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山菜もとめて権堂へ
現在では亡くなってしまったが、どうしても会って話をしたい人が3人いる。1人目は叔母。母親の姉にあたる方で私を溺愛し、さんざん甘やかした方。よくよく考えてみると私の人格形成の大半はおばちゃんの影響下にあるのだ。私が27歳の時に亡くなってしまったから当然家族を見せたことがない。家内や子どもを見せたらどんな表情をみせてくれるであろうか。
2人目は中学の同級生の父親。銀行員という激務に加え、早くに母親を亡くした友人をひとりで育て上げた方だ。いわゆる昔の大人、漢気あふれる一本も二本も筋の通った方でずいぶん可愛がってもらったものだ。昨年末に届いた訃報には久しぶりに泣いた。そのうち家族を連れて会いに行こう行こうと思ううちに何年も経過してしまい、とうとう叶わなかった。
最後は父親、といっても家内の父親だから義父にあたる。彼とはおよそ13年ともに暮らした。おしゃべりで根っからのマスオさん体質の私と、口数の少ない何を考えているのかわからない義父とは、そこそこ上手くやれていたのではないか。
長く林野庁の営林署に勤務していたから、山歩きには精通していた。山道は大目標、中目標、小目標の3点を目視しながら慎重に歩く。こういう場所にこのような罠をしかけウサギを獲る。シメジはこうやって収穫し、ナメコは大袋いっぱいに詰め込んでも身が割れないなどなど。実際に行ったわけではないが、事細かに訥々と話してくれたのが懐かしくてたまらない。
山菜は本来なら山に採りに行くのだが、軟弱な私が山歩きなどするわけもない。したがって山菜を求めるためには権堂アーケードに向かうのだ。この真ん中にある八百屋さんで安いコゴミを買うのが毎年の習慣だ。今回も、少し育ってしまい丈が高くなったコゴミが一箱200円で売っていた。よしよし。そして昼ごはんはこちらにしよう。
「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」
権堂アーケードの中央通り側とでも言おうか。定期的に音楽ライブを開催する店でもある。定食を注文するとご飯、味噌汁、カレーが食べ放題になる豪勢な店でもある。
「豚もつ焼き定食」800円
豚の白もつ、ホルモンなどを炒めた最高に美味いやつ。ニンニクあり、なしが設定できるがこれは『なし』では納得出来ない。ふるふると柔らかな箇所、反対にコリコリと歯ごたえよいところ。これあってこそのもつ焼きだ。美味い美味い美味い。
もつの間に入っているのはコゴミ。それもけっこうな量だ。コゴミはクセがないからどんな料理との相性がよい。八百屋で買いここで出会いで山菜収穫作戦成功。ご機嫌な気分で帰宅しよう。
小気味よく気持ちよく
第三波が来たのだという。
もちろん新型コロナウイルス流行のことだ。まったく嫌なことこの上もない事態である。ほーーら見たことか。と、天上の誰かからのお言葉が降ってきているようだ。それだけみな浮かれていたからなぁ、気を抜きすぎていたのだ。冬がくればまたぶり返すと分かっていながらふらふら遊んでいたし。もちろん私も含めてだ。マスク、手洗い、うがいをしっかり施し用心していかなければ。もちろん必要以上に怖がることはないが。
そして、またしても権堂で大規模なクラスター発生だという。といえば、すぐに飲み屋がいけない、スナックがダメだ、キャバクラなどに行くやつの気がしれない。と騒ぐものがいるが、それはかわいそうではないか。行きたいものと受け入れたいものがいれば、そこは商売が成り立つのだ。店側も客側もほんの少し気をつければよかっただけの事だ。飲みに行くことそのものが悪いわけではない。
だれもが悪いわけではないのに、煽りをくって大変な事態にたくさんの方が見舞われている。権堂アーケードが壊滅状態という噂もきいた。今日はたまたま近くを通りかかったので、覗いてみる事とした。
人っこひとりいないアーケード、という風景を想像していたのだが、案に相違してけっこうなひと通りがあった。飲食店もそこそこ開店されているし、入りもまずまずといったところ、もともとこんなもんかな、という感じであろうか。よかったよかった、…ではない、問題は夜であろう。
「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」
こちらにお邪魔するのは2度目だ。昨年であったか、生姜焼きをいただいた記憶がある。ライブスペースのあるカフェというか居酒屋というか。今回も再度生姜焼きを注文するつもりだったが、両隣の方が食べているメニューに惹かれて方針変更となった。
「ジンギスカン」900円
小さな鉄鍋にじうじうと音を立てながらジンギスカン登場。ラム肉であろうか、たっぷりのニンニクと甘いタレとともに玉ねぎ、にんじんなどの野菜と炒め合わされている。火加減の具合よく、さくりとした歯ごたえがよい。
