初のぶっかけうどんを堪能 : 江戸堀 木田 讃岐うどん

大阪のくいだおれツアーは江戸堀木田さんへ。
提供時間がゆっくりなので、混まない14時45分ごろ訪問。
それでも先客3名。
後客2名と人気。
こちらのお店は生醤油うどんがオススメとなっており、今回は訪問期間も短かったので、初のぶっかけうどんを注文した。

■ ちく玉天ぶっかけ
注文してから打って切って茹でてで、30分後到着。
その間に瓶ビールを呑みながら、揚げうどんと漬物を食べて談笑しながら待つ。
この漬物の白菜がとっても美味しい。
「遠い所わざわざ来てくれたお礼」とのことで紅生姜天もサービスしてくれた。
紅生姜天は厚みがあるけど、柔らかめで、サクサクころもが美味しい。
そして、30分ほど経ってうどんが到着。
麺線の美しさは生醤油うどんだけど、初のぶっかけうどんに期待。
啜るといつもの素晴らしい伸びやかでツルツルのうどんは健在。
甘めのつゆにちくわ天、半熟玉子天がベストマッチ。
特に半熟玉子天は濃厚な黄身との相性が良い。
うどんの細めな感じは生醤油と酢橘の良さが生きてくるけど、天ぷらはぶっかけかな。

今度は温かい生醤油を食べよう！
ごちそうさまでした。

営業先との商談が終わって、予定通りに木田さんへ。
仕事前にきりん屋さんでうどん。
仕事後に木田さんでうどん。
木田さんではイチオシの生じょうゆうどんにかやくごはんと天ぷらを注文した。

出来上がりに時間が掛かり、この日は40分後に提供される。
「打ちたて、切りたて、湯がきたて」コレを大事にしているので、注文が入ってから生地を機械で伸ばして行き、細目に切って、それをゆっくりと茹でる。
やはり時間に余裕を持って行きたいので、12時ごろよりも14時過ぎの方が空いている。
それまで揚げうどんを食べながら待つ。

■ 生じょうゆうどん
久々の生じょうゆうどんは食べ方のレクチャーを受ける。
うどんに対して垂直に薬味のネギと大根おろし、生じょうゆを掛けて、最後に酢橘をギュッと絞る。
うどんは2本ずつ食べて行くとキレイに解けて食べられる。
相変わらずの瑞々しいうどんは伸びがあり、しなやか。
初回ほどの感動は無くなったが、やはり期待通りの美味しさ。
素直に冷たく締めたうどんの美味しさが存分に味わえる。

■ 半熟玉子とちくわの天ぷら+ガリ天
ガリ天は久々の再訪を伝えたらサービスしていただいた。
天ぷらは揚げたて。
サクッとコロモの軽さがよく出ている。
ガリ天は割と厚め。
子供の頃は紅しょうがの天ぷらが嫌いだったけど、関西版大人の味。

■ かやくごはん
うどんや天ぷらに比べると、控えめながら充分に味のあるかやくごはん。
上に乗った枝豆がとてもいい。
店主が道頓堀出身で、お兄さんがかやく御飯大黒を営んでいるとのこと。

最後は出汁をサービスで提供してもらい、終了。
ちょうど1時間で店を出る。
ごちそうさまでした。

出張で大阪へ。
何を食べるか迷ったときはうどん百名店をチェック。
肥後橋の近くに木田さんを見つけた。
まだ行ってなかったので、時間に余裕もあるし行くことにした。

到着は14時45分。
先達のレビューには「待つ」と書いてあったが、流石にこの時間ではそんな事もなく、先客1名のみ。
注文は迷ったが、初めてなのでイチオシとある生じょうゆうどん+かやくごはん定食にした。
うどんは茹で時間が15分ぐらいかかるとのこと。
急いでないのでゆっくり待つ。
茹でている間に揚げうどんとお茶が出された。
お茶は冷たいお茶なのがいい。
喉が乾いていたので、ガバガバ飲む。
そして揚げうどんをポリポリ食べる。

途中も談笑しながら、何度もお茶を注がれる。
揚げうどんの塩気をゆっくり堪能。
こう言うシンプルな味は家や居酒屋では口寂しいとパクパク食べるだけで、味わって食べない。
たまたま店が空いている事もあるが、ゆっくり待って、じっくり味わう雰囲気になれる空間はとてもいいと思う。

待つ事15分。
いよいようどんが到着。
うどんがむちゃくちゃキレイ。
ピカピカである。
薬味とかやくごはんが付いている。
「来店が初めて」と伝えたら店主の食べ方の指南が始まった。
うどんに対して薬味の大根おろしとネギを垂直に一列に乗せて、醤油も同じように縦に2往復半ぐらいかけて、酢橘を絞って完成。
麺を2本ずつ取れば、常に真ん中らへんで薬味が当たり、いい感じに味に変化がつくとのこと。
またうどんは結構長いみたいで、真ん中で上に持ち上げればキレイに解けていく。

ピカピカの美しさと伸びのある麺は、キンキンに冷やされているのにしなやかである。
これに大根おろしの甘苦味と醤油の甘さと塩味。
酢橘の香りが全体を盛り上げてくれる。
啜ってからの喉越しまで文句ない。
ここまで一体感のある麺もなかなかお目にかかれない。
店主がどうしたいのかがはっきり分かるので、食べる方も受け入れやすい。
素直に美味しい。

更にかやくごはんの味が優しいのに複雑である。
味が重なり合って一つになっているとも言えるし、かき込まずに少しずつ食べていくといろんな味がする。
かやくごはんの方が上手いと言う人もいるが、自分はうどんの方がインパクトがあった。

また来たい店となってしまった。
来月無理にでも行けるようにしよう。
お客様との時間をうまく調整せねば。

ごちそうさまでした。