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店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
閉店
草笛 長野本店（くさぶえ）
|
|---|---|
| ジャンル | そば |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ長野駅 西口より 徒歩５分。長野駅バスターミナルビル地下１階 長野駅（長野電鉄）から586m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
100席 （畳の小上がりは、４席座卓が１０組。広さはゆったり。） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
分煙 「禁煙席」の張り紙のみ。分煙ではない。離れた禁煙席に座っても喫煙客の煙が気になる 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 隣のバスターミナル駐車場を利用（有料）。\2500以上の利用で駐車券進呈。 |
| 空間・設備 | 座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | 2時間半以上の宴会可 |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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辛い人生
とは思っていないが、さりとてそのまま打ち過ごしているばかりであれば決して楽しいことだけ続くわけではない。どんどんと動いていかねばならない。
『面白きこともない世を面白く』
高杉晋作ほど強烈な人生を送ることは出来ないが、わが身のため家族のためあるいは社会のために率先して楽しい事を探していこうではないか。
そのように日を送っているのだが、なにが楽しいといって才能と出会えたとき、認識できた時ほど楽しい出来事はない。
例えば筒井康隆。小学生のとき、隣のクラスのIくんからもらった「にぎやかな未来」。それから読み進み「日本列島七曲り」でアタマがおかしくなるほど笑い、とすっかり慣れ親しんだところで読んだ「遠い座敷」に愕然とした。やばい、これは本物だ。
本物だ
といったところでたかだか中学生のこと、言葉で表現できるものではないし、筒井センセイ（あえてカタカナ表記で♡）のあの破壊的なギャグの向こう側にある作家の凄みに気づいてしまったときの感動、いやそれを通り越し、ほとんど嫉妬に近いような感情におそわれた。神様が筒井康隆に与えた才能を、彼が自由に奔放に駆使する様が羨ましくてたまらなかった。もちろん、作家になろうとしたわけでも、小説を書こうとしていたわけでもないのだが、そのあまりの凄まじさにただただ恐れ慄いただけだ。
唐突だが蕎麦という食べ物を思いついた人物はものすごい才能の持ち主だと思う。いや、どんなものでも最初の発案者はすごいのだが、とくに蕎麦は素晴らしいと思う。だって、あの山の中の米を作ることの出来ない痩せた土地（というのは偏見らしいがとりあえずこのままで）で収穫するあの儚い植物から、これほどのものを作り上げるとは。もちろん、何百年もの月日と幾重の変遷があったのだろうが、このかたち、このあり方を思いついたものはすごいと思う。
「草笛 長野本店」
信州はそば処、そんな地に住みながらあまり食べないのは信州人として片手どころか、両手両足がないも同然ではないか。と知人に言われたのだが、迂闊に知らない店に入ると高いし少ないし。その点草笛は心配ない。だからこそいつも繁盛しているのだ。
しばらく来ないうちに、というよりコロナの関係で座席の配置やメニューを一新したようだ。接触を避けるためか、本型のメニューをやめて貼り紙形式となっていた。お茶や水もスタッフさんにお願いすれば持ってきてくれる。
「お得セット［A］ 中盛」1200円
草笛のセットメニューというのも違和感があるが、店のおばちゃんが『別に頼むより少しお得だよ』というのでこちらに。どのみちそばもかき揚げも注文するつもりだったのだ。かき揚げは以前より大きくなり、揚げがしっかりした。レシピを変えたのか板さんが変わったのか。さっくり揚がっていてじつにけっこうだが、なんとなく以前の半揚げというか、天ぷらの中がお好み焼きの出来損ないのような風情が懐かしく感じてくる。人間なんて勝手なものだ。そばは変わらず細身でコシが感じられない。びよよんと伸びるのは半ば以上小麦粉が入っているからで、あれはそばではなく半うどんだ。と悪口を言うものがあるが、東京立ち喰いで育った私はこれが好きだ。
そう、草笛のそばだって才能の賜物なのだ。半うどんと謗られようと、文化にまで押し上げたといえる存在なのだから。