肉はおいしいのですが、運営がとても残念 : 長春館 本店

この一年間に、牛角などの焼肉店でいただくことはあっても、高くてもよいからおいしい焼肉を久しく食べていませんでした。
そういえば、店舗を新装してからの長春館にも訪れていませんでした。

休日の夕方、思い付いたように長春館に出かけてみました。
以前のお店は駐車場になり、別の土地の上に新しいお店が建っています。
入口から入ると、お店は以前よりも狭くなり、かわりに上の階にお店が伸びたような造りです。

上の階に上がるように店員さんから言われました。
エレベーターで昇り、フロアに出ると、ここも少々狭い感じ。
すれ違いのできない通路を通り、掘りごたつ式のテーブルに案内されました。
座席の半分ほどのお客様です。

ビールをお願いし、何にしようか考えていると、コンロが到着です。
店員さんは忙しそうに客室とパントリーらしき部屋を行ったり来たりしています。
店員さんの呼び出しボタンを押しました。
ところが、待てど、なかなか店員さんはここまで来てくれません。
すでに注文されたお客様の注文品を運ぶのに精一杯のようです。

やがて、ようやくビールが運ばれましたので、タンとカルビにロース、それに石焼ビビンバをお願いしました。
肉の方もやはり待つことに。

ようやく１人前ずつの肉を持って来てくださり、タンからいただきました。
やわらかく、プリプリしたタンです。
カルビは脂が甘く、ロースは牛肉らしい柔らかさと味わいです。

カルビやロースを半分ほど食べた後、店員さんを呼び出すボタンを押しました。
ところが、また待てどなかなか来ません。
もうあきらめて、別のテーブルに配膳しに来た店員さんをつかまえて、注文をしました。
いったい何のための注文ボタンなのでしょうね。

頼んだ特上カルビとハラミが届くまで、室内を観察しました。
この階の店員さんは２人のようで常に動いているのですが、何せそのうちの１人が要領悪そう。
１回に運ぶ品の皿数が極めて少量。
さらにパントリーに引き返すとに下げるべき皿を持っていかず、手ぶらで戻っていきます。
ですから、退席した家族のテーブルの上には、いろいろなお皿の山。

それからお店の構造にも問題がありそうです。
客室とパントリーを結ぶ廊下が狭く、すれ違いができません。
したがって、店員同士はもちろん、お客様も出入りに時間がかかります。

ようやく特上カルビとハラミが届きました。
注文ボタンを押してから、その後店員さんを呼び止めて、これらが届くまで25分かかりました。

満席ならともかく、半数ほどの入り。
これらは少々うんざりします。

特上カルビとハラミはおいしかったです。
特に特上カルビは、柔らかく溶けてしまいそうな肉質で、本当ならこれをワインで流し込みたい一品でした。
もうたまらなかったでしょうね。

肉はおいしかったのですが、もう少しオペレーション、なんとかならないのでしょうか。

寒いときは鍋、とばかり続けていただきましたので、焼肉が恋しくなりました。
どうせなら、おいしい焼肉がいいな．．．と思いつくのは、やはり長春館。

いつものように、牛カルビ、ロース、ハラミの３点盛りなどをいただいていると、
せっかくだから、もっとおいしいお肉をいただきたくなりました。
悩んだ挙句、特上ロースをお願いしました。

テーブルに置かれた特上ロース。
見るからにおいしそうです。
焼きすぎないように、この時ばかりは、気を使って焼きます。

口に入れると、柔らかくて、噛むと牛肉の旨みがじわっとあふれます。
脂も甘くて、溶けるような感じ。
こういうお肉を食べてみたかった！

こういうのって、ヴァリューパフォーマンスがいいっていうんでしょうか？
確かにお値段は高いのですが、お値段以上の感激がありました。

Aug 2013 -------------------------------------------------

おいしい焼肉が食べたくなって、やはり長春館を訪れました。
いつもと同じように、カルビとハラミの盛り合わせからスタートです。

真夏の今回は、スープが飲みたくなって、テグタンを注文。
韓国料理らしく、辛みの中にも、牛肉と野菜のしっかりした味わいが効いています。


Apr 2012 -------------------------------------------------

久しぶりに長春館を訪れました。

カルビとロースが肉厚で、タレの味がしっかり付いていて、
おいしいですね。
長野市街地の中では、少々高めながらおいしいお店です。


Jul 2011 --------------------------------------------------

長野市役所の近くにあって、
ちょっと高いけど、おいしいお肉を食べられると評判の焼肉屋さんです。

２人で訪れて、まずは生ビール。
乾杯をしながら、メニューを眺めると、やはり少々高め。
カルビ、ロース、ハラミ２～３人前のセット
3,980円をお願いしました。
それに牛タン。

２～３人前で、6000円～8000円のメニューもありますが、
まずは、手頃なところでどの程度か見てみましょう。

結果は、とてもおいしい。

牛タンは厚切りなのですが、
やわらかくて、淡泊で、あっさりしていて、
塩だけで食べてもおいしいですね。

ハラミは、噛み応えがあって、食べた印象が
強く残ります。

カルビとロースが圧巻。
脂がとろけるように、柔らかくて、
噛まなくても胃の中へ入っていきます。
牛肉のおいしさ全開ですね。
これぞ、焼肉という感じ。

途中から、カベルネ・ソーヴィニヨンをいただきましたが、
この肉をカベルネで胃の中に流し込むと
至福の心地よさを感じます。

店のオペレーションは、店員さんによっては
ぎこちないところがあったり、
赤ワインがスパークリングワインと紹介されている
メニューがあったりと、不安なところもちらほら見えますし、
気になるお値段は少々高め。
しかしながら、
う～ん！久しぶりにおいしい焼肉をいただきました！