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店名 |
閉店
オステリア マツモト(MATSUMOTO)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、ワインバー、ビストロ |
住所 | |
交通手段 |
JR松本駅より徒歩約7分 西松本駅から365m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
16席 (カウンター8席 テーブル8席) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) ご予約時にご相談ください |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる、ペット可 |
お子様連れ |
子供可(小学生可) |
オープン日 |
2010年10月16日 |
備考 |
ディナーコースをご希望のお客様はご予約をお願いいたします。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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こころに疼くものがある夜。自分を癒すために出かけたのが
松本さんというソムリエが経営する『オステリア・マツモト」。
ソムリエなどというと普通の人には縁がないので敬遠する方もいると思うが
サービスのプロ中のプロ、つまりワインや料理や会話で客を楽しませるのが彼の仕事である。
結構淡々として見えるがワインを語らせると熱い男である。
馴れると気さくに話ができるが、最初から最後までしっかり気を使ってくれるので
あくまでも客として楽しむことができる。
変な慣れ合いの関係にならないところに上品さを感じる。
ワインはおまかせで出してもらうのがいい。
結構長々と説明してくれるのだが、それだけ念入りに選んでくれているのだろう。
(おまかせでも、普段出してくれるのは一杯700円~1000円程度なので安心できる。)
この日は前菜の「ホタテのサラダ仕立て」には、ニュージーランド産の白ワイン。
独特の香りがあるが飲みやすい。個性が感じられるワインだ。
生のホタテが新鮮で旨い。
料理は奥様の担当である。穏やかな家庭的な雰囲気もある方であるが、腕はいい。
材料も流石に本物を使っている。下手な料理を出すと松本さんの出すワインに負けてしまうので
日々切磋琢磨しているのかもしれない。
この日は2品目のアンチョビとヤリイカのリングイネが秀逸であった。
少々冷めても旨いアルデンテの腰のある麺。アンチョビは控え目で絶妙な塩加減。
新鮮なヤリイカの火の通りもちょうどいい。
ワインは南フランスの赤ワインを開けてくれた。赤でもアンチョビのパスタに合うという。
口当たりが良くて飲みやすいが、ボディがしっかりしているので
一口飲むごとに満足感が高い。パスタもワインも絶妙に旨く感じられる。
やっぱりこうでなくちゃ。
自分で選ぶのは不可能だからソムリエがいるのだ。
小さなお店なので侮りがちであるが、
内容的には高級レストランと遜色なく、それより遥かに安い料金で
ワインと料理のコラボレーションを楽しむことができるのだ。
アドバイスを贈るとしたら
お店は小さいながらエントランスなど高級感があるので入りにくさはあると思う。
以前にワイン会も開催されていたが、ワインと料理をセットにした
3~4品程度の軽めのコース料理があると利用しやすいかもしれない。
人間やワインもそうだが、いいお店は年輪を重ねるごとに味わいが深くなるものだ。
少しずつ熟成していくところを見守りたい。
●6月の最終日
少し遅いご出勤。どこへ行くか迷ったが、ワインとパスタという気分だったのでオステリア・マツモトへ。
まずは軽めの白ワインを一杯。モーゼルかな。すっきりと飲みやすく酸味が強いタイプ。
チーズをつまみながら
次は軽めの赤。珍しくスペインワイン。安定感のある味。
和牛のボロネーゼができてきた。いわゆるミートソースだが、その辺のものとは味が違う。
ブラウン系の渋いトマトソースに肉の旨みがよく出ていて、おつまみに最高のパスタ。
ワインはブルゴーニュ。軽い肉料理に合わせると真価を発揮する。
最後はボルドーの強いやつを注文。少し寝かせたカベルネソーヴィニオンの濃厚さを残ったチーズでじっくり楽しむ。
こんな風に気軽に美味しいワインを飲めるのがいい。
今回はマネージャーのワンちゃんも撮影。あまり懐いてくれないが、きれいなオス犬である。
奥さんも撮影させていただいたが、よくある漫画の顔が×になっているような表情がかわいい。
ソムリエのだんなさんとのちょっと意地悪な掛け合いも楽しい。
落ち着いた平和な夜が更けていく…。