無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
0266-77-2019
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
蓼科高原の英国風庭園を愛でながらアフタヌーンティーのはずだったが・・・。
8月上旬の蓼科での休暇5日目。
この日の朝「レバノンのベイルートで大爆発があった」というニュースが流れた。
私は昨年以来、ただでさえサウジ&UAEとイランの対立にカタールが巻き込まれて、UAEやカタールで進めている仕事がとてもやりにくくなってなっていたにもかかわらず、またこんな事件が起こると、ISやシリア内戦(決して内戦ではないのだが)の時のようなゴチャゴチャが始まるのではないかと気が気でなかった。
特にアメリカのトランプ大統領が「これは事故ではなく爆撃だ」と発言したことで、イスラエルと対立するレバノンの一大勢力イスラム教シーア派の「ヒズボラ」が色めき立ち、シリアに代わって彼らの後押しをしているイランが黙っていなくなり収集のつかない事態になる事も予想される・・・。
ちなみにレバノンのベイルートという街は、昔のシルクロードの終点(ここからローマへは船で行く)として栄えた交易都市で、かつての宗主国・フランスの影響を受け、主にフランス人の避寒地として発展してきた事から「中東のパリ」と呼ばれた美しい街だ。
私も10年ほど前に一度だけ訪れた事があるが、
当時は中東戦争の傷跡か直前のイスラエルとヒズボラのミサイル攻撃合戦の為か、美しい場所とガレキと化した場所が混在していて「不思議なところだな」というのが正直な印象だった。
だが、レバノンという国はかつてはフェニキア人による交易都市を有する国際的な国だった事や、隣国シリアと同じく教育レベルが高く、また歴史的経緯によって言語にも明るい(アラビア語以外にフランス語や英語も使われている)ことなどから、かつては、世界的な商社や通信社などは中東の拠点を人材豊富なここベイルートに置く事が多かった。
中東戦争以降ベイルートが荒廃するとそれらは治安のよいシリアのダマスカスに移ったが、
そのダマスカスも今では完全に機能不全に陥っている。
日本に居ると小さな出来事かも知れないが、昔から世界的には、レバノン人やシリア人は対立しているユダヤ人にも負けないくらいの商才の持ち主として有名で、ゴーン氏のように世界で活躍しているビジネスマンや、世界的な通信社が多数あったシリア出身の国際ジャーナリストも多くその影響力は小さくない。
今後この地域はトルコやイランも含めて勢力図が大きく変わりとんでもない混乱の火種になるかもしれない事が私はとても怖い。
香港情勢と共に無関心でいてはいけないのではないかと思っている。
ちなみに少し食べログ的な話をすると・・・、
そんな歴史的経緯を持つレバノンなので、料理もとても洗練されていて、今ヨーロッパやアラブ諸国では、トルコ料理は別格ながら、ペルシャ料理と共にレバノン料理は中東の料理としてはとてもポピュラーな存在である。
特にイランと対立するアラブ諸国ではレバノン料理が最も広まっている。
(レバノン料理がどういうものかはどうぞググってください)
***
この日は一昨日から我々の別荘に乱入していた姪っ子を茅野駅まで送って、
その帰りに妻と今回はまだ訪れていなかったここ「バラクライングリッシュガーデン」を訪れた。
ここはたくさんの草花が咲き誇る高原の英国風庭園で、蓼科に来ると私たちが必ず一度は立ち寄るお気に入りのスポット。
私の妻は比較的涼しいこの蓼科の地のオープンテラスで庭園を見ながら「アフタヌーンティー」を楽しむのがとても好きらしい。
ところが、この日は朝からそんな事も有って、私の頭の中はもう完全な仕事モードになってしまっていて、この英国調の美しい庭園を見ていても、
「イギリスはどのような立場をとるのだろうか?」
「この先この出来事はどんな影響を及ぼすのだろうか?」
「カルロス・ゴーンは爆風で吹き飛ばされていないだろうか?(Ghosn is gone with the wind.)笑」
そんな事ばかりが頭の中を駆け巡る。
来年(次回)来る時には、コロナも含めたこういった問題が全て解決されて、
心穏やかな時の中で純粋に「アフタヌーンティー」が楽しめると良いなと思うのだった。
追記。
翌日になってこの大爆発はほぼ事故によるものであることが判明すると同時に、
トランプ大統領も前言(爆撃説)を撤回した。
ただその3日後、今度は今まで水と油だったはずの「イスラエル(ユダヤ)とUAE(アラブ)が国交正常化する」という驚天動地の大ニュースが流れた。
次は同じイスラム教スンニ派の「バーレーン」や「サウジアラビア」も追随すると言われている。
となれば、先日のトランプ大統領の思わせぶりの発言は「イスラエルが攻撃してもスンニ派の国(アラブ諸国は殆どがそう)はもう協力しないぞ」というシーア派の国(イランやレバノンなど)に対する脅しの先駆けだったと取れない事もない。
蚊帳の外に置かれた「パレスチナ」はまたかつてのように欧州でテロ活動を行うのだろうか・・・?
