食べログアルゴリズムで点数が付かないのもどうかなと思うけど、付き過ぎるのもどうかなと。 : 一輝亭

一輝亭
大分県宇佐市住吉町、日豊本線柳ヶ浦駅近くのラーメン屋。
現時点で総合点数3.74。大分県食べログラーメンランキング2位。
このエリアではダントツの高評価店です。
（なので遠慮なく書かせていただきます。）

最初に感想をまとめておくと
・CPは良い。
・わざわざ食べに行くようなレベルのラーメンではない。
・基本はイニシエ系のラーメン屋。（店主は40代？）
・接客姿勢は、軽く上からの「オレのラーメンを食べさせてやってる」系。（笑

さておき。

平日13時過ぎ。仕事でこっちにきたのでせっかくなのでと訪問。
駅前ですが田んぼもあるような田舎です。
目をひく黄色のお店。
赤い暖簾。
看板には「博多とんこつラーメン一輝亭」。
駐車場はお店の前と奥。
奥はどこに駐めてもいいそうです。

店内は年季が入っててイニシエ系の類。
入り口正面調理場前にL字カウンター（ベンチシート）8席程度？。
入り口右に壁面カウンター席。
入り口左に小上がり2卓。
左奥にセルフの冷水機。

評判通りの人気店のようで8割程度の入り。
冷水機で冷水をとって空いてたカウンター席の左端に座りました。

40代ぐらいの男性店主がラーメン、チャーハンの調理担当で、
おばちゃん（店主のお母さん？）がおにぎり、その他諸々の担当のよう。

テレビあり。
灰皿なし。
卓上アイテムは辛子高菜のみ。
調味料はコショウのみ。

ラーメンおにぎりセット（600円）
「ニンニク入れる？」とタメ口で聞かれ、ナシで発注。
セットは11時から14時まで。いわゆるランチサービス。

ぼんやり調理の様子が見える席だったのですが、
麺を茹でる→丼を並べる→元ダレを入れる→スープを入れる→麺を入れる→トッピングを入れる→配膳
の繰り返し。
トッピングは全て素手で投入。

10分ぐらいで供されました。

ラーメン（500円）
豚骨の甘みや旨みを感じるマイルドスープ。
濃度はなく比較的さらさら。
前評判では「珍竜軒」系との認識でしたが
珍竜軒の取りきりピュアスープから新鮮さをとったイメージ。
麺は細麺ストレート。硬めではなくシコシコした食感の良い茹で加減。
ちなみにキッチンタイマー等はなく茹で加減は店主の勘のようでした。
チャーシューは立派な豚バラロールチャーシュー。わりと厚めのカットで大きめのものが2枚。
ホロホロと崩れるぐらい煮込まれ、ほのかに甘い味付け。
これはチャーシューメンが食べたいと思うぐらい美味しいチャーシューでした。
その他トッピングはネギ、モヤシ、ゴマ。
モヤシは下処理をされてないようで。
看板に「博多とんこつラーメン」とありますが、博多感は特になく。

おにぎり（セット価格100円）
北九州価格では1個100円でもおかしくない大きさのおにぎりが2個。
味はいたって普通の白おにぎり。

サービス面について
初訪であれば車はお店の正面以外どこに駐めていいかわからないと思います。
私の時は正面は満車。奥は民家があり、どこに駐めていいかわからず。
たまたま奥に駐めて正解でした。
入店後、他の客が変なところ(たぶん店の横)に駐めたらしく店主が指摘。
若い子たちだったのでタメ口で。
カウンター席の常連さんに「ルールを守らんやつは好かん」みたいな話をされてました。
いやいや、わからんのは当り前で、駐車場の案内表示をわかりやすく出しとけや。

注文は、「ラーメンおにぎり、ニンニクなし（あり）」の発注がスマートなようでした。
「ニンニク入れる？」等の店主のタメ口はフレンドリーな感じではなく、
オレのラーメンを食べさせてやってるんだぞ的な感じ。
まぁ、これは言葉のアクセント（方言）の微妙なところかもしれませんが。

卓上（高台）の辛子高菜は補充されていませんでした。
卓上の楊枝も私の近くにあったのはラスト1本という状態でした。（当たりか。笑）


なるほどね。


CPはいいのですが、サービスと雰囲気で帳消し。
味も、わざわざ食べに行くようなレベルのものではなく。

このエリアに美味いラーメン屋が少ないからこんな感じなんですかね。
食べログアルゴリズムで点数が付かないのもどうかなと思うけど、付き過ぎるのもどうかなと。

なんでこのお店がこんな点数になってるのか大体わかるけど
今夜はこの辺でお開きってことで。


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普段田んぼを見ない生活をしてるのですが、やはりいいもんですね。
「俺たちは米だけを作ってるんじゃない。日本の風景も作ってるんだ」というような話を
どこかで聞きましたが、確かにその通りだなと。
原風景・・・。
やっぱ米作りは尊いね。