生け簀の銀次 ランチも美味いっ！！ : 生け簀の銀次 豊見城店

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生まれも育ちも本州なワタクシ。
沖縄で生活して何が辛かったかというと「魚介類の不味さ」。
どこの居酒屋に行っても熱帯魚のような姿と、シマリの無い味に慣れる事は無く、実家に帰省した時に食べる魚介類が一番の楽しみでした。
実家ではスーパーの刺身でも十分美味しいのです。
そんな僕も銀次を発見してからは２，３カ月に１回は通うようになり、今ではすっかり大ファンです。
沖縄で生まれ育った人にとってはどうなのかわかりません。はっきり言って不味いんでしょう。
しかし、本州で生まれ育った人にとって、ここの料理はどれも美味しく、満足させてくれる一品だと思います。

社長のブログ？を見て豊見城店が出来て、一人当たりの平均単価も下げて提供予定との事で、オープンして早々乗りこみました。

ずいぶん待った生け簀の銀次 豊見城店外観図。メイクマン、マックスバリューのお隣です。
ぱっと見、すぐわかる銀次シリーズの佇まいですね。

業界用語でいう「居抜き」で作ったという店内。生け簀に入ったエビが出迎えてくれます。
全部生きてて動いてます。「後でこれを食べるのかぁ～」と思うと顔がニヤケてきます笑(写真はボケてたのでカットしました)

社長さん？のブログによると豊見城店は一人当たりの平均単価を下げようとしているとの事。
期待、期待っ！！いつも新都心では二人で月間の外食予算を使い果たしてしまうくらいに食べていたので、今日はどうなる事やら、、、、。
楽しみっ♪

僕が銀次に行くと、当然ではありますが今日のおススメや刺身系を頼みます。
銀次に行ったことがある人なら頼まないはずがない「刺身盛り」をオーダー。。
クルマエビはピクピク動き、サーモンは柔らかく味わいがあり、ハマチは適度に脂が乗り、ホタテは北海道で食べているかのような新鮮さ♪
メインの刺身達は、常に外すことなく美味い！本当に美味しい！！脇を飾るキュウリもワカメもいつも全部食べますが、こいつらも美味しいっ！！
ワカメは実家から送ってもらうモノより確実に美味いです。

次はアラ焼き。正式名称は忘れました笑。
新都心の銀次ではオーダーしても品切れだったモノが、ここではすんなり食べれました。
ホクホクに焼きあがった白身はジューシーにいただけます。
醤油などの味付けは不要。大根おろしも不要。
焼きあがったそのままの素材の味を堪能。う、うまい～っ！！

次は生かき。記憶の限りでは銀次で生かきを食べたことはありません。
今日は室津と坂越の２種類が１つ380円で食べれます。
プライスには驚きですが、ココは沖縄♪。他には置いていないっつ！食べるしかない！！！
室津産をまずは頂く、、、、。
うまい～♪生カキうまい～♪地元に近いので愛着バイアスがかかり、ひと噛みひと噛み、慎重に味わいます。若干あっさり系ですかね。
次に坂越産を頂きます。
こ、これもうまい～♪。ジューシーかつ味わいがあり、複雑な味が堪能できます。とにかく濃いという印象。
ずばり、坂越産が僕の口には合います。当然のことながら脇役たちも美味しく食べ、生ガキラウンドを終えます。

次はカウンターでしか味わえないという「てんぷら」
社長？ブログによると、こだわりでカウンターからしかオーダーできないとの事で、今日は予約を急きょ変えてカウンターにしました。
待ちに待ったてんぷらの出番です。
生湯葉のシソ巻き。相方のオーダーです。
塩やダシでいただけます。流石に出来たてはうまい！こだわりもうなづけます。
京都に近い出身なので湯葉は良く食べます。本場に負けない味は料理長の腕でしょうか？美味しかったです♪相方は大満足っ！！

次にイカの姿刺身。
今日はこれが一番美味かったかもです。生カキも美味いですがこのイカは取れたてを食べているようです。
小さい頃、漁師の友達にもらったイカの味がします。
写真はなんだかボケてますが（Galaxy S3の馬鹿やろー！！)胴体は透き通り、なめらかなそのボディーは口に入れるとコリコリと歯ごたえよく、ゲソは本体に負けない味わいでした。
鮮度が良いゲソは本体に負けていない味だという事を、まざまざと知らしめる一品。
1,280円というプライス、なかなか考えるところではありますが店に行ってこれがあったらオーダーしといて間違いはないです。
ココ以上のイカはどこにも無いと断言できる美味さです♪

次は本日２回目の刺身盛り。
刺身盛りは何回食べても飽きません。美味しいです。てか、ずっと刺身盛りでも良いくらいです。
しかしながら、やっぱりここのイカ(刺身盛りの)も美味しくないです。このデカイハンペンのようなイカです。
イカの姿刺身と違い、沖縄産？なんでしょうか。九州産のようですが。
味が大味というか何を食べているのか分からなくなる味。
やっぱり二度と頼まないと心に誓いつつ、ホタテやウニを堪能しました。

最後になってしまいましたが、ビール以外の飲んだのはこの日本酒です。
名前は忘れましたが笑
あまり他店では飲めない貴重なお酒だそうです。
銀次シリーズでは比較的日本酒にこだわりがあり、有名どころのお酒はどこでも飲めますが、
これは貴重品のようです。
しかしながら私は日本酒の味が分からないおこちゃまのため、この器に感動することしかできませんでした泣。
でも美味しく飲めて楽しく酔えました。

