お茶の老舗でパフェ。 : お茶元みはら胡蝶庵 本店

１ヶ月半ぶりの松本・・・の２日目は安曇野におります。

８月だし、観光の人が多いだろうから、安曇野に行くのは気乗りしなかったけどね。相棒に買い物を頼まれたもんでね。
買い物を済ませて、そのあとは久々の穂高神社に行ったよ。あちこち穂高を回ってもよかったけど、やっぱりどこも人が多くてね。翌日の勤務もちょっと早かったんで、早めに帰路に就くことにしたんだよ。

で、帰る前に美味しいものを食べて行こうって思ったよ。
それが今回のお店であります。
胡蝶庵。お茶の老舗だよ。創業は１８７４年。「お茶元みはら」との名の通り、創業から代々、三原さんが店主さんをお勤めだよ。

お茶の製造と販売からスタートして、やがてお茶請けとしてのお菓子の販売を始めて、そして和カフェも始めたということだ。現在は抹茶をメインとしたお菓子造りに注力しているそうだよ。

胡蝶庵と言えば、「とろける生大福」「生どら焼き」なんだよ。
生大福、買って帰りたいけど、この猛暑の時期は川崎まで難しい。保冷剤があっても、耐えられなくてトロトロになりそうだよ。この時は買ってないけど、過去に何回か近場の胡蝶庵で買って食べたよ。季節限定のものもあって、すごく美味しい。特にちょっと濃いめのお茶と合わせると絶品だよ。

胡蝶庵は創業の地であり、本店があるのが安曇野なので、店舗展開も安曇野中心。豊科イオンや堀金ベイシアにもある。松本は寿と石芝にあるね。南松本エリアに住んでたから、行くのは石芝だったよ。ちなみに寿のほうはカフェ併設だ。
ちなみに穂高勤務だったころは、通勤で豊科の本店の前を通ってたわ。たまに買い物やご飯の都合でルートを変えてたけど。

国道１４７号沿いにあって駐車場も完備。店舗前の駐車場が空いてなくても、脇の道を入ったところに広い駐車場が用意されてるので、そうそう満車になることはないと思うな～。

外からよく見えるので、カフェの混雑具合もすぐに分かる。
１１時回ったくらいに着いたけど、カフェには２組しかいないのが見えてホッとしたよ。
店内に入ると、目の前に広がるお茶ワールド。

お茶葉の販売コーナーはあまりの茶葉の種類の豊富さに圧倒される。日本茶は当たり前、紅茶、中国茶、フレーバーティー、健康茶などなど。困ったら店員さんに相談するといい。こちらの店員さんは皆さんすごい親切で感じがいい。

お菓子もほんとに種類豊富。自分用、お使い物、さまざまな用途に合わせて選べるよ。お使い物なら箱詰め、自分用ならバラ売りなどなど。

カフェは入って右手。店員さんにカフェ利用を伝えると、どうぞどうぞな感じでカフェまで誘導。そして、お好きな席へどうぞだよ。
ガラス張りでとても明るい。席によっては眩しいくらいだ。４人掛けが１０卓くらいあるのかな。

窓際の席につくよ。
何にしようってさ、パフェだけど。
とはいえ、気が変わるかもしれないし、しっかりとメニューを見よう。
いろんな種類のお茶も飲めるし、抹茶のおやつと季節のおやつ。うわ～パフェのつもりで来たけど目移りするわ。

お茶の老舗のカフェってデザートとお茶だけって思うじゃん。さにあらず。ご飯も可能なのよ。
抹茶のざるそばを始めとした和風のフード類も充実してる。こちらも季節を感じるメニューがあるよ。これを書いてる今は９月だから、かぼちゃの和風クリームパスタ、きのこたっぷりナポリタン、信州きのこと信州味噌のクリームパスタなどなど。

甘いものとして、抹茶あんみつはもちろん、抹茶モンブラン、お茶と生大福のセット。お茶もほうじ茶とか天龍紅茶などもある。ソフトクリームもある。
パフェも３種類くらいあって、少し食べたいときに小ぶりのサンデーもある。かき氷も季節限定おやつで絶賛販売中。もっちっちは初志貫徹の抹茶パフェ。熱いお茶もセットだよ。

２つ離れた席にいたご夫婦と思しきおふたり。男性のほうがかき氷を注文したようで・・・。そのかき氷を見てびっくり。でっかっっっ！！！
抹茶がたっぷりとかかったかき氷。高さ２０センチ近くあるんじゃないかな。注文した男性も驚きの声を上げて写真を撮ってたよ。お客さんが楽しそうで店員さんもニコニコだ。

さて、抹茶パフェ。・・・でっかっっ！！
３０センチ。
下から、抹茶アイス、抹茶ジュレ、フレーク、抹茶わらび餅、ホイップ、抹茶寒天。寒天の上には北海道産小豆と宮古島産塩を使用のあんこ、栗の甘露煮、大好きな白玉は５個だよ。そして抹茶ソフトにさらに抹茶を振りかけてる。熱いお茶がついて１０５０円。さらに税。

これ絶対に美味しい。これ実際に美味しい。
まずね、抹茶をたっぷりと振りかけた抹茶ソフト、このスタートの時点で、美味しくて幸せだな～って思う。とにかく濃厚な抹茶の味がたまんない。ソフトクリーム、寒天、わらび餅、ジュレ、アイスクリームとすべて抹茶尽くし。

白玉のもちもちっぷりも涙ものだし、あんこのほのかに塩の味を感じる甘さの良さ、そんでたまに飲むお茶の香りの良さ。これがカフェの一番人気ってのも納得だし、これを目当てにお客さんが来るってのも納得する。実際に後から来たお客さんも多くのひとがこれを注文してた。

お菓子を買って帰るお客さんもひっきりなしにやってくる。繁盛してる。そらそうだよね。
ううう・・・美味しいよ～。
はあ～満足した。お茶をずずず～・・・。お腹いっぱいだ。しばらくご飯はいらないわ。
夏のクリームパスタを食べてから、この抹茶パフェを食べようかな～なんて思ったけど、そんな無謀なことをしでかさなくて良かった～。両方なんてさすがに食べ切れない。

さて、これにて、もっちっちは川崎に帰る。ここなら安曇野インターが最寄り。実はいまだに旧名の豊科インターと呼んでしまう。
のんびりと休憩を多めにして帰ろう。ちなみにサービスエリアも人出がすごくて、もう絶対に８月なんかに松本には行かないって思ったよ。