所々に個性があって良いですね : ネパール&インド料理 Manakamana

大阪食べ歩き5軒目は、こちらのネパール料理店です。
ダルバート食堂さんには翌日伺う予定があったんですが、やはり大阪でも一度は本場風のお店に行っておきたいなと、割と評価の良さ気だったこちらのお店の方をチョイスさせてもらっちゃったというわけです。

お店自体は地下にあるので、表向きはそれ程派手なアピールはされていなんですが、中はちょいムーディーに、しっかりとネパール風の雰囲気作りがされています。

-料理-
やはり一般受けを狙ってか、オーソドックスなインド料理が多めに見えますが、定番系を中心に、ネパール料理も良い感じに揃っています。

頂いたのは勿論ダルバートで、ノンベジのマトンをチョイスさせてもらっちゃいました。

構成としては、ダル、マス（マトン）、タルカリ、サグ、筍のアチャール、チャトニ2種、ダヒ、バートといった感じになっています。

ダルは見た目ドロドロ風ながらも、それ程豆が溶け込んでいなく、割とサラッとしています。
程良い塩気に、ニンニクの風味がほんのりと、シンプルながらも凄く味わいやすく仕上げられていました。

マトンは骨無しで、割と抑え気味な味わい。
日本人向けに合わせてくれてあるのか、癖も殆どなく、ちょいインパクトに欠ける感じでしょうか。
まぁ決して悪くはないんですが、如何せんパクチーの量が多く、ほぼそちらの風味しか感じられなかったりも（ぇ

タルカリ、サグは至ってオーソドックス。
前者は割と素朴な感じでしたが、後者は意外にもしっかりとした味付けがされていたりと、もうそのままでも普通にいけちゃうぐらいでした。

アチャールでは珍しく、何と筍を使用しています。
実際の味わいはほんとまんまといった感じなんですが、こういったものもあるんだなと、これはこれで普通に楽しませてもらえちゃいました。

チャトニは、トマト風味のものと、パクチー風味のものが２種。
どちらも辛味は抑え気味と、混ぜ混ぜして頂くには丁度良いぐらいの味わいでした。

あとマトンチョエラも頂いたんですが、こちらは肉だけではなく、大量のキャベツも一緒に絡められています。
しかも、ただのキャベツではなく、アチャールのように香ばしく、そして酸味も多少加えられていたりと、しっかりとチョエラ風の仕様に仕上げられているんです。
単体としては勿論、ダルバートのおかずとして普通にいけちゃう感じで、ほぼこの日のメインとして、じっくりとその旨味を堪能させてもらっちゃいました。
ただ、メインのマトンの存在感はちょい薄目なので、この辺りを期待していると、ちょいとガッカリしてしまうかも？


-コメント-
うん、予想していた通りというか、これはまさにネパールテイストですね。
まぁちょい値が張りはしますが、これだけのものが頂けるんですし、個人的には全く問題無かったです。
あと今回は好物のマトンをチョイスさせてもらったんですが、実は山羊のカレーがデフォで選べるんですよね。
ネパール料理店の多い新大久保でも、常に提供できるお店というのは少ないですし、こういったところにも、他ではない魅力を感じられます。

しかし、この北浜エリアというのは、ほんとカレー関係のお店が多いですね。
こちらのお店を含め、カシミールさん、ナッラマナムさん、ボタニカリーさん(ちょい離れてますが)と、他にもそれっぽいお店が何軒も見受けられました。
偶然なのか、もしくは東京の神保町みたいなエリアになっているのかは判りませんが、カレー好きとしては、ほんとワクワクの止まらないエリアであったのは間違いなかったです。