この口コミは、マダム・チェチーリアさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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マダム・チェチーリア口コミ2,442件フォロワー3,898人

3.9

－1人

3.9

－1人

2023/12訪問2回目

3.9

荒城の月

１２月は次々に忘年会的なイベントが続出〜その余波で１月もアップ
が立て込み１２月に大分を訪れた Y君から戴いた ’荒城の月’ のアップ
が立春になってしまいました。彼との忘年会はベアトリーチェと共に
アンティヴィーノで ”去年は谷中の指人形だったんですよ〜♬” と、
Y君・・そうだったわねぇ〜笑吉劇場〜♬ 楽しかったわネッ！それか
ら〜あのお煎餅屋さん！！店名が思い出せません。指人形芝居は完全
予約制で３：３０pm の予約まで一時間ほどベアトリーチェと谷中銀
座のお散歩を楽しみ夕焼け階段の上にあったカフェでヌガーグラッセ
をいただいてディナーはふくもり経由→ 北出食堂でした。コインパ
ーキングから見た満月が冬空にくっきり〜♬ きれいだったこと！！次
から次に映像が出てくるのですが谷中のお煎餅屋さんとカフェがどー
しても出て参りませぬ・・ただ、店名は忘れても食べ物の味だけはく
っきり〜人間の味覚の記憶って凄いですよネッ！一日たっても思い出
せず、グーグルと谷中にはカフェが山のようにあって！お煎餅屋さん
も違うお店が何軒も出て・・その時点で諦めてリーチェパパに SOS！
菊見せんべい総本店とカヌレ・パパンと判明して〜めでたし、めで
たし・・これで気持ちよく新年が迎えられることに（笑）

閑話休題、荒城の月は淡雪に包まれた黄身餡の真ん丸満月で〜♬ 真っ
白な淡雪が天下一品！！一度味わったら一生忘れられないふわふわ食
感！！大手亡豆で作った白餡に卵黄を混ぜた黄身餡と溶かし寒天と泡
立てた卵白で作る泡雪が見事に調和した美しい和菓子で〜滝廉太郎の
’荒城の月' については初回のレビューで書きましたので割愛しますが
辻仁成パリのオランピア（２０２３年５月）ライブの映像をご覧にな
った方いらっしゃいますか？凄かったですネ！全１１曲の半ばで朗々
と歌われた滝廉太郎の '荒城の月'〜♬ エリック・ムーケのシンセサイ
ザーが宇宙の彼方まで行って月に舞い戻ってくるようなシュールなア
レンジで、ほぼ直立不動の辻が ”春高楼の花の宴”と日本語で〜♬ フラ
ンス人の観客はメロディーと歌唱力を鑑賞していたのだと思いますが
劇場に歌詞対訳があったら〜より深いものになったのでは、と思いな
がら・・創業１８０４年〜大分で最も永い歴史を誇る老舗和菓子舗の
逸品が豊後竹田城に着想を得た滝廉太郎の ’荒城の月’ なのでございま
す。御菓子司但馬屋老舗令和六年暦辰年と書かれた２０２４年カレ
ンダーと共に私の手元に・・♡ Y君〜いつも、いつも、心のこもった
贈り物を本当に有難うございます。どうか２０２４年も旅と美味しい
ものが楽しめる心豊かな一年でありますように！！

15

竹田市にある但馬屋本店

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荒城の月の栞

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荒城の月詰合せ

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ギフト・パックの外装　

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この淡雪が秀逸

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淡雪と黄身餡から生まれるシンプルだけどディープな世界

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但馬屋の令和六年暦辰年

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如月の干菓子は寒中梅

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2022/12訪問1回目

3.9

旧岡藩御用菓子司

今回のフクモリで山形の葉山館をご存知と知って〜グルマンなだけ
でない Y君のレパートリーと守備範囲の広さに感服したワタクシでご
ざいましたが、ちょうど大分県からお帰りになったところで大分土産
に但馬屋老舗の荒城の月と三笠野の詰合せを戴きました。但馬屋は創
業文化元年（１８０４年）初代但馬屋幸助は但馬の国（現在の兵庫県）
生まれ〜京都伏見の駿河屋で修行〜岡藩主中川公に召されて御用菓子
司となり生国を屋号にして今日に至ります。

