肉食堂を名乗っていますが、肉以外の料理もとっても美味しかったですよ♪ : イタリア肉食堂PERO 天満店

天満で軽く一杯やっていこうと思い立ち寄ったお店が、
「イタリア肉食堂ＰＥＲＯ」さん
でした。
お店は『扇町公園』の北側をホンのちょこっと行った所にあります。
入店時間は１７時５０分。
この時点での１階の先客は、ペア客１組、トリオ客２組の合計８名。
こちらの席数は、１階のオープン・キッチン前にカウンター４席、三～四人くらい座れそうな丸テーブルが３脚が有りました。また１階の奥には、二人テーブル２脚、四人テーブル４脚も有りましたよ。その他に２階にも３０～４０人くらいが入れそうなフロアが有るそうなので結構な人数を捌けるお店なんですね。
で、私はカウンター席に着席です。
じゃ、ドリンクから注文しましょうか。今日はガッツリいくつもりもないので、
１．「角ハイボール」￥４５０
くらいにしときましょう。
続いてフードもオーダーしましょう。今日は以下の三品をオーダーです。
２．「前菜盛り合わせ」￥１，２８０
以下の９種のアンティパストがお皿にのっかってサーブされてきました。また、別にバゲットも後から付いてきましたよ。
（１）やげん軟骨とブロッコリーのペペロンチーノ
ニンニクのパンチ力、唐辛子の辛味、オリーブオイルの風味とオイル感の全てが弱めのさっぱりしたペペロンチーノ。やげん軟骨はしっとりした感じだったのがちょっと残念。私の好み的には焼鳥みたいなパリッとした感じだった方が好みに合ったんじゃないかなぁ。
（２）鶉卵のバルサミコ酢漬け
バルサミコ酢で鶉卵の表面は真っ黒に染まっています。なのでバルサミコ酢の甘酸っぱさが鶉卵によく染み込んでいますねぇ。ちょっと酸っぱいめです。この甘酸っぱさの後に微かに来る茹で玉子感がなかなかイイですねぇ。
（３）ピクルス
蓮根・パプリカ・人参・胡瓜・セロリが柔らかくなるまでよく漬け込まれています。でも、酸っぱさは程良い感じでツマミにピッタリのピクルスでした。
（４）ローストビーフ
ローストビーフ２枚にアラビアータソースがかかっていました。アラビアータのピリッとした感じって以外とローストビーフに合うんですね。
（５）フリッタータ
フリッタータ２カットにはトマトソースとパルメザンチーズがかけられていました。ほうれん草のフリッタータはアンティパストの定番。玉子料理はお酒の良いお供になりますよね。
（６）カンパチのカルパッチョ
カンパチにはオレンジの切り身がのっかるオレンジソースがけです。カンパチが思いの外濃厚で脂がよくのっています。この濃厚なクドさをオレンジの柑橘系な感じと仄かな甘味が爽やかに包んでいる感じで美味しかったです。
（７）蛸のアラビアータ
ニンニクのパンチ力と唐辛子のピリッと感は少し弱めかな。トマト感が強いアラビアータソースです。でも、その方が蛸には合っているかもしれませんが。
（８）パスタフリット
その名の通り揚げパスタに塩を振りかけてあるモノ。パスタは“カペッリーニ”ですかね？ポッキーみたいな感じの食べ物なのでビールやハイボールに合うアテですね。
（９）アンチョビのポテサラ
私ごときの味覚ではアンチョビ感は殆ど感じられなかったなぁ。それよりもピクルスなのかなぁ？の酸っぱさが強いポテサラでした。
（１０）バゲット
先程の“アンチョビのポテサラ”用のディップとしてバゲットが２カット付いていました。
３．「さんまとたっぷり野菜のカルトッチョ～紙包み焼き～」￥９８０
本日限定三食のみの料理として店員さんから強くお薦めされました。“カルトッチョ”とはイタリアの紙包み焼きの事を言うそうです。包んだ紙を開くと秋刀魚と野菜の良い香りが鼻を擽りますねぇ。具材は秋刀魚以外に菜の花、人参、オクラ、スライスレモン、パプリカ、茄子、トマトが入っていました。良い感じに秋刀魚が野菜の水分で蒸されており美味しいです。野菜が秋刀魚の魚臭さを抑えているし、逆に野菜には秋刀魚の旨味が染み込んで美味しく蒸し上がっています。お互いがお互いを高めあっている感じですね。正に相乗効果です。
４．「王道からあげ」￥５８０
衣は割合薄めでカリカリ。味付けは若干スパイシーかな？くらいの薄い感じで塩胡椒も凄く弱め。でも、その分鶏肉はジューシー。熱々の内にいただくと肉汁が迸り美味しいです。
そんな感じで１時間３０分程お店でゆっくりしてからお店を後にしたのですが、なかなか良いお店でした。店員さんの対応も良く、フードもとても美味しいのに結構リーズナブル。また、使いたくなるお店ですね。今回は肉バルなのに殆ど肉料理を頼まなかったから次回は肉料理中心にオーダーしてみようっと。