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店名 |
休暇村 乗鞍高原
|
---|---|
ジャンル | ホテル |
予約・ お問い合わせ |
0263-93-2304 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
長野自動車道松本ICより約60分 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) |
個室 |
無 |
---|---|
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、ホテルのレストラン |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
クレジットカードはレストランの会計では利用不可、ホテルのフロントでは利用可 |
関連店舗情報 | 休暇村の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
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~~~~~ 湘南パラダイス物語 後半そのⅩⅥ ~~~~~
乗鞍高原の温泉にゆっくり浸かり、山の幸を満喫してぐっすり眠った大輔とパラ子の二人は、翌朝
には観光センターより標高の高い休暇村近くの「牛留池」周辺を歩きました。
森林の木漏れ日を浴びつつ、涼やかな風に身をまかせ水芭蕉の群生する湿地と原生林を巡った二人
をこの山は静かに包み込んでくれているように感じられます。
パラ子 「ここって、本当に雪深いのね。幹が下の方でよれてたり一回転してる木がある。」
大輔 「厳しい環境でも生きてんだな。」
やがて、牛留池の畔にテラスの見晴らし台があって、欄干に寄りかかりながら森の向こうに乗鞍を
見渡す絶好のヴューポイントで二人は記念撮影します。
大輔 「晴れてて良かったよ。何もかも見える。」
パラ子 「日頃の行いがいいからでしょ。」
大輔 「それは、どうも。」
パラ子 「アタシの行いがいいの。」
大輔 「・・・そ。」
気が付けば、もうランチタイム。
二人は車を停めた休暇村に戻って、宿泊施設の1階のレストランに入りました。
観光客の第一陣は、食事を済ませた後らしく、フロア全体に空席の方が多くなっていました。
女性従業員の方にメニューを見せてもらい、注文を決めました。
大輔 ・・・ * かつカレー
口の広い丼型のおおきな陶器皿にサラダとカツカレーが同居した形で提供されました。
お味は、取り立てて個性がある訳ではないのですが、分量は若い男性でも十分に満足
できるポーション。
生野菜もシャキシャキと瑞々しいのが好感が持てます。
カツも真面目に揚げてあることがわかります。
パラ子・・・ * 天婦羅蕎麦(冷)
天婦羅は海老や野菜各種ですが普通のでき。
蕎麦は、当然の如く信州蕎麦なのでしょう、水切りも宜しく、キリッと冷たく締めて
ともされます。
そばつゆは、出汁もほどほどに、思いのほか醤油のかえしが優しく感じられます。
大輔 「う~、お腹いっぱいだ。朝飯けっこう食ってたからかな。」
パラ子 「あの程度の散策じゃ、運動にはなってないもの。」
食後、二人は休暇村ホテルのお土産売り場で信州名物を物色しました。
味噌や蕎麦、山菜や漬物、果実類の加工品などが色とりどり並べてありました。
パラ子 「ねぇ、見て。桃果汁の炭酸ソーダとかある。」
大輔 「冷えてるんなら飲もうか。」
二人は、幾つかの土産を購入して特産の桃果汁飲料の栓を抜いてもらって、表に出ました。
大輔 「ゴクゴク、うめぇーなぁ、これ。」
パラ子 「ホント、美味しいじゃん。」
大輔 「俺さぁ、楽ちゃんが何考えてるか少し解ったような気がする。」
パラ子 「どゆこと?」
大輔 「多分だけど、・・・いつか会社立ち上げるんじゃないかな。」
パラ子 「へ~、何時よ。どんな?」
大輔 「東北と都心を橋渡しするようなネットのシステムとか、物産の直販とか・・・。」
パラ子 「はぁ、なるほどね。」
大輔 「そうするとさ、お園ちゃんの故郷にとっても利益が上がるし、ローカルの知名
度もゼロじゃなくなるわな。」
パラ子 「うまく行くんだろか?」
大輔 「そのために、いろんな奴を仲間に引き入れようとするだろうなぁ。」
パラ子 「どっちに拠点置くのかな。」
大輔 「それは分からないけど、行ったり来たりしながらやるんじゃないか。」
パラ子 「お園が、幸せになれれば何だってイイと思う。」
大輔 「農園にも係わるし、都心におけるブランド創りでも責任者にもなるって戦略。」
パラ子 「楽ちゃんなら、そのぐらいやりそうだよね。」
二人は、今飲んだ果汁の空き瓶を見ながら、もう一つのカップルに思いを馳せていました。
ハンドルを握ったパラ子は、心なしか穏やかに微笑んでいます。
赤いアルファロメオは、軽快なエンジン音とともに松本市内をめがけて標高を下げ始めました。
~~~~~ つづく ~~~~~