こってりと言いながらも適度なちょうど良い鶏の旨味の濃さを感じられるラーメンでした♪ : らぁ麺 しろがね

日曜日に朝からちょっと所用で松本市の石芝方面に行った際のランチで利用したお店が、
「らぁ麺しろがね　松本本店」さん
でした。
こちらのラーメン屋さんは鶏ガラベースの出汁にこってりとあっさりのタイプの違う二種類のラーメンを提供しているお店なんだそうです。こちらの本店の他に長野県安曇野市、埼玉県吉川市、沖縄県那覇市にも店舗はあるようですね。私はなぜか那覇のお店には行った事があります。
お店の場所は『県道２９６号線　松本空港線』を『国道１９号線　松本バイパス』方面から『奈良井川』の『二子橋』を渡る少し手前の『松本市道５１２９号線』で右折して直ぐの所にありました。
お店の前の駐車場に車を止めて店内に入店した時間は１１時３９分。
この時点での先客はシングル客１名、ペア客３組のお客さん達がいらっしゃいましたが、直ぐに満席になり、１１時４５分で店内に８脚有ったウェイティング用の椅子までもが満席になり、１１時５０分で外に入店待ちの行列も出来ていました。どうもかなり人気のあるお店のようですね。
こちらのお店の席数はキッチンを囲む形のＬ字型カウンター席９席が有りました。
私もこのキッチンを囲む形のＬ字型カウンター席の一つに遠され着席しております。
着席後、カウンターに置いてあったメニューを見ながらどのラーメンをいただくか検討。
メニューを見てみるとこちらの定番のラーメンは鶏コテらぁ麺は醤油（デフォルト・味玉・肉増し・特製）と塩（デフォルト・味玉・肉増し・特製）が有り、中華らぁ麺は醤油（デフォルト・味玉・肉増し・特製）と塩（デフォルト・味玉・肉増し・特製）が有り、旨辛鶏コテらぁ麺、旨辛中華らぁ麺が有り、数量限定ラーメンとして鶏ゴテ、鶏コテつけ麺（並・大・特大・辛つけ麺・特製）って感じのラーメンが有りました。
と言う事で、この中からどのラーメンをいただくか暫し検討した結果、メニューの一番最初に書いてあった
「鶏コテらぁ麺　醤油」￥８８０
を注文です。
これはこってりの方の具材が最もシンプルな醤油ラーメンですね。
で、ラーメンは注文後５分で着丼です。
では、届いたばかりの丼の中を俯瞰で眺めてみましょう。
具材は鶏叉焼１枚、穂先メンマ２本、普通サイズのメンマ１本、ほうれん草、スライスオニオンと言ったところ。
スープは濃いめの黄白色に完全に濁る色合いのスープ。
麺は細平打ちストレート麺ですね。
じゃ、まずはスープを一口。
凄く簿妙な程にホンの少しだけトロミがあります・・・いや、ほぼトロミはないか。気のせいでした。
出汁のベースは鶏コテらぁ麺って言っているのですから当然ですが鶏。鶏らしい旨味と甘味はしっかりと感じられます。これは鶏ガラ・モミジ・鶏皮等をとことん煮出して旨味を抽出した感じの出汁でしょうかねぇ？こってり味の方のラーメンとの事だったのですが、旨味はこってりではありましたが、この手の今時のラーメンと比べると適度な濃いめくらいだったと思います。ちょうど良い感じでしたね。
香味油はスープの表面に少し多めに浮かんでいました。これは鶏油でしょうか？ただ、見た目の量程にはしつこさは感じられなかったですねぇ。これも出汁に続いて適度な濃いめでした。
醤油ダレは出汁や香味油と比べて存在感が薄かったかなぁ。あくまでスープの前面には出てこない、縁の下の力持ち的な味の纏め役って感じでした。
次に麺をいただいてみましょう。
ブチブチと歯切れの良い気持ち良さがある噛みはですねぇ。
加水率は少し高めで、鹹水の効きは弱めな方だったんじゃないでしょうか。
麺の表面はどちらかと言えばツルツルした方だったのと香味油がよく麺に纏わり付いていたのでまずまず良かったと思います。
麺の味としては塩気はなく、甘味はホンの少しだけあり、小麦粉の風味も少し感じられる麺でした。
最後に具材達の事にも触れておきましょう。
鶏叉焼のお肉の部位は鶏胸肉。
適度な弾力がある噛み心地です。
肉の旨味はまずまずで、ブラックペッパーが適度にピリリッと効いている美味しい鶏ハムのような鶏叉焼でした。
穂先メンマは柔らかながらもシコシコした食感がありました。
味付けの濃さは適度で、メンマらしい良い意味での苦味もしっかりと感じられるメンマでしたね。
ほうれん草は青菜らしい弱い苦味がサッパリ感を上げてくれていました。
それとスライスオニオンの辛味もまたサッパリ感を上げてくれていましたよ。
そんな感じにラーメン一杯全て完食です。
適度なちょうど良い鶏の旨味の濃さを感じられるラーメンでしたね。ご馳走様でした。