まさに超絶（再訪多数） : 滋魂

　２０１１年８月．
　「うまうま新潟」さんのコメントに惹かれて，平日の１９時頃に，３人でおじゃましました．

　店は，外観・内装ともに，最近のラーメン店といった感じです．店内には，テーブル席と，小上がりの座卓席，カウンター席があります．
　おじゃました時には，自分たち以外に，数組の客がいらっしゃいました．若者が多いようです．カウンターの向こうでは，ご主人が黙々と料理を作っていました．また，女将さん（？）が気さくな方で，好印象でした．

　基本のメニューには，燕三条系背脂チャッチャラーメン類，つけ麺，タンメン，野菜味噌ラーメン，麺類のトッピング類，サイドメニューのご飯もの，餃子，野菜炒め等があります．また，期間限定メニューとして，「カレーらーめん」や「超絶煮干そば」なんていうモノもありました．

　自分は，はじめは燕三条系背脂チャッチャラーメンか味噌ラーメンを注文するつもりだったのですが，「期間限定」に負けて，結局「カレーらーめん」と「半ライス」を注文しました．また，２人の連れのうちのひとりは，燕三条系背脂チャッチャラーメンの「中華そば」と「半ちゃーはん」を，もうひとりは，やはり燕三条系背脂チャッチャラーメンの「岩のり中華」と「ライス」を注文しました．さらに，「手造り餃子（５ヶ）」を２人前注文しました．

　注文して１０分後くらいに，料理が運ばれてきました．

　「カレーらーめん」は，カレースープの汁麺に，挽肉たっぷりのカレーソースがかかり，素揚げされた夏野菜（ナス・ピーマン・パプリカ・カボチャ）と湯ムキされたミニトマトがトッピングされています．薬味は，粗みじん切りのタマネギです．
　カレースープは，ベースが煮干ダシなのですが，違和感はありません．それほど辛くはなく，まろやかです．スープ自体にも軽いトロミがありますが，カレーソースと混ぜるとトロミが強まり，夏野菜や麺との絡みが良くなります．このスープと，甘味のある素揚げ野菜，酸味のあるミニトマトは，非常に良く合いました．
　麺は，やや太めでモチッとしており，食べごたえがあります．全体として，スープ・麺・トッピング・薬味のバランスがイイと思いました．
　麺を食べたあとのお楽しみは，「半ライス」の投入です・・・・これが無いとイケマセンネ．スープカレー（またはカレー雑炊）のような感じになり，これもウマかった！　最後の最後まで，スープを楽しみました．

　連れが注文した，燕三条系背脂チャッチャラーメンのスープもひと口もらいましたが，多めの背脂の割にはアッサリとしており，煮干の風味がイイ感じです．このスープも気に入りました．

　次回は，燕三条系背脂チャッチャラーメンか，気になるネーミングの「超絶煮干そば」を食べてみたいですね．


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　２０１１年９月．
　というわけで，「超絶煮干そば」を食べてきました．
　おじゃましたのは日曜日の１９時頃でしたが，店内はほぼ満席でした．

　注文したのは，「超絶煮干そば」と「半ちゃーしゅうキム飯」です．「超絶煮干そば」は，もともと期間限定メニューだったのですが，好評につき期間延長しているそうです．ちなみに「カレーらーめん」は終了していました．

　「超絶煮干そば」は，スープ・麺と具材が別盛りになっています．スープと麺，少々の小口切りのネギが入った丼に，具材が盛られた皿がのせられて登場します．女将さん（？）に，「はじめは具材を入れずに，素ラーメンとしてお召し上がりください」と告げられました．スープに自信があるのでしょう・・・期待が高まりますね．具材が盛られた皿を丼から外すと，煮干の匂いがフワッと立ちのぼります．
　スープは薄茶色で，多少のアブラと細かい泡が浮いています．スープをひとくち含むと，煮干の風味がパァァッと広がります．ダシは濃厚ですが，生臭さや苦みは感じられません．適度なアブラ分のせいかコクもあり，シッカリとした味付け・・・ウマいスープですね．実に自分好みでした．
　麺は，細めのストレートで，スープと良く合いました．
　皿盛りの具材は，チャーシューが２枚と，メンマ，岩海苔，小口切りのネギです．素ラーメンとして３分の２くらい食べてから，ラーメンにトッピングしました．チャーシューはホロリとしてウマいのですが，ちょっと塩辛いですね．スープも塩辛くなってしまいました．また，岩海苔はちょっとジャマに感じました・・・煮干の風味も薄れるし．個人的には，「超絶煮干そば」は，最小限のトッピングの方がイイですね．

