毎日食べても飽きの来ない、普段使いできる食パン『小布施岩崎』 : 小布施岩崎

2020年５月に伺いました。


小布施岩崎さんへ。

中野市にあるBäckerei URANOさんへ訪問する途中に伺いました。

コロナ禍になる前に１度訪問したことがあります。定休日ではなかったのですが、お休みの様子でした。お店のご主人や奥様がご高齢なこともあり、突発でお休みになることもあるかも知れません。（県外から訪問される方は予め営業日の確認をおススメします。）

通り道なこともあり、寄り道をすることにしました。夫に小布施岩崎さんに寄り（食パンを購入し）たいことを告げると首を傾げます。何となくだけれど…、年配の職人さんのパンは突出したものではないんじゃないかなと云います（あまりパンの記憶がなく、製菓のイメージが強い印象があるようです）。通り道でもあるし、不要不急の外出を自粛していた私たちにはパン屋さんのパンが待ち遠しかったです♪


購入したもの
■食パン（１本）\800‐
※持ち帰り、スライスして冷凍保存をしています。


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◆食パン：
１斤単位でも販売しています。１本は３斤分です。食パンのスライスが可能なお店でも出来る限りノースライスで購入しています。（小布施岩崎さんではスライスが可能なのかは不明です。）

最近の食パンは小ぶりなものが多いですが、こちらのお店では断面のサイズが大きめです。スライスすると腰折れせずM字の形になります。スライスすると、ふんわりよりも身が詰まった感じがしました。
リベイクしていただきました。いわゆる耳はそこまで厚みはないけれど、きちんと耳の食感があります。表面はパリッとサクサク。そして弾力があり、もっちり食感です。ほどよい噛みごたえとふんわり感を兼ね備えています。
最近では小麦の甘みというよりも砂糖を加えた甘さが強い食パンが多いです。小布施岩崎さんの食パンは塩味がキリッと、バターの風味が強めです。このまま食べてもバターを添えても美味しく感じるタイプのものだと思います。
毎日食べても飽きの来ない、普段使いできる食パンだと思います。

食べてみて夫も美味しいと言っていました。年配の職人さんが作るパンは昔気質な印象があるようです。若い職人さんに負けていません！


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この日はBäckerei URANOさんに訪問することもあって食パンのみの購入にしています。奥様がこちらのパンもいかがですかとおススメしてくださいました。またじっくり伺いたいです。
特別感のある製菓やパン（チェルシーバンズや牛乳パン等）だけではなく、シンプルなもの（食パン）も美味しいです。


こちらのお店でも消毒液の設置やパンを１つ１つビニール袋に入れて並んでいました。


美味しかったです！ご馳走様でした。

2018年３月に伺いました。


昨年の秋にも当然ながら訪問すると閉店中。HPで確認すると休業中であることを知ります。小布施の秋には欠かせないモノが多すぎますが（笑）その中でも小布施岩崎さんの栗菓子は私の中では３本の指に入ります。


秋季限定の「おくりさん」（くりきんとん）。
甘く煮た栗をふんだんに使った「おとめ栗」（栗羊羹）。
小布施の栗菓子の御三家さんに負けずとも劣らない１品です。
今は商品として取り扱いがあるのかわかりませんが、
いちご大福も美味しかった(*´Д｀)


文久２年創業以来、「栗と葛飾北斎」で有名な小布施町で、手作りの和菓子・洋菓子・パンを製造販売されているのが「小布施岩崎」さんです。現在の５代目弥寿彦（やすひこ）さんが受け継がれた変わらぬ味を提供してくださっています。先代の４代目小弥太さんは初代から受け継がれてきた伝統の和菓子に加え、多くの外国人との出会いや交流の中で海外の家庭の味に出会いながらカナダ・アメリカ・イギリスのホームメイドの味を再現した洋菓子を作ることになったそうです。
現在の５代目弥寿彦（やすひこ）さん、栗菓子で有名な中津川の川上屋さんで修行をされて和菓子の基礎を身につけたそうです。
※小布施岩崎さんのHPより抜粋※


