盛り付けの心遣いが嬉しい！ : 地鶏個室居酒屋 三嶺 梅田店

梅田芸術劇場に観劇に行ったり、
ロフトにぶらっと雑貨を見に行ったり、
茶屋町にはときどき行きますが、
意外と茶屋町で飲んだこと無かったなー。

ということで、
今回は茶屋町にやって来ました。

当たり前ですが、
結構お店がいっぱいありますね。

友人とじっくり話したいこともあり、
完全個室という、こちらのお店にしました。

『地鶏個室居酒屋 三嶺』

三嶺と書いて、みうねと読むんですね。
こちらのお店の地鶏は、徳島県の阿波尾鶏を使用しているそうですから、
店名の由来は、三嶺山でしょうか。

三嶺は、徳島県と高知県にまたがる標高1893メートルの山で、二百名山に登録されている名峰。

私は、山には詳しくないのですが、
三嶺を形成する稜線は、百名山でもある剣山とつながっており、テント泊を想定した縦走をする登山客やトレイルランナーに人気のある山だそうです。

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さて、お店は、梅田の茶屋町。
NU茶屋町の近くにあるマクドナルドの裏側にあるビル、
茶屋町ビルの二階にあります。
梅田芸術劇場からも近いです。

まず入口で靴を脱いで上がり、お席へ案内されます。
席は一部屋ずつ壁で仕切られており、黒いカーテンがかかっています。
掘りごたつ式の、足を下に下ろせるテーブルです。

個室内は薄暗くて、パーソナル感がある空間ですから、デートや密会（笑）にも使えそうです。

営業時間は夕方16時からと結構早め。
まだ明るい時間から飲めるのは嬉しいです。
せっかくなので今回は、早い時間帯からスタートしました。


テーブルには、おしぼり、お箸、お皿とお椀がセッティング。
赤い紙ナプキンが置いてあることにより、黒いお皿が映えて見えますね。


まずは、一杯目。
◆ライムハイボール（角）
ハイボールは、角、トリスから選べたので、角のハイボールを注文しました。

ハイボールはバリエーションが豊富にあり、
定番のジンジャーハイボールの他、
桃ハイボール、カルピスハイボール、パインハイボール等もありました。
選べる楽しさがありますね。


◆お通し
まず１つめのお通しは、とり皮ポン酢。
ひとり一小鉢ずつあります。
シソの花が添えられていて、美しいですね。

２つめのお通しは、枝豆。
お酒と枝豆の組み合わせは、最強ですよね。

枝豆には、たんぱく質のほか、ビタミンB1やB2、カルシウム、ビタミンCに葉酸も含まれています。

たんぱく質に含まれるアミノ酸の一種「メチオニン」には、アルコール分解を助ける効果がありますし、
脂質のうちのリン脂質には「レシチン」が含まれており、「レシチン」は脳の神経伝達物質をつくる役割と、肝臓にたまった脂肪を分解する役目を果たしてくれます。

つまり、お酒を飲むときにピッタリなのが枝豆なんですよ。
本当に嬉しい組み合わせ。そして、最強！


お通しをいただいている間に、
注文した料理が少しずつ出てきました。


◆新鮮きゅうりのタタキ ～白出汁と胡麻油の合わせタレ～

メニューに書かれてある説明書きを私は結構読むんですが、
こちらのきゅうりは、単なるきゅうりではなく、
白出汁と胡麻油の合わせタレということで、なんだか美味しそうですよね。

タレによって、フレッシュな生のきゅうりが、旨味のある一品に大変身！
こんもり盛られた鰹節と糸唐辛子に菊花が美しいですね。
ごはんとも相性の良さそうなきゅうりです。


◆蒸し鶏と豆腐の胡麻サラダ～ヘルシーな味わい

やはり地鶏にこだわるお店ということで、蒸し鶏のサラダにしました。
ごまドレッシングをたっぷりかけて、いただきました。

蒸し鶏がたっぷり入っているのが嬉しい！
最近流行りのパワーサラダにも負けていません。
お豆腐に、ラディッシュに、紅芯大根に、レタス、トマト、ベビーリーフ、コーンとネギなど。
かなり具だくさんなサラダです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
野菜はいっぱい食べないとね。


