料理・ドリンク・接客、全てが一歩突き抜けた居酒屋。元気になれます。 : たま商店

家族5名で伺いました。人気があり、思いついて電話をしても、いつも予約で一杯。
月初日が翌月の予約開始日と知り、6月1日の昼過ぎの電話で、個室を予約できました。
入口の控えめな表示とは真逆に、満席は当然ですが、店内は活気がみなぎっています。
思った以上に奥行がある店内の一番奥の個室。ドアはなく、店内の喧しさは筒抜けです。
突き出しは煮浸し。大根、人参、椎茸、厚揚げ、トマト、ゴーヤ、ズッキーニと金色の出汁。
味も見栄えも突き出しを超えてます。生ギリギリで歯応えを残し、冷たい出汁の旨いこと。
さて、注文は次の通り。値段は覚えてなくて、他の方の写真を見てなので参考程度に。
白レバーのオイル漬け680円。レバーは焦げ茶のような濃い色ではなく、あん肝みたいな色。
臭みも嫌みもなくただひたすら旨い。こんなレバー食べたことがない。
椎茸、大根、人参、隠元、ゴーヤ、パプリカの煮浸しの上に、レバーがたっぷり載ってます。
牛ほほ肉の角煮withマッシュポテト1050円。ほほ肉の繊維がほどけるほどに煮込まれた肉が
マッシュポテトの上に載っています。このマッシュ旨いなあ。一緒に食べると最高です。
刺身盛り合わせ。2人前です。多分2000円ぐらい。鰆・のどぐろ・金目の塩たたき、鮪、
とろ鯖の炙り、シマアジは身と縁側、タイラギの昆布締めの7種類とネギトロ軍艦1つ。
家族の話を総合すると、のどぐろ・金目は言うことなし、鯖はふわっとろっ、鮪は高級、
タイラギ旨い、シマアジは身も旨いけど縁側のコリコリ抜群、鰆はいくらでもいけます。
薬味にワサビと梅肉たたきが添えられ、ツマは菜っ葉や茗荷などの野菜と若布の和え物。
薬味もツマもとても美味しくて、添え物ではないです。それぞれ、これだけで酒が飲めます。
ネギトロとアボガドのタルタル680円。焼いたバケット6枚と器に入れたタルタルが大皿で。
パリパリのバケットにタルタル載せていただきます。タルタルがとても美味しい。凄いです。
あさりの酒蒸し1000円ぐらい？大深皿にたっぷりとやって来ます。出汁が本当に美味しい。
レタスと黄にらがたっぷり入っていて、あさりのスープのような感じでいただきました。
ずわいがにのみそ和え970円。ちょっと箸休め的に注文しましたが、これも身が一杯で旨い。
だし巻き玉子630円。5つに切り大根おろし載せています。しみじみと美味しい玉子焼きです。
山芋のおつけもの430円？これがまた侮れませんでした。8切れ。取り合いです。とにかく美味。
鶏の唐揚南蛮だれ730円。なぜか必ず鶏の唐揚げを注文するヤツがいる。唐揚げは7個です。
タルタルソースを別容器でお願いしました。胸肉でした。今日唯一の好みでない一皿でした。
気を取り直して、とまとの唐揚630円。5個です。目から鱗の美味しさ。カリカリの衣の味も、
熱々トロトロのトマトも、とにかく美味しいとしか言えません。家じゃ無理だよな。
シメはのどぐろの土鍋ごはん5000円？もうお腹一杯なのに「食べた～い」と娘が注文。
「小せえじゃろう」とか言ってましたが、来たのはど～んとでっかい土鍋。多分5人前。
「誰が食べるんな」って言いながら食べるほどに箸が進み、完食です。一人茶碗2杯ぐらい。
のどぐろの軟らかくてコクのある身、出汁の利いた御飯、そして、おこげの美味しいこと。
飲み物は生ビール580円を10杯ぐらい、パインビール600円、梅酒ロック500円、
緑茶割り450円、ほうじ茶割り450円、大正の鶴冷や600円、おこげ(麦)ロック500円。
合計29160円。19時半の予約で22時15分ぐらいまで、料理もお酒も堪能しました。
このお店の凄いところ①、料理が美味しいのは勿論、有田焼を中心とした器がとても綺麗。
②お酒が濃い。緑茶割りやほうじ茶割りが濃くてメッチャお得です。今までで最高の濃さです。
③店員さんが来るのが速くて、応対も気持ちいい。鳴らしたらすぐに来てくれ、すぐ対応です。
妻が部屋を出てトイレの場所を聞くと、店員さんが案内してトイレをノックしてくれました。
使用中だったため、別のトイレを別の店員さんがノックしてくれたそうです。初めてです。
④お客さんがみんな笑顔で、大声でしゃべり倒してます。夜10時でも騒々しいぐらいに元気。
食べログ3.5超の店って、予約困難で行けないですが、本当に突き抜けているなと思いました。