こちらはメインを注文するとご飯みそ汁とカレーがおかわり自由となる。このカレーがまた美味い。へんな甘さがなくピシッと一本通った味わい。これでご飯を2杯半食べてしまったのはここだけの秘密としよう。
人当たりのよいマスターは、お客様との会話をしながらキビキビと動かれていた。ひとり立ち去ればパパっと片づけをして消毒して、こちらが去ればまた行ってと大変そうではあるが、その動きはみていてとても気持ちがよかった。
残念なことに夜の街を飲み歩く習慣はない。でもせめて昼のあいた時に少しでも通うことにしよう。ここは私にとってなくてはならない地なのだ。
LIVEとLUNCHのあるところ
昔からLIVEが好きだった。
おもに音楽、それもROCK系のLIVEが好きで以前はライブハウスにもずいぶん通い詰めたものだ。
アーティストの事を言い出すときりがないのでやめておくが、小さな空間で変わった編成の演奏を好む。ギター二本とか、ピアノのベースだけとか。ライブエイドの時のスティング+ブランフォード・マルサリスのプレイと出会った時など、身が震えるほど感動したものだ。そんなわけで、小さなライブスペースというだけでドキドキしてくる。そんな体質なのである。
「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」
こちらにお邪魔したのはごく偶然のことであった。権堂で用事をすませ、別の店で昼とするつもりだったが、こちらの青い看板につられふらふらと入店したのだ。それと「Blue Win"d"」と読んでしまったということもある。おお!ジェフ・ベック「蒼き風」か!ジェフのか細い轟音が響いてくるような気がしたなのだ。まぁ単なる読み間違いだったのだが。
「豚生姜焼き丼」800円
豚もつ焼き、魚の唐揚げ定食または山菜てんぷら定食など魅力的なメニューがたくさんあったが、今回は基本メニューであるこちらとする。生姜は効いているが、むしろ豚肉の塩胡椒焼きといった風情で、瑞々しく仕上げられている。サラダと菜の花のおひたし、コーヒーがついてくるお得なメニューであった。
「ドライカレー+カレー」
通常メニューの他におかわりご飯と食べ放題のかれが用意されている。ご飯は日替わりでドライカレーだという。ありがたくいただいたが、ほどよくピリ辛で美味かった。
食事中傍をみると、キーボードやマイク、簡単なサウンドシステムが置かれている。聞くとライブスペースとしての機能もあるという。不定期だがアーティストの演奏も企画されていて、6月にはマイク真木が来るのだという。「バラが咲いた」を聴きながらのディナーもよいか。都合がつけば行こうかな。と、ライブハウス好きのドキドキランチであった。
信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング
2019/05/09
貴重なご意見ありがとうございます。オープンしてあっという間の5か月間でした。ご意見を参考に今後展開していきます。ありがとうございます。又5月25日は昼から長野市近郊のミュージシャン3から4組のLiveがあります。
6月9日の件(マイク真木)は企画会社から諸事情により中止との連絡があり(2日の夜)残念ながら中止することにしました。ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
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あらら??
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店名 |
信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング(信州・宮ちゃん酒食処 Blue Wing)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、ビアバー、スポーツバー |
予約・ お問い合わせ |
026-217-6220 |
予約可否 |
予約可 料理 2,000円~5,000円 |
住所 | |
交通手段 |
JR長野駅から徒歩15分 権堂駅から390m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外屋根付き喫煙場所有 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり、ライブ・生演奏あり、スポーツ観戦可、バリアフリー、プロジェクターあり、電源あり、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可 |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 |
ドレスコード | サービスセット 1,080円 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
お店のPR |
まるごと信州をいただきます!
