心に響く癒しのお料理☆シェフ渾身の絶品イタリアン : GIOCARE

■第3回目訪問（2013年8月）
以前からコスパの高さが群を抜いていた、GIOCAREさんのランチですが
久々にお邪魔すると、なんとさらにお値下げ！

・パスタランチ　700円
スープ、サラダ、パスタ（2種～選択）、パン
・前菜付ランチ　900円
冷前菜、温前菜、スープ、パスタ（同上）、パン
（飲物は+100円、ドルチェは+200円）

今回は冷前菜・温前菜が両方食べられる、900円のランチを注文。

■瀬戸内真鯛のカルパッチョ（冷前菜）
何ともおしゃれなグラスで登場した冷前菜。
プリっとした真鯛は、甘いトマトや濃厚なアボカド、水茄子と共に。
程よい酸味のトマトジュレが、いいアクセント。

■さつまいものポタージュスープ
甘藷を使ったほっくりした甘さのポタージュ。
ベースのブイヨンがしっかりしているのか、甘さだけでなくコクも十分。

■ひき肉と野菜のポルペッティ（温前菜）
イタリア風肉団子「ポルペッティ」は、ほろっと柔らかく優しい味。
玉ねぎやさつま芋、じゃが芋も、甘味が濃厚！
サッパリしたドレッシングと粉チーズが全体をまとめているので、
夏でも重すぎず爽やかに楽しめる肉団子でした。

■パンチェッタとバターナッツ南瓜、はなびら茸のクリームパスタ
まったり濃厚なクリームソースには、
2週間熟成の塩漬け肉（パンチェッタ）の旨味が。
角切りのズッキーニやバターナッツ南瓜も、クリームソースによく合います。

これまでは「めくるめく感動の未体験パスタ！」という印象でしたが、
今回のパスタは、安定した万人受けする味わい。

シェフが変更になったためか、以前は5種類から選べた種類豊富なパスタや
メイン付きランチはなくなってしまいましたが
依然、コスパの高さや丁寧なお料理の説明が嬉しいランチタイムでした。

ごちそうさまでした！
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■第2回目訪問（2013年2月）
前回のディナー訪問時、あまりの美味しさに感動の嵐だったGIOCAREさん。
今回は、手打ちパスタが揃うランチタイムに。

ランチは900円～1,000円、全てに自家製パン・前菜・スープ付き。
パスタ5種類、肉、魚の7種類の中から選べます。
ランチでもきちんとメニューや素材の説明をして下さり、ワクワク♪

■とうもろこしと豆のスープ
■自家製パン（お代わり可）
なめらかな口あたりのスープは、ゴロゴロ入ったひよこ豆が嬉しい食べ応え。
生クリーム入りの自家製パンは、
前回のディナー時のパンとはまた別の美味しさ。
柔らかくほっくりした優しい甘味で、周りのテーブルからも「パン美味しい！」の声が。

■前菜　鶏肉の低温調理ショーフロア
メインのように美しく、ボリュームある1皿。これ、前菜ですよね・・・？
しっとり鶏肉に、卵風味のまろやかなソース。
下に敷かれたクスクスと、刻んだ香味野菜のようなソースがいいアクセント。

■パスタ　日向鶏とオリーブのトマト煮を巻いたカネロニ　ホワイトソース仕上げ
またまた想像以上のボリューム、太いカネロニがドーンと2本も！
平たいパスタで巻かれた中身は、トマトの旨味たっぷりの鶏肉とオリーブ。
ホワイトソースやチーズが絡み、ラザニアぽい♪
シャキシャキのスナップえんどうやトマト、茸など付け合わせも充実。

今回も期待を上回る、本気度満点のお料理たち。
千円ランチと思えない丁寧なお料理の味わい、店内をキビキビと笑顔で動くスタッフさんの温かい接客。
オフィス街らしくスピード感もあり、30分少々で飲物までしっかり堪能。
毎回お腹も心もいっぱいに満たされるお店です。

ごちそうさまでした！
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■初回訪問（2013年3月）
北浜駅徒歩数分のイタリアン、GIOCAREさん。
高級そうなイメージで、職場から近いのになかなか足を運ぶ機会がありませんでした。