　「半ちゃーしゅうキム飯」は，角切りチャーシューとキムチを合えたものがご飯にのせられ，小口切りのネギとマヨネースがトッピングされています．悪くはないのですが，これもちょっと塩辛いですね．

　今回，「超絶煮干そば」にヤラレました．定番メニューになってほしいです！


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　２０１２年９月．
　９日間の韓国出張が終わって，新潟空港からの帰り道，こちらで夕食をいただきました．およそ１年ぶりの訪問ですね．平日の２０時４０分頃です．
　終了間近の時間だったにもかかわらず，５組くらいの客がいました．すべてが若い男性でした．

　今回，自分は「超絶煮干そば ７５０円」を，空港に迎えにきてくれた友人は「岩のり中華 ８８０円」と「半のりめし ２００円」を注文しました．期間限定の「超絶煮干そば」は，期間延長がまだ続いていました．なお，自分も，ご飯物が食べたかったのですが，機内食を食べたあとだったので，あきらめました．

　辛口の韓国料理が続いたせいもあり，「超絶煮干そば」にはかなり癒されました．マイルドでスッキリした煮干の風味が身体に染み渡り，一気に日本に引き戻されました．帰国後の１食目として，なかなか良かったです．


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　２０１２年１１月．
　「うまうま新潟」さんの口コミにあった，「新潟ラーメンバトル２０１２」出品の「禁断の特濃みそらーめん」に惹かれておじゃましてみました．平日の１３時１０分頃です．
　昼におじゃましたのは初めてですが，駐車場・席とも，ほぼ満杯でした．客は，若い方が多めでした．

　今回注文したのは，「禁断の特濃みそらーめん ８８０円」と，「玉ねぎトッピング ８０円」，「ライス １５０円」です．注文後８分くらいでラーメンが，さらに２分くらいしてライスが運ばれてきました．

　「禁断の特濃みそらーめん」のトッピングは，大きめの豚バラ焼肉が４〜５枚と，茹でホウレンソウ，メンマ，粗みじんのさらしタマネギ（トッピング追加でたっぷりの量です），２種類の味噌（ニンニク辛味噌と醤のような味噌）です．「うまうま新潟」さんの口コミによると，豚バラ肉は味噌漬けのものとか．
　「特濃」とあるだけに，スープはかなり濃いめです．トロミがあり，ポタージュスープのような感じです．「天下一品」の「こってり」スープのトロミを彷彿とさせますが，もっと滑らかで，軽やかです．豚骨のコッテリ感・コク，煮干ダシの風味，ニンニク・ネギ油の香ばしさ，ショウガの刺激が感じられます．中国山椒も入っているかもしれせん．ただ，それぞれが突出することなく，まろやかにまとまっています．かなり計算されていますね．なお，濃厚でも塩辛くはありません．また，食べすすむと，たっぷり入ったショウガのせいで，舌先がジンジンしてきます．このスープには，粗みじんのタマネギがよく合いますね．「玉ねぎトッピング」でタマネギを増量して正解でした．
　麺は，ストレートの太麺で，ツルツル・モッチリとした食感でした．スープと好相性です．
　なお，トッピングの豚バラ焼肉は，ご飯とよく合います．自分は，ライスに焼肉と，タマネギ，卓上に常備されたニンニク辛味噌，粗挽き黒コショウをのせて，即席の豚丼に仕立てました．また，最後には，スープにライスを投入し，スープを十分に楽しみました．満腹・満足です．

　「禁断の特濃みそらーめん」は，他には無い，かなり個性的なラーメンだと思います．おそらく，１１月末日までだと思いますが，もういちど食べたいですね．


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　２０１３年１２月．
　ほぼ１年ぶりの再訪です．
　混雑が予想されたため１３時４０分頃におじゃましましたが，それでも駐車場（相変わらず停めづらいですね）が満車で，結局入店できたのは１４時３０分頃でした．大人気ですね．
　ちなみに，駐車場が空くまで，「ブーランジェルクール」までパンを購入に行ってました．

　今回，自分は「超絶煮干そば ７５０円」と「半のりめし ２００円」を，２人の連れはそれぞれ「中華そば ６８０円」と「禁断の特濃みそらーめん ８８０円（大盛り １００円増し・玉ねぎトッピング ８０円増し）」を注文しました．
　これらは，１５〜１７分後に運ばれてきました．

　「超絶煮干そば」は，今回も身体に染み渡りました．ウマイですねぇ・・・ただ，体調のせいか，ちょっと塩辛く感じました．でも，残りのスープに「半のりめし」の半分を投入して，最後まで楽しみました．

　そういえば，「超絶煮干そば」も「禁断の特濃みそらーめん」も定番メニューになったようですね．ウレシイ限りです．