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本日夜空席あり
050-5592-1462
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たそがれ久兵衛さんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
廣珍軒
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理、飲茶・点心、居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
050-5592-1462 |
| 予約可否 |
予約可 【ネット予約についての注意事項】 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
山陽本線「岡山駅」東口より徒歩15分 新西大寺町筋駅から153m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥4,000～￥4,999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥3,000～￥3,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー可 （交通系電子マネー（Suicaなど）、楽天Edy、nanaco、iD、QUICPay） QRコード決済可 （PayPay、d払い、楽天ペイ） |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
167席 （総席数167席収容は250名まで可能(1F・2F・3Fとそれぞれご用意) 貸切可能人数60名～100名、宴会最大人数 着席時250名 ※座敷席あり 円卓あり） |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 250人 |
| 個室 |
有 （4人可、6人可、8人可、10～20人可、20～30人可、30人以上可） 座敷個室あり（1室/60名～100名様用/扉・壁あり） テーブル個室あり（2室/36名様用/扉・壁あり） 座敷個室あり（6名様用/扉・壁あり） ※詳細はお問い合わせくださいませ |
| 貸切 |
可 （20人以下可、20人～50人可、50人以上可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 喫煙所あり |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、座敷あり、掘りごたつあり |
メニュー
| コース | 飲み放題 |
|---|---|
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可（乳児可、未就学児可、小学生可） |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1925年 |
| 電話番号 |
086-222-3351 |
| 備考 |
中国語を話せるスタッフがいる |
| 初投稿者 |
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岡山市中心部には大きく分けて２つの繁華街がある。
一つは岡山駅前。かつては東口界隈が中心だったが、西口も再開発されて、どんどん人が集まりだしている。
もう一つは表町商店街を中心とした内山下（うちさんげ）地区。
岡山駅から東へまっすぐ伸びる桃太郎大通りを約 1km ほど東へ行った城下（しろした）から、南へ約 1km ほどのエリアである。
かつては岡山市の一大商業地区だったこのあたりも、駅からちょっと離れていることもあって、現在はかつての勢いを失っている。
そんな表町商店街の西大寺町地区にある本格老舗中華料理店が、今回の訪問先だ。
廣珍軒（こうちんけん）
江戸時代の旧山陽道が、旭川を渡る京橋。橋を渡り、大通りを越えてそのまままっすぐ進むと、西大寺町の商店街アーケードに入る。（旧山陽道がアーケードになっている） 100m 程進むと、小さな時計台が置かれた交差点がある。旧山陽道は、ここで 90度右へ向きを変え、北へ向かうのだが、ここを越えてさらに 100m 程西へ進むと、左側（南側）に廣珍軒さんがある。
昔ながらの中華料理店の構え。かつての高級中華料理店を忍ばせる。
夜の中華料理というと、どうしてもお高くなってしまうので、今日は、ランチでお邪魔することにした。
五目そば 800円 をオーダー。
しばらくして出てきた。
豚肉・海老・うずら卵・木耳・白菜・ニンジン・小松菜、といった具材が載っている。
薄めだがしっかりと味の付いたスープ。ダシの中に、多種の具材の味がまろやかに溶け込み、本格中華料理としての美味しさを主張している。優しい口当たりの良さも、上品さがある。
五目そばが、食べ応えのある中華料理に仕上がっていて、さすが老舗！だ。
本格中華と言いながら、私は、昔よく食べて美味しかったタンメンの味を思い出した。
私のほかに、もう一人常連さんらしい人がいて、店主と話をされていたが、おそらく多くの常連さんがいらっしゃるのだろう。
大正 14年創業とのことで、岡山では、屋台営業ではないラーメンを（おそらく）最初に提供したお店なのだとか。
現在の夜の営業は、中華居酒屋のような形態になっているそうだが、これからもずっと続けていただきたいと思った。
後書き
表町商店街の一帯は、内山下（うちさんげ）と呼ばれる地域である。内山下とは、岡山城の曲輪の中くらいの意味で、本丸に近い方が内山下、その外側は中山下（なかさんげ）と呼ばれた。（この地名は今でも残っている。ちなみにそのさらに外側は町人街あるいは神社仏閣の集まる地域だった。）
この内山下地区の中心を西国街道（旧山陽道）が南北に走り、その両脇に商店が集積することで商店街を形成した。
1949 年に天満屋バスステーションが完成し、岡山一の商業地区へと成長していったのだ。
商店街南側は、その賑わいから、大阪の繁華街に比して「千日前」と呼ばれるようになった。（大阪の千日前は、道頓堀南東に位置し、演芸場や映画館の集まる娯楽街）
岡山の「千日前」にも、かつて３つの劇業、映画館があり、大きな集客力を持っていた。
廣珍軒さんのある西大寺町界隈は、映画館などが集まる、岡山の一大娯楽街だったのである。
現在はその映画館はすべて閉館している。
表町商店街を歩く人影も、かつてほどではない。
時代の流れを見せつけられるような光景だが、暗い話題ばかりでもない。
2022年度には、千日前地区に新しい市民会館が建設されることが決まった。（映画館跡地を再開発）
「表町商店街活性化プロジェクト推進協議会」が、官民連携で発足し、これを契機に、新たな魅力を創出しよう、人の流れを呼び込もう、という試みが始まっている。地域活性化のモデルケースとなるくらいの効果を上げてほしいと思う。