地下にあるお店は、想像以上に広く開放的。
30名ほどの宴会も出来るそうです。
爽やかなスタッフさんに案内され、シックな黒のカウンター席へ。

通常の紙メニューに加え、ビッシリと「本日のおすすめ」が書かれた大きな黒板メニューも。
前菜と手打ちパスタに、ワインを注文しました。

前菜3種盛りをハーフで、かつ1品をキッシュに差し替えをお願いしたところ
カウンターの向こうで細やかに働く女性シェフが
快く引き受けて下さいました。ありがたや～

先ほどのスタッフさん（ソムリエさん？）に相談しつつ、まずは甘口のスパークリングから。

■スパークリングワイン（グラス）　700円
Villa Jolanda Moscato D'Asti （モスカート・ダスティ）
軽くクセのない口当たり、微発泡性の甘口イタリア産ワイン。
マスカットぽい、ぶどうの甘みとフルーティさ。
　
10分弱で大きな前菜のお皿が運ばれてきました。
思わず「わー♪」と黄色い声を上げてしまう、繊細で美しい盛り付け。

◇前菜3種盛り（ハーフ）690円（通常1,380円）
■春キャベツのキッシュ
アパレイユ（中身の部分）はクリーム多めで、なめらかな口当たり。
たっぷり春キャベツの甘み、食べ応えある鶏肉。
最後に残るほんのわずかなキャベツの苦味が、春の風を感じさせます。

■いわしと卵のニース風サラダ
丁寧に下処理されたいわしは、しっとりしつつも濃厚な旨み。
ニース風ぽく、ゆで卵やじゃが芋も一体感抜群。
ハッとするほど味の濃い「うすいえんどう」や、銀杏の苦味が程よいアクセント。

■ヤリイカのファルシ（詰め物）、オマール海老の煮込みアメリケーヌソース
ひとくち食べると、ズガンと感じる海の香り！
ヤリイカも、柔らかくて甘～い！
中に詰まったクスクスや煮込まれた玉葱にも、ヤリイカの旨みが染み渡っています。
どことなく和風ぽいのは、「いかめし」の連想？

感動しつつ前菜を綺麗にいただいたところで、パスタが到着。
パスタ生地から全て手作りらしく、黄色く大きなパスタ生地の塊も見せて下さいました。

■シャロレー仔牛のラグー赤玉葱の自家製ラビオリ　バター仕立て　1,600円
鮮やかな黄色がまぶしい手打ちのラビオリ。
中には、茶色になるまで炒めた赤玉葱たっぷり。

ゴロンと塊で入っているお肉は、「シャロレー牛」という脂肪が少なめの品種。
フォークで崩せるほど柔らかく煮込まれつつも、
しっかり感じる、牛肉の力強い風味と旨味。

玉葱の旨味たっぷりのラビオリと力強いお肉に、
バターソースが合わさると・・・
くぅ～、もう地団太をふみたくなるほどの、ものすごい旨みの海に溺れそうです！

綺麗な赤色は、なんと苺。これを合わせると・・
ふわ～っと目の前にお花畑が広がるような、柔らかな旨みに変身♪
これは苺が入って始めて完成するような、ものすごいバランスの一皿ですね。
　
■自家製パン（サービス）
コロンと小さめながら、驚くほどの力強い風味。
クラム（パンの内側）はちぎるのが困難なほどみっちり、クラスト（パンの表皮）もカリっとハード。
味わい深い甘味の秘密は、たっぷりの蜂蜜とブランド小麦「はるゆたか」。
オリーブオイルで、フルーティーな香りがUP。

生地から手作りのパスタや目が覚めるような前菜、こだわり満点の自家製パンまで
全てに作り手であるシェフの真剣さ、
「美味しい物を食べてほしい」という思いがこめられていました。
あまりの美味しさに、食べながらこちらの背筋まで伸びてしまうほど。

ほんの1時間ほどでしたが、料理やお酒の提案をして下さる爽やかなスタッフさん、
笑顔の素敵な女性スタッフに、心底癒されました。

お見送りの際に、シェフを見てさらにビックリ。
「本当にこの方が？」と思うような、華奢で小柄な女性シェフです。

今回は初来店でワインのお値段もサービスして下さり、料理の注文にも細やかに対応いただき、
毎月でも通ってしまいそうな予感。
数限りなくあるシェフのメニュー、
居心地よいサービスにいきなり大ファンになってしまいました。

ごちそうさまでした！