文化のはじめ・・岡藩十代久貴公が八代久貞公が好んだ奈良の燧焼き
を倣い作らせ奈良の三笠山・春日野にちなんで三笠野と名付け歴代藩
主のお茶の友としてご賞味せされ候。以来〜同じ製法で作られている
為、現代人の舌には生地が少しぼそっと感じられますが甘過ぎない漉
し餡が上品で美味〜♬ そして荒城の月は絶品でございます！！パッ
クの中に３つ並んでいるところを見た時は上用饅頭かしら？と思った
のですが手にとると・・しっとり〜あら？？淡雪みたい！！手亡豆の
白餡に卵黄を混ぜた黄身餡を溶かし寒天と泡立てた卵白で作る淡雪に
包まれた逸品は黄身餡と淡雪の薄さの調和が絶妙で〜♬ 但馬屋のロ
ゴが描かれた小さな紙の上に繊細な芸術作品のように静かに佇んでお
ります。旧岡藩の時代に明け方の空に浮かぶ白い月を菓名に夜越の月
と藩主から名を戴いたと言う献上品を創業１８０年の記念に昭和５９
年（１９８４年）に復刻・・荒城の月は昭和９年（１９３４年）に瀧
廉太郎が岡城に想いを寄せ作曲されたとされる’荒城の月’ を菓名に発
売されました。豊後竹田城は文治元年（１１８５年）に築城され明治
４年（１８７１年）に廃城令が出て石垣が残るのみとなりましたが、
瀧廉太郎は竹田で幼少期を過ごしたのだそうでございます。Y君が以
前撮った写真を探して送ってくださいました。曰く、竹田の岡城跡に
行った時の写真です。”深い山の中で私の他には瀧廉太郎先生しかお
られませんでした” 瀧廉太郎の銅像の写真もあって〜遠くに山並みが
見えて美しい所ですねぇ〜竹田の町も静かで趣のある所だそうで食べ
ログのレビュー写真で但馬屋の外観を拝見しても城下町の風情が残る
町並みに木造白壁の店舗が美しく、店内にも凛とした空気感があって
歴史の流れを感じます。荒城の月で老舗の味を堪能させて戴きました。
感謝の内に・・♡

15

但馬屋の包み紙

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コンパクトな一箱に逸品が！

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荒城の月の丸い台紙

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三笠野

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なんと趣のある・・お店構え

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荒城の月

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淡雪と黄身餡で珠玉の逸品

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竹田城の城壁

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店舗情報（詳細）

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店舗基本情報

店名	但馬屋老舗本店
ジャンル	和菓子
予約・お問い合わせ	0974-63-1811
予約可否	予約可
住所	大分県竹田市竹田町40 大きな地図を見る周辺のお店を探す
交通手段	JR豊肥本線「豊後竹田」駅から徒歩10分豊後竹田駅から584m
営業時間	09:00 - 18:00 ■ 定休日元日、不定休営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
予算	～￥999 ～￥999
予算（口コミ集計）	￥1,000～￥1,999 利用金額分布を見る
支払い方法	カード可電子マネー不可

席・設備

個室	無
貸切	不可
禁煙・喫煙	全席禁煙
駐車場	有
空間・設備	落ち着いた空間

特徴・関連情報

利用シーン
ロケーション	一軒家レストラン
サービス	テイクアウト
公式アカウント	https://www.instagram.com/tajimayaroho/
オープン日	1804年
備考	こちらは菓子販売店舗です。イートインをご希望の方は、　併設の「茶房だんだん」、　もしくは裏手にある「茶房たじまや(但馬屋殿町店)」をご利用ください。・参考：茶房だんだん https://tabelog.com/oita/A4401/A440102/44000633/
初投稿者	食べっちゃー（0）
最近の編集者	s324sr-pro（0） ... 店舗情報（'22/07/08 06:49） oishiimonosukida（0） ... 店舗情報（'21/10/31 17:59）編集履歴を詳しく見る