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どおぞの (鯨料理:北新地) 言葉を失う美味
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マシュラン
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店名 |
どおぞの
|
---|---|
ジャンル | くじら料理、鍋、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
050-5456-7448 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR東西線 北新地駅 徒歩1分 北新地駅から112m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
19席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 10人 |
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) 掘りごたつ個室あり(3名~10名様用) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 4月から禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
電話番号 |
06-6345-5221 |
備考 | |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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どうも、紀伊国熊野太地浦・鯨組元締の和田忠兵衛頼元です。
水軍の経験を活かし、銛での突き取りによる組織捕鯨を確立したのは私です。
寒い夜(いつの話だよ・・・)、そして私のささやかな記念日。
気合の入った美味しい鍋を食べたくて仕方がない。
この鍋しかありますまい。
カクさんにご紹介いただいて向かったは、北新地のどおぞの。
アラカルトも考えたが、満喫しようということでコースにした。
正直、メニュー見て悩んでいる時間がもったいない事情もあったのね・・・。
突き出しは、さえずり。
ふむ、紀伊勝浦で食べたクセの花満開のブツとは次元が違う。
しっかり塩を効かせ、酒肴に最適の塩梅に仕立ててある。
盛り合わせ。
これ見た瞬間、アラカルトにしたら良かったと後悔した・・・。
煮蛸にしたって、トコブシにしたって、それぞれ美味いのよ。
でも、お腹が膨れちゃう・・・。
この中で、キノコちゃんが抜群に美味かった。
鯨造り4種盛り。
赤身、百尋、鹿の子はミンククジラ、皮は貴重なナガスクジラ。
何と華やかなルックス。
鯨は刺身類の中で、トップスターに相応しい華やかさを備えている。
赤身の色の鮮烈なこと。
色合いどおりフレッシュで爽快な美味、獣肉と魚肉のまさに中間点。
香りにマグロとの相似を感じ、サラリとしつつも強い甘みに牛や馬との近似を感じる。
鯨が初めてという同行者はすでに感激している。
連れてきて良かった~。
商業捕鯨を絶たれてざっと30年。
この美味記憶の承継が断絶してしまっては、なんとももったいない。
年配者でも冷凍・解凍が未熟で、質の悪い鯨肉しか食べていなければ、
「鯨は不味い。別に捕れなくたってかまやしない」との結論に至ってしまう。
しかし、この赤身一切れ口にすれば、たちまち考えは変るだろう。
鯨肉にはクジラでしか味わえない美味があるのだから。
若さ弾けるような赤身に、妖艶な脂の甘みが加わったような鹿の子。
脂をひたすら押し込んでくる霜降り和牛とは違って、バランスがいいのだ。
極めつけが皮だ。
噛み締めて染み出してくる脂の美味さは、のけぞるほどの衝撃度。
馬たてがみの上物も美味いが、鯨は一枚も二枚も上手。
ここに臭みやしつこさが微塵もないのだから恐れ入る。
いよいよ、メインの鍋。
どおぞの名物の鯨はりしゃぶ鍋。
カクさんをも唸らせる極上出汁を堪能しようではないか。
鍋の具もとてつもなく華やか。
本皮の存在感ときたら、「独眼竜政宗」で豊臣秀吉を演じた勝新太郎ぐらい。
徳川家康の津川雅彦、前田利家の大木実を完全に圧するオーラがあったもんなあ。
まずは、堂薗店主お手ずからしゃぶしゃぶしていただいく。
自分の非力が悔しいが、私はこの美味を表現できる筆力を持ち合わせていない。
旨味の層を幾重にも感じる出汁で軽く泳いだ極上鯨肉。
そこにハリハリ食感の水菜も存在感を発揮し、全体が調和する。
超絶としか言いようがない。
大したことない人生だが、こんなに美味しい鍋を食べた経験は過去にない。
これを食べて、まだ「鯨は臭くて不味い。珍しいだけ」と言う者がいるならば、
大豪院流奥義・真空殲風衝で骨だけにしてみせましょう。
七味をパラリとかけて、少し表情を変えてみるのも美味い。
会話がしばしの間、停止した。
互いに「美味い、美味しい」をたまに呟くだけ、恍惚の時間。
さて、締めには細うどんと雑炊があるという。
あなたなら、どうしますか?
はい、細うどん。
ははは、絶対美味いと思ったよ。
この超絶出汁に絡んだうどんだもの、たまんねえよ。
じゃあ、我々は雑炊を捨てたのか?
そんな訳ないわな・・・。
また堂薗店主お手ずから、玉子ふわふわの雑炊。
ご飯はかなり少なめで作ってくれている。
決して大げさではなく、美味すぎて呟き数回とため息しか出なかった。
そして、雑炊によって出汁を残らず飲み干した後の満足感ときたらもう・・・。
貴重な極上鯨肉、超絶出汁、そして場所は北新地。
かなりの値段だろうなと思っていたら、勘定してみると高くはないのだから尚更驚く。
ただね、もう他で鯨は食べられない。
刺身類は上質のものに出会えることもあるが、鍋は他では難しいなあ。
本当に完璧なる美味、言葉を失う美味しいさでした。
私は捕鯨と鯨食は紛れもなく、継承すべき日本の伝統文化だと確信する。
原住民生存捕鯨枠をもぎ取るなり、IWCを脱退するなり、何らかの方法で、
是が非でも商業大型捕鯨を再開して欲しいと強く願う。
アメリカなんて、京都議定書を平気で批准拒否したぐらいだから、
国際捕鯨委員会の脱退なんて何てことはないだろう。
条約寄託国のアメリカに脱退を突きつけてやればいい。
人間を遥かに凌ぐペースで魚を食い散らかすのは、当のクジラなのだから。
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