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「イタリアンピッツァ（30cm）アンチョビとケッパー」
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「イタリアンピッツァ（30cm）アンチョビとケッパー」（1,450円）
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「イタリアンピッツァ（30cm）アンチョビとケッパー」（1,450円）
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「イタリアンピッツァ（30cm）アンチョビとケッパー」（1,450円）
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「イタリアンピッツァ（30cm）アンチョビとケッパー」（1,450円）
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外観
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winter556
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店舗基本情報
| 店名 |
アルベロベロ
|
|---|---|
| ジャンル | ピザ |
|
予約・ お問い合わせ |
0985-28-8968 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
宮崎駅から777m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
席・設備
| 駐車場 |
無 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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宮崎での用務のお昼休み、「アルベロベロ」というお店を一人で訪ねた。
男女お二人が営んでいらっしゃる。
新型コロナウイルス対策として、客席テーブル間は大きな透明な幕で仕切られている。客が入れ替わるたびにテーブルと椅子を全て消毒液で清拭していらっしゃる。
出入口にいちばん近いテーブル席に通された。
実はこのお店には、昭和62年頃に一度だけ伺っている。
そのときいただいたアンチョビが入った薄いピザが美味しかったのを憶えていた。
そのメニューの名前は記憶にないが、できれば今回も同じものをいただきたいと思った。
メニューを拝見すると、ピザは「おすすめピッツァ」「イタリアンピッツァ（30cm）」「特製ピッツァ」に大きく3分類されている。「イタリアンピッツァ（30cm）」は、「おすすめピッツァ」よりも薄焼の生地だと説明されている。アンチョビの文字が入ったメニューは、「イタリアンピッツァ（30cm）」のなかに「アンチョビとケッパー」（1,450円）というものひとつだけ。前回いただいたものと全く同じものかどうかはわからないものの、薄い生地でアンチョビ入りという二点が合致しているので、意を強くしてこれを焼いていただくことにした。
5、6分間くらいでお皿に載せて提供された。
たしかに薄い。薄くてもモチッとしている。「耳」はサクッと。鈍重で厭な粉っぽさはなく、軽快。
トマト系のピザソースとたっぷりのチーズが載り、アンチョビ、ケッパー、黒いオリーブが散りばめられている。
チーズは、のびがいい。熱が生んだ瑞々しさが、生地と絡んでなんともおいしい。チーズが持つ塩気も適度。
アンチョビは、小さく刻んだものが量的な節度とともに用いられている。これは昔ながらの塩気の強いものである。ほんの少量でも強く主張する独特の風味が端々に現れて楽しい。暴れん坊による破綻を許さず巧みに躾けて活かす、弁えとかセンスとでもいうものが長い年月にわたり安定的に発揮され続けているのだろう。そういえば、接客担当の女性からマスターと呼ばれている厨房の男性は、いまではコック帽の下の髪が白くなっていらっしゃる。まさにいぶし銀の如き風格が漂う。
ケッパーは、スモークサーモンのお供としてお馴染みのアレ。花の蕾の酢漬けだという。前回も入っていたかどうかは記憶にないし、他のお店のピザでも意識したことがなかったので、新鮮に映る。なるほどピザにも合う。
直径は30cmもあるそうだけれども、軽快で瑞々しい食感と緩急のついた味付けの威力で食が進み、一人であっという間に平らげた。まだまだこのお店の味を楽しみたい。名物だというイカ墨のスパゲティなんかも試してみたいところだったが、この日の自分には時間が無かった。
ともあれ、あの懐かしい薄焼のアンチョビ入りのピザがいただけたから、本当に嬉しかった。
退店時、もし新型コロナウイルス感染が判明した場合に備えて、名字と電話番号の記載の要請あり。協力させていただいた。