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折衷料理を食してみた。
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アルセーヌ００７
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店舗基本情報
| 店名 |
折衷旬彩 香月
|
|---|---|
| ジャンル | 海鮮、洋食、居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
0742-22-1018 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
近鉄奈良駅より徒歩１０分 近鉄奈良駅から565m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥4,000～￥4,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX） 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、掘りごたつあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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台風の来た日に、果たして開店するのかどうか、
確認も含めて、昼頃に予約。
「やる予定です」ということで、
午後7時予約。
幸い台風は、午後5時頃までには去って行き、
雨も上がって、傘なしで訪問。
入り口から、靴を脱いで、上がっていくと、
テーブル席に案内される。
この夜は大将ひとりで、すべて切り盛りしている。
客は、当方を含めて6組、まだ、席は空いていたが、
平日の台風直後であり、この日はこの人数のママ過ぎていく。
まずは、お通しの酢もずく、
少し甘めのモズク酢である。
ひとまずはビール。
ひとしきり間が開いて、
次を注文するが、なかなか料理が出てこない。
頼んだのは、生ハムサラダである。
やはり、カウンターの客が先になってしまう。此は仕方ないことであろう。
しばし時間が過ぎて、ようやくサラダが出てきたが、
生ハムの下に、梨、レタス、ミョウガなどを敷いてある。
生ハムと梨の組み合わせ、初めてであるが、結構いける。
次いで、お造り注文、
かなり間が開いて、ようやくでてきた。
鯛、蛸、かつをの3点盛りである。
鯛はかわを少し炙り、蛸も少し炙ってあった。
とくに、鯛の風味がとてもよく出ており、
うまい刺身。
造りがこれだけうまかったので、もう少し頼んでもよかったと後悔。
次いで、サンマ塩焼き、今年の初サンマである。
しかし一光年くらいたって、
ようやく提供される。
絶妙の塩加減と焼き加減。
此はうまいです。
じっくりときれいに焼き上げてある。
焼酎がすすむ。
酒粕を使った焼酎、ヤタガラスという銘柄。
結構酒粕の味が濃厚で、まるで日本酒のような味わい。
ソーダ割りにしてもらうが、結構おなかにたまる。
その後、地元の奈良牛を使ったローストビーフ頼むが、
これも結構な時間がかかって、出てくる。
見た印象はきれいなピンク色で、少し火の通りすぎのように感じたが、
食べた感じは、ごく普通のローストビーフ。とりたてて、
おいしいというものでもないと感じた。
最後に、淡路島のジャコと大葉のパスタをいただく。
このパスタは絶品。ジャコの適度の塩分と、ガーリック、オリーブオイルの、混ざり具合が絶妙に感じられた。
ビールと、酎ハイ３杯、にこれらの料理で、締めて1万ちょっとで、
退散したが、一品一品の、料理の出てくる時間を、計算に入れて、
あらかじめ頼む必要があると思う。
この、ゆっくりとした時間の流れを待てる人には、
いい店である。なかなか旨いつまみと、おいしい酒を揃えているとおもう。
今度は、是非カウンターに座り、飲みたいと思う。
店主は元々、京都出身で、フレンチのシェフだったそうであるが、
まさに折衷というにふさわしい料理の種類である。