その後は生カキを室津、坂越の１セットを頼んで改めて生カキの良さ、味わいを堪能しました。
残念ながら地元に近い室津産の敗北を味わいつつ、本日のディナーは終了となりました。

他の銀次に比べると若干、人の入りが少ないかな？などと余計な心配をしつつ、
今日は二人で思いっきり食べて飲んで10,000円となりました。
生カキと刺身盛りをそれぞれ２セット頼んでしまったので若干お高めですね。
でも、沖縄で美味しい魚介類をリーズナブルな料金で食べれるというのは、なにごとにも変えられないです。

そして本日のMostValuableMenu賞の発表です。
・生カキ１セット760円 or
・イカの姿刺身1,280円。
どっちもかなりおススメです。もし、いろいろ食べてお腹95%、ラストどっちを頼めるかという選択があった場合、どっちを選ぶだろうか、、、。
んーーーーー。量が多く長く楽しめる関係で、イカの姿刺身かな？笑 生カキ２セットも捨てがたいが、長く楽しめるので本日のMostValuableMenu賞はイカの姿刺身1,280円で決まり！！
今度行ったら１番に頼んでやるー！！

という事で、美味しい本州の魚介類を食べたい方は銀次シリーズがおススメです♪


--------------------昼の部--------------------
銀次シリーズの各店舗には、夜は何度も行ったことあります。
料金はさておき、いつも満足させてくれる銀次の昼にランチはどんなものなのか？
家も近いので早速確かめに行きました。

銀次シリーズの店舗でランチをやっているのは豊見城のココだけらしく、期待が膨らみます。

ランチメニューは１５種類くらいから選べます。どれもこれも食べてみたいものばかり、、、。
とりあえず、いくら銀次でも沖縄産マグロとイカ系はいつ食べても美味しくないので、それ系は除外。

１日目は、桜かんぱちあつめし定食 1,050円にする事にしました。
１つの定食で２つの味わいがある、普通に食べてもよし、お茶漬けで楽しんでもよし、創意工夫に満ちた定食。
まずはワサビ醤油で桜かんぱちを味わい、炊きたてご飯と一緒にごくり。
桜かんぱち、うまいぜー！ご飯も文句なし！！何切れかは桜かんぱちを食べ、十分に堪能します。
あら汁はおっきな頭がそれなりに大きく入っていて食べ応え十分！
僕は目玉が食べれないので泣く泣くそのままにし、骨以外はきれいにたいらげます。
そして、半分食べた後、ついてきたダシをご飯にかけ、お茶漬け風にしつつサラサラと流し込む。
薄味の上品なダシが僕を満足させます。おいしいっ！！

食べ放題のサラダももちろん、フリードリンクも頂き大満足でしたっ！
1,050円でこのクオリティ。大満足ですね。


２日目は、サーモンの４種盛り定食 1,050円
こ、これは超うまい！！！基本サーモンはどこで食べても結構外れがないですが、流石銀次。
次元が違います。
いくらがスプーンに入っていて食べやすい工夫がしてあり、何の問題もなくいくらそのものを味わえます。
生サーモンもワサビ醤油で堪能。うまいっ！
たたきサーモン？が一番美味しかったです。サーモンの新しい発見ができる一品でした。
（写真では籠の上にあるワサビの上側、いくらののっているスプーンの右側です）
左端にある焼いたサーモンも香ばしく仕上がっていて、この定食は外れがないでしょう。
今度ランチに行った時、他のランチを食べたい衝動に駆られながらも、サーモンの４種盛り定食を頼んでしまいそうなくらい頭に叩き込まれた絶品♪

しかし、残念が事が１つ、、、、。
２日目のあら汁は、とっても味が濃く塩辛く、しかも身が全く入っていないお粗末なものでした。
念のために店員に聞きました。「このあら汁はあまり身が入ってないですがこれが普通ですか？」と。
すると「わかりません」との答え、、、、調べようとも他の店員に聞こうともしないその姿勢、、、。ガ━━(ﾟДﾟ;)━━ン!
沖縄に来たものの居酒屋で食べる海産物が口に合わず、悶々とした日々が続き、ある日銀次を発見してからは銀次が大好きな僕。
そして社長さん？と思われる方がやっているブログを毎日チェックしている身としては、料理とサービスのギャップに結構やられました、、、。
ま、１日目が大当たり過ぎたのかもしれませんね。

今回はあら汁が残念なことになってしまいましたが、消費者としては、「品質も保ってほしい」と思いました。
１日目と２日目のあら汁のギャップがあり過ぎ、残念な思いをするので、あら汁といえどもあまりブレない出来がいいです。
しかしながら、メインの定食は今のところ外れはないです。たぶん今後もないはず。
あら汁以外を期待してランチに通うことにしますっ！！！

あと食べ放題サラダですがあまりお勧めできないのが、「麺状の何か」です。
その他の具材は普通に美味しいです。
しかしながら「麺状の何か」びっくりするぐらい不味いです。銀次への文句は何かありますか？と聞かれると、いつ行っても同じ音楽くらい、と答えると思いますが、
２つ目はこの「麺状の何か」を上げてしまうくらい僕の口には合わないです、、、。もしかしたら沖縄の人には合うのだろうか、、、。
このレポートを見て行かれる方は、これはあまりお皿に入れないようにしたほうがいいです♪

まとめると、夜の銀次に負けることなく、非常に高い品質で料理が食べれるのでかなりお勧めです。
特に生まれも育ちも沖縄以外のナイチャーと呼ばれる人、本州の方には、昼も夜も銀次がお勧めです。