県外客を交えた懇親会が開催されました : いかの墨 新潟駅前店

　県外からの客人を交えた懇親会が開催されました．開宴は日曜日の１７時です．
　メンバーは１０人で，年齢層には幅がありました．

　幹事では無かったため詳細は不明ですが，「平日限定４,５００円コース　１・２月コース」の利用だったようです．料理は６品で，飲み放題付きでした（滞在可能時間 ２時間３０分）．

　日曜日の早い時間だったにもかかわらず多くの客がいて，あちこちから騒がしい声が聞こえました．

　料理は，はじめにマダラ白子の茶碗蒸し・刺身盛り合わせ（イカ・ブリ・サザエ．甘エビ・アジ等）・茹でズワイガニ（爪・足・付け根のみ）・豚肉のすき焼き鍋（ひとり鍋；固形燃料コンロ）が卓上に並び，あとからイカ耳とゲソの天ぷら（刺身の転用）・ニシンの浜焼き・鶏とゴボウの炊き込みご飯（豚骨だし？付き）が運ばれてきました．
　相変わらず豪快な盛り付けの料理が目立ちますね．味的には普通かな・・・特に印象には残っていません．
　茹でズワイガニ・ニシンの浜焼き・鶏とゴボウの炊き込みご飯は量が多く，年配のメンバーにはキツかったようですね（ひとり１尾のニシンは自分にもキツかったです）．けっこう大量に残ってしまいました．


　今回も前回と同様の感想をもちました．店の外観・内装や料理の見た目は高級な感じですが，店内の雰囲気や料理の味はいたって大衆的です．
　あと，前回にも増して，若いスタッフ（おそらくバイト）の気の利かなさが気になりました．日本酒を注文しても，徳利に入った酒だけもってきて猪口をなかなかもってこない等々・・・ちょっとイライラしましたね．

　２０１４年２月．
　つくば市からの客人をもてなすために，日曜日の１９時におじゃましました．メンバーは３人です．
　２〜３週間前に，「旬彩４,０００円コース（２時間飲み放題；全６品）」＋「越後の地酒１２種飲み放題 ５００円」＋「真鯛の陶板蒸しを寒ブリのしゃぶしゃぶに変更 ５００円」＋「飲み放題を３時間に延長 ５００円」を（詳細はHＰ参照）個室利用で予約しました．

　店は，ＪＲ新潟駅の万代口から徒歩で２分くらいでしょうか．『新潟第一ホテル』の向かいにあります．
　こちらの店を選んだ第一の理由は，客人の宿泊するホテルが『新潟第一ホテル』だったことです．

　３階建てのやや古びたビルですが，１階は和風に改装されています．新潟駅方面から向かうと，大きな看板が目立ちますね．
　ビルの左手に茅葺き屋根の小さな門があり，白い暖簾が下がっています．そこから入り口まで，料亭のような高級感のあるアプローチ（短いですが）が続いていました．

　店内はレトロ和風です．入り口で靴を脱いで上がるようになっており，個室（板の間）や掘りごたつ式のカウンター席がありました．

　おじゃました時はほぼ満席だったようです．３０代以上の男性客が目立ちましたね．あちこちで盛り上がっており，けっこう大きな声が聞こえました．

　自分たちは４人用の個室に通されましたが，予想していたよりも窮屈で，圧迫感がありました．また，座卓が小さく，時間が経つと食器を置くスペースが無くなってきます．こちらの料理は大皿で供されることが多いので，テーブルの狭さが際立ちますね．

　和装の女性が接客を担当していましたが，アルバイトを始めたばかりの大学生のような感じでしたね（苦笑）．

　コースは，食前酒（吟醸酒だったかな），紅ズワイガニの茶わん蒸し，船盛りの刺身（イカ・甘エビ・寒ブリ・サザエ等），国産牛の蒸篭蒸し（ゴマダレ），寒ブリのしゃぶしゃぶ（ポン酢・万能ネギ・モミジおろし），フグの唐揚げ，カキの炊き込みご飯（だし汁）で構成されていました．
　船盛りやしゃぶしゃぶは豪快な盛り付けで，なかなかテンションが上がります⤴
　ただ，味的には普通でしょうか⤵　茶碗蒸しや船盛り（特にイカやサザエ）に関しては，出来立て感に乏しかったですね．また，寒ブリのしゃぶしゃぶは，軽いナマグサミを感じました（これには，客人の箸もあまりすすんでいませんでした）．
　なかで好印象だったのは，〆に出されたカキの炊き込みご飯ですね．炊きたてで香ばしいオコゲができており，そのままで十分に旨かったです．さらに，だし汁をかけたお茶漬けもイカしてました．

　なお，「越後の地酒１２種飲み放題」を追加すると，下越〜上越までさまざまな地酒が楽しめるのでオススメですよ．


　こちらの店（系列店も含めて），新潟の食材や地酒が楽しめ，料理の演出が豪快なので，県外客のもてなしにはピッタリだと思います．
　ただ，静かに飲みたい場合には不向きかなぁ．