◆鮪のレアステーキ～素材の味をそのままに

地鶏だけでなく、お刺身など海鮮を使ったメニューもあるんです。
今回はお刺身は注文しませんでしたが、メニューを見て心惹かれた、鮪のレアステーキを注文しました。

大きな丸いガラスのお皿に盛り付けられた料理は、どことなくハワイアンな雰囲気。
蘭の花が飾ってあると華やかで、一気にハワイアンになりますね。

ほかの料理が黒めのお皿にて、わりと渋めだったため、いきなりのハワイアンにびっくりしましたが、美しいから良しとしましょうか。
美味しかったからオッケーですo(^-^)o


◆鶏の香ばし炭焼き ～食欲そそる薫香

鶏の香ばし炭焼きは、小中大の3サイズあり、小を注文。
サイズが３つもあるってことは、きっと売りなんだと思って注文しましたょ。

これで小サイズで、1〜2人前。
なかなかの量がありますよー。

一個あたりも大きくて、皮のところはパリッパリに香ばしく焼けていました。
宮崎名物の鶏の炭火焼きほどは真っ黒じゃなく、身もしっかりとしていて食べ応えがありました。


◆すだちハイボール（角）
二杯めは、さっぱりとした、すだちハイボールを角で。


◆ハイボール（メーカーズマーク）
三杯めは、メーカーズマークのハイボールを。
ハイボール好きとしては、ウイスキーの種類を角、トリス、メーカーズマークから選べるのも嬉しかったです。

私はハイボールしか飲みませんでしたが、
ビールに日本酒、焼酎、ワイン、カクテル、サワーなど、お酒の種類はかなり豊富。
友人は焼酎の黒霧島をソーダ割りにしてもらっていました。そうしたオーダーも快く受けてくれるのは有り難いですね。
もちろん、ソフトドリンクもあり。


◆桃の錦玉羹 ～桃の果実のゼリー寄せ～

最後は、デザート。
またまた素敵な盛り付けにて出てきました。
こういう居酒屋のデザートって、たいていアイスクリームとシャーベットくらいなのですが、こんな素敵な一品があるのは嬉しいサプライズでした。
これは夏限定メニューなのかな？
見た目から涼やかで美しく、つるんとした口当たりが夏にぴったりかと思います。

その他デザートメニューには、アイスクリーム、チーズケーキ、オペラ（チョコレートケーキ）もありました。

◆

全体的にメニュー数が豊富で、選ぶのを迷うほど。
ひとつひとつの料理な盛り付けは、
青もみじ、菊花、蘭の花など、
さりげない飾りがキレイでしたね。

お料理も、どれも美味しかったです。
メニュー名に添えられた一言ずつにも工夫が感じられましたし。

さすがに開店後すぐの16時過ぎは空いていましたので、
店内BGMはかかっているものの、
店員さんがバタバタと歩く音や、物をドスンと運ぶ物音が結構気になりました。

18時頃になると、客数も増えてきたみたいで、それらの物音も気にならなくなりましたけど。
個室ですから、他のお客さんと顔を合わせることもなく、快適に過ごせます。

帰るときに靴置き場の棚がいっぱい埋め尽くされていたので、ほぼ満席になっていたのかな？

個室は2人から可能で、全部で70席と意外とキャパあり。
個室ですから、そんなには気になりませんでしたが、禁煙席と喫煙席が分かれていると嬉しいかな。

茶屋町は学生の街というイメージがあったので、
あまり飲みに来たことがなかったのですが、
場所柄的に、リーズナブルに楽しめていいですね。

お鍋は、赤辛海賊鍋、阿波尾鶏の白湯鍋という赤と白の鍋があり、
〆のメニューとしては、たまごかけご飯や、まぜそば、海鮮ユッケ丼もありました。
美味しそうでしたが、お腹がいっぱいになってしまったので、また次の機会に。

美味しかったです。
ごちそうさまでした(o^^o)