益々怖いことになってきた。
蓼科高原で英国風庭園を愛でながらのアフタヌーンティー
諏訪インターからビーナスラインに入り蓼科高原カントリークラブの手前、蓼科の入口とも言える場所にある「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」。
私が大阪勤務から戻って久々に蓼科を訪れた25年ほど前に突然現れた英国調の庭園。
確かオープンして2~3年だった当時、この庭園には大した草花はなく、規模もさほど大きなものではなかったと記憶している。
でも、綺麗に区画整理された庭園は、ヨーロッパの古い庭園が好きな私にはとても居心地の良い場所だった。
このカフェも、記憶に間違いが無ければ、売店の横にあったセルフサービスのカフェからスタートしたと思う。
それからは、訪れるたびに少しずつ庭園にも草花が増え施設も充実していった。
私は蓼科に来るとほぼ毎回ここを訪れる。
比較的涼しいこの地で紅茶をいただくのが好きだからだ。
今回も、途中離脱の息子を茅野駅に送り届けた後ここに立ち寄った。
まだランチタイムだったので、私は好物の「キッシュ」(ハムエッグタルト)を、妻は3段盛りの「アフタヌーンティー」をいただいた。
やや濃い目の味の「キッシュ」と、シンガポールや香港のような「ハイティー」とは比べられないものの、「アフタヌーンティー」はスコーンやサンドウィッチ、ケーキやプリンなどがきれいに並べられていた。
このシチュエーションでも、ここはまだ「ヨーロッパにいるような感覚」にはならないが、ちょっとした息抜きには十分な場所だ。
口コミが参考になったらフォローしよう
グールマン
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
グールマンさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
バラクラカフェ
|
---|---|
ジャンル | カフェ、洋菓子 |
予約・ お問い合わせ |
0266-77-2019 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オープンテラスあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい |
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
夏の蓼科滞在記~コロナを逃れて~⑤
(***以下は余談になります)
8月初旬の蓼科での休暇5日目。
この日は昨夜合流した姪っ子2号の希望で、車山から霧ヶ峰へのハイキング。
リフトで車山の中腹まで登り、
絶景が続くこの道ながら、道中は下りが多いので女性でも気軽に楽しめる。
たっぷり2時間の山歩きを楽しんだ後、
「見渡す限り一面のニッコウキスゲ」とはいかないまでもキレイな花が咲いている中で、
霧ヶ峰のドライブインで買った「おやき」と共に弁当タイム。
そのあとも乗馬体験などを楽しみながら「これぞ高原」という表現がぴったりの霧ヶ峰を満喫した。
その後「お茶でもしよう」と向かったのは、
妻が気に入っていて、蓼科に来たら毎回必ず立ち寄る「バラクライングリッシュガーデン」。
涼しげな高原にあるこの本格的な英国調の庭園は、
その数多くの花々と、手入れの行き届いた木々の緑によってついつい外国にいるような錯覚を起こさせる。
その中にあるティールーム『バラクラカフェ』。
綺麗な庭園を眺めながらのオープンテラスで優雅なひと時を過ごすことが出来る。
一番人気は「アフタヌーンティーセット」(写真参照)。
この時期は予約したほうが無難なこの名物料理?はこの庭園の雰囲気と共に女性心をくすぐること間違いなし。
午後のひとときには欠かせない定番アイテム。
私たちは他に「スコーンセット」や「ソフトクリーム」などを食べながらしばしのんびりと過ごした。
思えば、昨年妻と二人でここに来た時は、
その日の朝に中東のレバノンで大爆発が起きた事が報道された日だった。
そう、あのゴーン氏が巻き込まれたのではないかと噂された事故だ。
