居酒屋的な使い方ができるコスパ高いピッツァ＆イタリアン・バル♪ : KomuGi 久茂地店

離島からの帰りに那覇でトランジットの宿泊。その際に夕食も兼ねて軽く一杯と思って立ち寄ったお店が、
「ＰＩＺＺＡ・ＢＡＲ　ＫｏｍｕＧｉ」さん
でした。
こちらはピッツァをメインとしたイタリアン・バルの様です。
お店の場所は、『緑ヶ丘公園』を少し南下し『沖縄第一ホテル』を過ぎて１分程の所に在りました。
入店時間は１９時１０分。
この時点での先客は、ペア客４組、トリオ客３組、カルテット客３組、クインテット客１組の合計３０名。
こちらのお店の席数は、カウンター席のペア配置が５ヶ所の合計１０席、二人丸テーブル１０脚、四人テーブル２台、六人テーブル２台、外のテラスに六人テーブル２台、七人テーブル１台が有りましたから、まだ席には余裕がありました。この様にパッと見、結構テーブルが空いてそうに見えるのですが、予約が結構入っているようなので、もう少ししたら満席になりそうな感じではありましたけどね。
私はカウンター席に通され着席です。
さあ、席も確保出来たのでドリンクからオーダーしましょうか。
１．「コークハイボール」￥３８０
ＧＷ期間中は散々遊び倒したので結構体が疲れています。なので、ガッツリ飲み食いせずに今日は軽く喉を潤す程度にしておきましょう。
ドリンクと同時にチャージのお通しも届きました。
２．「お通し（チャージ）」￥３５０
お通しは以下の三種類の料理が硝子の小瓶に入ってウッドプレートの上に乗っかってでサーブされてきました。
①紅芋のクリーム
私が勝手に想像していた甘い紅芋感！！って感じは特にはしないんですね（紅芋タルトのイーメジ　←　内地の人間の勝手なイメージ）。赤紫色をししていますが普通に芋のクリームって感じだったかな。
②牡蠣のコンフィ
牡蠣の身をオリーブオイルに漬け込んだもの。オリーブオイル感は弱めですね。ただ、その分牡蠣の旨味は高かったですよ。
③南瓜の冷製スープ
南瓜の濃厚さも少し感じますが、それ以上に牛乳っぽさが高い！バターや生クリームっぽいのではなく本当に牛乳っぽさと塩味が高い南瓜の冷製スープでしたね。
３．「マルゲリータ」￥５００【イベント料金】
通常料金は５８０円らしいのですが、日曜日のイベント（各曜日ごとに何らしかのイベントがあり、その曜日にセレクトされたフードがお得になっているんだそうです。）として本格石窯焼きピッツァ全品（全１６種類）が５００円になっていました。具材は、トマトソース・モッツァレラチーズ・ルッコラと言うマルゲリータらしいもの（そりゃ、マルゲリータなんだからそうでしょうねぇ。）。生地は縁が盛り上がったコルニチョーネになっているナポリ風ピッツァの生地。しかし、ちょっと重めに感じる生地でした。トマトソースは酸味も甘味も弱く主張の弱いトマトソースです。モッツァレラチーズはちょっと重いかな。これは牛乳で作ったモッツァレラかな？水牛のモッツァレラでは無さそうな感じです。まあ、この価格だとそこは仕方ないよね。ルッコラの苦味は爽やかさを与えていたと思います。しかし、焼き立て熱々のピッツァはお酒のよいお供になりますね。
４．「ベーコンとカキとマッシュルームのアヒージョ」￥７８０
５．「バケット」＠３０×３枚
牡蠣５粒、マッシュルーム４個、ベーコン４キレがカスエラの中に入っており上から少々のバジルが散らされる様に振り掛けられていました。オプションのバケットは１枚３０円で１枚単位からオーダー出来ます。今回３枚注文しました。このバケットの表面は極々軽くコゲが入ってるので少し焼かれているようですね。牡蠣はそれ程大粒って訳では無いですが牡蠣らしい貝の旨味は高かったです。マッシュルームも同じくキノコの旨味が結構するなぁ。ベーコンも燻製感が高いベーコンで美味しかったです。オリーブオイルの味付けはニンニクのパンチ力は高いですが、塩胡椒や赤唐辛子の辛味は弱かったと言うよりも殆ど感じなかったかな。比較的アッサリした味付けのアヒージョです。このアヒージョの三種類の具材である牡蠣のエキス、マッシュルームの出汁、ベーコンの脂が染み出たオリーブオイルにオプションのバケットを浸してからいただくとウマっ～ですね。
６．「鮮魚のカルパッチョ」￥９８０
硝子のお皿に乗せられてカルパッチョがサーブされてきました。カルパッチョのお刺身は三種類。シマアジ３キレ、ミーバイ３キレ、サーモン３キレが乗るカルパッチョです。その他お皿の上にはカイワレ大根とミョウガを軽く刻んだモノが中央に、ミニトマトとオリーブの輪切りが３キレが各刺身の間に、バルサミコソースがお皿の２辺に散らされるように掛けられて彩り良く盛り付けらていました。ただ、三種類の刺身共にバルサミコソースが合うとは思えませんでしたね。ソースには塩とかレモン汁とかオレンジソースとかオリーブオイルのみとかのサッパリした方が良いのでは？と感じました。
①シマアジ
脂のノリは良いですが、臭みも少し高かったので養殖物のシマアジかな。コッテリした方が好きな人には合うと思いますが、それよりもさっぱりしながらも爽やかな脂感を好む人にはどうかなぁって感じでした。
②ミーバイ
沖縄でミーバイと呼ばれるものは内地ではハタ、九州地方の方ではアラって言われる魚ですね。刺身にもしますがお鍋で食べる事も多いんじゃないでしょうか。ただ、店員さんがサーブしてきてくれた際にミーバイとは説明してくれたんですが、何のミーバイなのかまでの説明はありませんでした。ここのお店の人に限らず沖縄の人に何のミーバイなのか？って聞くと「ミーバイはミーバイ」って回答が多いんですよね。あまり細かい事には拘らないみたい（笑）。アカジンミーバイ（スジアラ）、アーラーミーバイ（ヤイトハタ）、ハンゴーミーバイ（アカハタ）、イシミーバイ（カンモンハタ）等々ミーバイにも色々いるんですけどね。一体これは何のミーバイなんでしょうね？まあ、高級魚のアカジンミーバイって事はないでしょうね。多分、ハンゴーミーバイかイシミーバイってところでしょう。いただいた感想としては、かなりアッサリした身だったので完全にオリーブオイルの風味の方が勝ってしまっていましたね。塩とか軽くレモン汁くらいの方が良かったのではと思いました。
③サーモン
オリーブオイルのソースに一番合っていたのはこのサーモンかな。輸入物のアトランティクサーモンか何かだと思いますが、養殖のトラウトサーモンは脂のノリも良くこれが一番美味しかったです。
そんな感じで１時間程ノンビリした後にお店を後にしました。退店するタイミングではやはり店内は満席になっていましたから結構な人気店の様ですね。若い人が多い感じでしたが、確かに料金的にもコスパが高い感じだったので居酒屋的に使うのが最も良い感じのお店でしたね。