何となく「和菓子屋」さんだと勝手に思っていましたが、そう言えば牛乳パンも購入した記憶があります。和菓子に限らず、パンや洋菓子も取り扱っているお店なんですね。但し、家族経営の小さなお店です。必ず常時取り扱っているかはわかりません。HPを確認して、なるべく事前に予約やご相談をされるべきかと思われます。


今回小布施の散策の最大の目的は「小布施岩崎」さん。HPを確認すると営業を再開されたみたいでした。今回は自分の目で確認したかったので予約等をせずに訪れました。この目で営業をされていることを確認するとホッとしました(*^^*)


購入したもの
■チェルシーバンズ（大）①
■くるみのトルテ　①


チェルシーバンズは食べてみたかった商品です。先代（４代目）岩崎小弥太さんと、当時の新生病院総婦長ミス・パウルさんとの交流から誕生したパン。かれこれ60年くらい前のお話だそうです。絵本「世界一のパン チェルシーバンズ物語」にもなってるそうですよ。それと長野と言えば「くるみ」ですからくるみをふんだんに使った「くるみのトルテ」を購入しました。購入する際に奥様は「スイスのお菓子なんですよ」と説明してくださいます。また賞味期限も１か月程度あることも確認。ゆっくり味わえることも嬉しいです。この日はパンプキンパイ等も店頭に並んでいましたよ。


■チェルシーバンズ
洋酒にじっくり漬け込んだレーズンと香ばしい くるみをたっぷり使っています。こんがり焼き上げたタルトのようなパン。キャラメリゼされた表面とシナモンのスパイスのハーモニーが絶妙。

私たちは購入した翌日の朝食にいただきました。カットして軽くトースターでリベイクします。すると表面はサクッとして、中はふんわり。そして表面のカラメルがとろけて絶妙。コーヒーか紅茶と相性◎。何となくシナモンロールっぽい雰囲気もあります。くるみがふんだんに使われているのでより風味が豊かでカリッと食感も◎。家庭的な優しさがあります。手でちぎりながら食べるとサクッとはがれるのも楽しい。くるみの香ばしさ、シナモンと洋酒漬けのレーズン、ほんのり甘みのある生地と表面のカラメル。素朴な味わいのあるパンですが、朝食がとても豪華になります。美味しかったです。1日元気に過ごせますよ(*´Д｀)


■くるみのトルテ
少しずついただいています。スイスのお菓子、エンガティナー。いわゆる外国のお菓子と言えば洋酒やスパイス、ドライフルーツが入っているので好みが分かれる場合も多いです。でもくるみのトルテは至ってシンプル。生地も小麦粉やバター、卵に砂糖や塩（だけかな？）、そして挟まれている中身のくるみのキャラメルも砂糖やはちみつ、生クリームやくるみ（だけかな？）といった材料だと思われます。高カロリーな材料かも知れませんが、クセが少なく食べやすい１品です。
食べてみると、いわゆるエンガティナーとしてはマイルドな印象（もっと強めの甘さを想定していたのでこの表現）。こんがりキツネ色の香ばしさはありません。生地もそうですが、キャラメルも優しい家庭的な味わいがあります。但し調べてみると生地（ヌストルテ）の表面は「こんがりキツネ色」に色づかせないみたいです。
生地も焦がさず、キャラメルも苦味を呈さずにくるみがメインのお菓子。キャラメルを絡めたくるみフィリング、ねっちり濃厚な甘さを堪能できます。
スイスの伝統的なお菓子ではあるけれど、くるみと言えば馴染みが深いです。異国の土地ながら縁があるのかもと思える１品でした。


美味しかったです！ご馳走様でした。とりあえず営業再開されてよかったです(*^-^*)