【療養②風呂ログ】［＋★］　岩窟風呂と、いくつもの貸し切り風呂を制覇する : 花仙庵 仙仁温泉 岩の湯

この機会に溜め込んでいた写真をアップ。
「送迎門」と「玄関」は写真をとり忘れた。「大岩窟風呂」は貸し切りではない上、半混浴（専用の水着を着用）なので写真を撮っていない。
一応、参考までにパンフレットの写真を借用。あしからず。

ちなみに、大岩窟風呂は2011年に改装されている。
岩窟状の混浴エリアとは別に、モダンな内湯が男女別に設けられている。

それにしても・・・写真整理はあまり得意ではない。

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「源泉掛け流し」にひかれ「日本秘湯を守る会」に加盟する温泉旅館を利用することが多い。
この宿もお気に入りの一つで、これまでにも何度か泊まっている。
「花仙庵 仙仁温泉 岩の湯」は菅平高原の北麓にある一軒宿。歴史も古く仙人伝説が残り、武田信玄や上杉謙信の隠し湯だったとも言われている。

都心から車で３時間、以外とあっけなくたどり着く。

いつも駐車場で、宿の人が時間を見計らったかのように出迎えてくれる。送迎門の暖簾をくぐり、仙仁川に掛かる橋を渡り玄関へと続くアプローチ・・・「つきましたよぉ」って感じが湧いてくる。
チェックインを済まし、ラウンジでお茶と菓子をいただき一息、部屋へと案内される。
これまで泊まったことのある部屋は「仙寿亭（30,000円／人）」か弱冠グレードアップの「仙郷亭（35,000円／人）」。

この宿は一年前から予約が埋まって行くという人気ぶり。チェックアウトの際に次回の予約を入れて帰る宿泊客も多いらしいが、いつも平日だったせいか自分が予約に困ったことはこれまでのところはない。

さて、ここは何と言っても「岩窟風呂」と、いくつもの「貸し切り風呂」だろう。
泉質は単純温泉の源泉掛け流しだ。


→どこの温泉宿に行くときも午後の２時頃には到着するように家を出発する。チェックインがPM２時〜PM３時だからだ。
　前の晩は寝付きが悪い。子供が遠足や運動会の前日、興奮して寝れなくなるのと同じようなものか・・・
　さらに車の運転疲れも伴って、到着次第眠くなる・・・ひと眠りの前に温泉に浸かる。１回目。

→PM５時には起きて温泉に浸かる。２回目。

→夕食をPM６時にお願いして２時間ばかり。食後に休憩しばし・・・PM10時頃には温泉に向かう。３回目。

→この頃には既に寝床も用意されゴロゴロ・・・眠くなる前に温泉。４回目。

→就寝・・・朝食をAM８時にお願いすると、AM７時半には布団を上げに仲居さんが来る・・・その前に温泉。５回目。

→AM11時〜AM12時にチェックアウトなので、出発前に温泉に入る。６回目


とまぁ、いつもはこんな具合なのだが、ここに来たからにはコレ位では済まない。理由は「貸し切り風呂」だ。

「貸し切り風呂」だけでも「風姿の湯」 「野守の湯」 「無想の湯」と名を付けたものがある。
それぞれを制覇する為に、途中に併設された「談話室」にてお茶など飲みながら待機、風呂が空くのを待つ。「貸し切り風呂」は人気があるから、他の宿泊客と取り合いになっている訳なのだが・・・皆さん全てを制覇したいのか入浴時間は比較的短く、混み合って長いこと待つようなことは少ない。

ギリギリ二人位は入れる「家族風呂」もいくつかあった気がする・・・いくつあったか・・・1ヶ所は覚えているのだが。そう言えば「檜風呂（男女別）」もあったな。

極めつけは、探検隊になったような気分になれる地下洞窟（？）へと続く「岩窟風呂」。ここは混浴なので待たなくてもいいのだが、少々湯温がぬるい。暗いし、なんとなく身体が冷えたような気もして、またまたお気に入りの「貸し切り風呂」へ向かうことになる。

一晩で合計10回は温泉に浸かるかな・・・とにかく忙しいのである（笑）


さて、食べログだから食事のことを載せなきゃなのだが・・・ちょっとした「創作懐石」といったところか。温泉宿にしては良い方だと思う・・・石焼きステーキや杉の香焼き、夏場に鮎の塩焼きが出されたのは嬉しかった。このくらいかな・・・大満足とまではいかないが、温泉メインなんで良しとしている。

ここが他と違うのは、夜食を持ってくるか聞いてくれたこと。おにぎりと漬け物が添えてあった、あと新鮮な果物・・・なぜかしょちゅう腹ぺこの私にはありがたいサービスだ。
おかげで、どこに行っても夜食を事前に頼むクセがついてしまった（笑）

この宿の人気の理由には、こういった気の利いた接客の良さもあると思う。到着の際の出迎えもそうだが、予約時の電話応対から直接応対する様々な係まで気持ちのよいものだ。廊下ですれ違う従業員もにこやかに挨拶してくれる。

いくつもお休み処や談話室があり、ライブラリーとカウンターも併設されている。コーヒーなんかを持ってきてもらえば、ゆったりした心持ちでくつろげるのだ。