祝いの席で神戸牛を : 神戸牛 鉄板焼 リオ 大阪マルビル店

来店日時 2021/10/13 18:50

連れとともに「神戸牛 鉄板焼 リオ」さんの大阪マルビル店へ。

「緊急事態宣言が明けたら肉を食べにいこう」。
成し遂げた若者を祝うとの約束。待ちました……じつに１年半です。
いま思えば、当時の大阪は感染者数も１桁でした。いけばよかったんです。

ともあれ緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除され、本当に本当にやっとです。
候補店はいくつかありましたが、今回は量よりも質を取って神戸牛を選択。

「雅コース」とドリンクを何杯か注文。
いくつかのコースだけ利用できるクーポンで、活アワビをつけていただきました。

元は「祭コース」という、神戸牛と松坂牛を食べ比べできるのを検討していましたが。
やっぱり私の地元の最強食材・神戸牛をなるべく多く味わおうと思いまして。
するとそのクーポンの対象になりました。運がよいですね～。

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◆料理・味　3.8

「雅コース」は、神戸牛・先付け・前菜３種・ガーリックライス・デザートのコース。
そこにクーポンで活アワビがつきます。

神戸牛は鉄板焼で。ミディアムレアでお願い致しました。
写真の量が２回出てきます。野菜は写真の量に加え、もやし炒めの追加あり。
噛むと肉汁が溢れ、じつは液体なんじゃないかという感じで美味しいが溶け消えます。

こちらには薬味が３種つきます。
ステーキでお馴染みの塩は、肉本来の味が際立ちます。ソースは薄口でサッパリと。
中でも、わさび風味の粒系ソースが抜群によきでした。辛さはなく、旨味爆発。
なんにでも合いそうで、白米がほしくなります。自宅冷蔵庫に１キロストックしたい。

活アワビは６切れほどにカットして、野菜類と一緒に盛りつけてありました。
写真だと２～３切れしか見えませんが、ちゃんと素揚げ大葉の下にも。
やわらかいのにギュッと詰まっているような食感がたまりませんね。
少し時間をおいてから肝和えも隣に添えられました。まさに酒に合いそうな大人の味。

先付けのテリーヌは、冷たい茶碗蒸しといった感じ。濃厚です。
前菜３種は、冷却した石製プレートの上に器が載ります。
どれも美味でしたが、特にローストビーフのジュレ掛けは止まらなくなるタイプ。
華やかな風味が特徴。100杯はいけます。

締めにあたるガーリックライスは、よくあるサイズの茶碗に盛られます。
上部には雲丹やイクラ。刻んだイカも一緒に炒めており、いうなれば海鮮チャーハン。
とはいえ味はさすがにガーリックに寄っています。トッピングは味変役ですね。

これらのあとは鉄板前から入り口付近のテーブルに移動し、簡易的なデザートを。
アイスは、見た目はコーヒーやチョコですが、連れいわく栗だろうと。
サッパリとした味わいで、ここまでの濃厚な料理から口をリフレッシュできました。

全体的に美味しいですが、メインは期待していたほどかというと……。
たぶん神戸牛に添えていた野菜が普通すぎたのが原因かなと思っています。
肉を惹き立てる役割なのかもしれませんが、他料理たちの強さとの落差が。
でも、わさび風味の粒系ソースは本当に好みでした。

◆サービス　4.0

店員さん方はどなたも紳士淑女な接客。所作も口調も、神戸を彷彿とさせます。

数日前にネット上で予約し、当日夕方に電話で諸々を確認。
小荷物を事前にお店に置いておきたかったのですが、快く了承いただけました。
来店時にはその電話口の方が対応してくださり、荷物の件は非常にスムーズに。
連れと合流後は定刻よりも10分早くに到着してしまうも、スッと入店できました。

鉄板前の席に通していただき、メインや締めの料理は目の前で調理いただけます。
神戸牛をフランベするときは一瞬だけ炎が結構な高さまで上がります。ライブ感。
都度の説明はもちろん、苦手な食材などないかとお尋ねくださいます。

我々ではありませんが、バースデーケーキと見られるものを運ぶシーンも。
いろんなケースで利用できるお店ですね。

◆雰囲気　　3.5

大阪マルビルは地下にたくさんの料理店、そしてほかの階層にもいくつか。
こちらのお店は７階フロアの（おそらく）半分が敷地のようです。広々。

店内は高級感のある造りで、白と黒を基調としたシックな雰囲気。
多くの席は鉄板が目の前にあり、その調理演出が見られます。

先客３人ほど、後客２人ほど。店内の全容が分からないため視界に入った情報のみ。

◆コスパ　　2.8

「雅コース」15000円。ソフトドリンク類は概ね700円。

会計はサービス料を含めて36079円。夜の祝いの席と考えればこんなところかなと。
ただ過去に経験した別店の神戸牛コースと比べて高く、料理内容も向こうが上。
（その別店は The Tabelog Award Gold の経験ありで、比較対象がよくない説）

◆ドリンク　－

データ不明です。

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会計後はお見送りいただけます。
そのあと、外観やランチメニュー看板を撮影。
「ランチにもぜひお越しください」と、ここでも紳士な所作でご案内くださいました。

ランチは1000円台からいろいろとあるようです。
上記で神戸っぽいといいましたが、ランチの来やすさも考慮すると北新地らしくも。