イスラエルの爆撃説がまことしやかに囁かれ、
当時サウジとカタールの対立などで仕事がストップしていたややこしいこの地域が、さらにややこしいことにならないかと心配でノンビリなどしていられなかった記憶がある。
その時「来年はコロナも中東の問題も考えずに来れたら良いね」などと話をしていたのだが、
コロナの問題は前日の埼玉の緊急事態宣言発出を含め完全に感染爆発の様相を呈しており、
レバノンの爆発事故も、その原因の公表を巡ってデモが内戦に発展しそうな勢いだという。
そんなことなどまるで眼中にないかのように妻たち女性陣はティータイムを楽しんでいる。
でも、これで良いのかもしれない・・・。
などと、この庭園の由来「バラクラ=バラ色の暮らし」に思いを馳せる私だった。
***
この日の夜は、ご近所さんとの2度目の合同バーベキュー。
途中でにわか雨に降られたものの、この別荘の屋根付きデッキのおかげで無事にバーベキューを楽しむことが出来た。
終了後、用意していた花火をし忘れた事に気付いた姪っ子達は、風呂のある中庭でやろうと言い出した。
結局、この日も室内の電気を消して花火を楽しみ、オリンピックを見ながらの5人でのお風呂タイム。
妻はさておき、26歳と20歳という年頃ながらも昔から私に対して何の警戒感も示さない姪っ子達も百歩譲って別だとしても、血のつながりのない義妹(40代後半)も一緒に男の私があたりまえのように皆と入浴するという光景は、私としてはまだ決して慣れているわけではない。
義妹はどう思っているのだろう?
思えば20年以上前・・・、
私が今の家を建てたばかりで、まだ離婚前の義妹夫婦が見に来た時、私はまだほんの幼い息子1号と姪っ子1号と3人でこの出来たばかりの真新しい風呂に入って遊んでいた。
我が家の風呂はユニバーサル仕様でとても広い上に庭のデッキ(陰干し場兼非常口)に出られるようになっているので、私たちがそこで水を掛け合ったりして騒いでいる所を義妹夫婦がなぜか???傍らで眺めていた(汗)
私はもちろんマッパだったので「えっ?」とは思ったが「まあ、いいや」とやり過ごしていた。
姪っ子はずっと「パパもママも来て!」と言っていたのだが、しばらくすると、義妹夫婦がそろって本当に風呂にやってきた・・・しかもマッパで(驚)
私が裸で娘と遊んでくれているのを二人でただ見ている事を不自然だと考えたのだろうか?
(この旦那はかなり変人だったし、その後義妹にも確認していないので本当の理由はわからない・・・少なくとも旦那1人が来れば済むことだったと思うのだが・・・)
いずれにせよ、私たちはこの時初めて互いの裸を見た。
ただ、当時はまだ20代の彼女の事、元モデルとはいえ、陽気で強気な会話とは裏腹にとても恥ずかっただろうから(あたり前だ)、しばらく皆で遊んだ後は、私は死角の場所にキャンプチェアを用意してずっとそこで寝ていたのを覚えている。
その後、義妹は姪っ子2号を生んだ直後に離婚し、私は私の家族と共に彼女達も一緒に海に行ったりキャンプに連れて行ったりしていたので、義妹とは同じ場所で着替えたりする事はあったがそんな程度だった。
息子達や姪っ子達が幼い頃に妻も一緒に旅先や我が家の風呂(先にも述べたようにかなり広い)に入っていても彼女が一緒に入ることはなかったし、一昨年、彼女たち親子が初めて蓼科のこの別荘に来て姪っ子1号の策略で中庭の風呂に皆で入った時も、初日は彼女だけは皆と一緒に入らなかった。
翌日は酔ったせいもあるのか彼女も合流して一緒に裸で大騒ぎしたものの、その翌日はとてもバツの悪そうなよそよそしい態度だったはずだ。
なのに今回の休暇を通じての彼女のこの堂々とした楽し気な振る舞いは何故?
前回の大騒ぎを経験しながらも今回またここに来ると決めた時点である程度覚悟していたとは思うものの、まさか姪っ子1号と同じようなテンションで臨んでくるとは思わなかった。
でも、まだこの状況に慣れない私には「バラクラ」とはちょっとイメージが違う(笑)
休暇を終えて埼玉に戻ったら、
私は絶対にこの「不自然な」状態を持ち込ませまいと固く心に誓ったのだった???(汗)