい思い。
毎年を特別な月と定めている10月。今年は難しいかとも思ったが、前述のとおり徐々にではあるが人の動きも活性化しつつあり、特別な時間を過ごすのにここ、sfidaを選択。
年に一度の時間なので、それなりにリッチな料理をと少しランクの高いコースを予約。
お店は、地下鉄扇町駅から徒歩で5分少々か。車も行き交うとおり沿いの角に構える。高級感漂う、2重になってる扉を開けると、穏やかで明るい感じのスタッフの方々が迎えてくれる。
予約の少し前に訪れた時点で客は我々だけ。幾つかのテーブルにはフォークとナイフが並べられてあるからもう何組かは予約が入っているのだろう。
通されたのは入口から一番遠い窓際・壁際の席。壁には上品な小物がディスプレイされていて、その灯りがテーブルを照らす。非常に落ち着く席で、先ずは安心感を得る。
今年もこうした時間を過ごせることを喜びつつ、先ずは生ビールとブラッドオレンジジュースで乾杯。いよいよコースの始まりである。
先ずは幾つかの前菜たちが次々と登場する。最初は奈良産の無花果を使ったペースト状のソースとフォアグラを挟んだパンのようなもの。手でお召し上がりくださいとの案内のとおり、つまんで口へ。一口では勿体なく、かじって見る。無花果の甘さが口いっぱいに広がって、おやつのような感覚。フォアグラの存在は控えめで、無花果ソースの甘みの間に独特の舌触りを楽しむ。
次にかぶらを餡状にした真ん中に鱈の白子を軽く炙った物を配した二品目。かぶらと白子を一緒にスプーンですくって食べる。これがまた上品な味わいで美味しい。いきなりフォアグラと鱈の白子。前菜から高級食材が並び、ランク上のコースにしといてよかった、と早くも納得。
お次が太刀魚。岩塩と青大根、芽ネギに小シソの実を華麗にトッピングしたものが、石の上に盛られて登場。なるほど、テーブルに備えられたのがナイフとフォーク、スプーンだけでなく、箸があるのはこのためか。まるで料亭で和食を楽しむかのようなラインナップに意外性と楽しさを感じる。もちろん味は絶品でこれもかなり上品。
さらには鮑が登場。海老芋の上にしっかり分厚い鮑。間には肝のソースが施されていて、鮑・海老芋に肝ソースを絡めるとこれが最高に美味い!鮑は柔らかくもしっかり歯ごたえがあり最高。前菜の段階でこれだけ高級食材が並ぶ流石のコース。
バラエティに富む前菜たちの次はパスタが登場。和歌山産のカマスを身をほぐしたオイルパスタ。そこにふんだんにカラスミがまぶされていて海の香りがテーブルに満ちる。このパスタがまたまた最高。カマスとカラスミの塩気とオイルとの絡みが絶妙で本当に美味い。これまで数々のイタリアンで数々のパスタを食してきたが、この一品は一二を争うほどのレベル。
次は魚のメイン。金目鯛に見た目も鮮やかなブロッコリーのグリーンソースをあしらった一品。金目鯛の皮はナイフを入れるとパリッと小気味良い音をあげるぐらいにカリカリに焼かれていて、身の方はふんわり。ブロッコリーソースを絡めて千切り状にトッピングされた野菜たちと一緒に頬張る。これまた美味い。ここまではかなり海の幸をふんだんに使った内容だ。
次にお肉のメイン。「門崎丑」と書いて、かんざきうし、と読む、岩手産のお肉をレア状に焼き、その上に九条ネギと卵黄がトッピングされたもの。さらにそこにトリュフをふんだんに削ってくれて、一気に豪華さが増す。卵黄は半熟かと思いきや、ナイフを入れても崩れない程度の茹で加減で絶妙。ソースはすき焼き風でここでも和テイストが香る。
ゆったりと配されるコース。気がつけばいい感じにお腹は満たされていて、料理は〆の一品へ。これまたイタリアンのイメージを覆す、焼きおにぎりが登場。牡蠣味噌が塗られていて間違いのない美味しさ。奈良の農家と契約したというほうじ茶と共にコース料理をフィニッシュ。
そしてお待ちかねのデザート。これにまた驚かされる。ほうじ茶のアイスを鳴門金時のクリームでくるんだモンブラン。見た目の華やかさと控えめな甘さがいい意味でアンバランスで、すごく美味しい。好きだがどうしても甘さが強調されるといったモンブランのイメージを裏切ってくれると、連れも大絶賛。
更には栗のカヌレも登場。秋をイメージさせるディッシュディスプレイも洒落ている。少し苦めのコーヒーでコース終了。見た目と味と雰囲気と、至福の2時間半。それぞれに料理を担当しているのか、2人のシェフも爽やかで好感が持てる。スタッフの方々も実に丁寧、かつ、爽やかな応対で、肩肘張らずに高級コースを堪能できた。
この手のお店は、一度これで満足、と思うか、また来たい、と思うか。迷わず後者の印象を与えてくれる良店だ。