お酒多数、満腹オードブルセット、ほっぺが落ちるハンバーグプレートなど。 |
初投稿者 |
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火曜日は映画の日
と決めているわけではないが、休みの日に殊更洋向きがなければ、自然と足が向いてしまうのは映画マニアの性というもの。朝一番10:00ころから観初めればちょうど昼くらいに終わるし、昼食を済ませてから2本目を、というスケジュールがじつによい。
という事で本日もロキシーへ
明治時代に造られたという小屋はいつみても愛おしい。「相生座」のレタリング(などという言い方は今はしないかな)が歴史を感じさせてよい。本当に観たいのは午後から始まる2本目なので、1本目は到着した時間帯で決めるのはいつものこと。行き当たりばったりで決める作品というのもオツなものだ。
「アウシュビッツ・レポート」(2020 )
1944年アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所からユダヤ系スロバキア人の若者がふたり脱走する。ホロコーストの真実を伝えるために命がけの逃避行を描いた作品だ。目を覆わんばかりの惨状、居た堪れないほどの表現に圧倒される。当時の状況がもう少し描かれていると理解しやすいのに。ヒトラーのユダヤ人政策を無視(支持したのと同じ)したヨーロッパ社会という理解あってこそこのレポートが効いた、という事に繋がるのだが。ヨーロッパ人が製作した作品だから、常識としてもっているのだろうが。
終わったところで
11:40となっている。次回は12:40からだからぴったり1時間。さぁ何を食べようか。アーケードをひと通り回ったが、なにかピンとくるものがない。ないのではなく決められないだけか。優柔不断は治らない。結局中央通り側に戻ってこちらへ。
「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」
調べてみたら今回で4回目。すべてロキシーのあとにお邪魔している。ご飯、味噌汁、カレー、コーヒーがおかわり自由という大喰らいにはたまらないところという事情もあるので選択しやすいのだ。マスターが親切にいろいろ教えてくださる。ご飯を好きなだけ盛り上げ、カレーをよそう。大根やワカメがたくさん入った味噌汁がよい。少し煮詰まり気味の味わいが好きなのだ。
「ハンバーグ&メンチカツ定食」900円
ハンバーグはともかくメンチカツを選択したのは、先だってTVで観た「オモウマイ店」のメンチカツを思い出したから。あんなすげーのが出てくるわけがない。レタス、キャベツの生野菜とゴボウの入ったポテトサラダを伴走として、ゴロッとしたハンバーグと半分に立ち割られたメンチカツ。ハンバーグは小さめに見えるが、圧縮されているのでかなりなボリューム。メンチカツはサックリして美味い。味噌汁とカレーライスをおかわりしてお腹いっぱいになる。
さぁ2本目に参るぞ
「リオの男」(1962年)
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2、しかも代表作となれば観に来なければならないではないか。母親とともにTVで観た「ボルサリーノ」(1970)に魅せられて以来のジャン=ポール・ベルモンドファンなのだ。
デビューして間もないころの
ハツラツとしたベルモンドくんを観ているだけで心楽しくなってくる。ああそうか、彼はアクション俳優だったのだな。ご本人によるフルスタントはマジでカッコいい!…のではあるが、映画全体にながれるモッサリほのぼのした風がまたアンバランスでよいのだ。フランスB級映画然としたあり様が楽しくてならない。TVで何度も観たはずだがものの見事に覚えていない。やたら美味そうな機内食が出てくるところのみなんとなく記憶していたが、オレは昔から喰いしんぼうだったのだなぁ。
竣工直前のブラジリアの風景が出てくるのもよい。おおおおお!オスカー・ニーマイヤー!ブラジリア都市軸の中心施設 国会議事堂がすんげーカッコいい!なんて作品外のことでなにを感動しているのだオレ。とはいえレトロ・近代建築ファン必見の作品でもある。
最後に
「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」だが移転されるそうだ。はっきりとした場所をお訊ねするのを忘れてしまったが、ロキシーの近くになるらしい。そちらでもライブスペースを設けられるらしいから、今度こそ聴きに行ってみたい。