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気働きが心地よい佳宿
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道の駅で買った地酒
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池の中に浮かぶ足湯
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錦鯉がいっぱい
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空とぶ黒メダカ
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
旅館すがわら
|
|---|---|
| ジャンル | 旅館・民宿 |
|
予約・ お問い合わせ |
0229-83-2022 |
| 予約可否 |
完全予約制 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR陸羽東線｢鳴子温泉｣駅より徒歩10分(送迎可) 鳴子温泉駅から710m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥10,000～￥14,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX） |
席・設備
| 席数 |
18席 （部屋数） |
|---|---|
| 個室 |
有 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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5泊6日の東北一周旅行も、ついに最後の宿になりました。
朝な夕なに温泉に浸かっておりますと、確かに身体全体がいつも暖まっている感じでいいのですが、温泉の成分が皮膚から徐々に浸透してきまして、人によっては顔の皮膚がカサカサに乾いてくるようですね。アタクシも酸ケ湯で連泊してからは、女性用の保湿クリームなんぞをお借りしまして、肌荒れを防ぐなんて真似をしてみましたけれども・・・。
「大衆食堂 舞」さんでの一件があって疲れ切ったボクたちは、倒れ込むようにして部屋に戻りました。既に布団は敷かれていて、あとは温泉に浸かって寝るだけなのですが、階段を上がって屋上の露天風呂まで行く元気がありません（笑）。
ボクは口直しに「浦霞」をチビチビと呑み、子供たちは自動販売機で好きなもの。
浴衣に着替えてお風呂に向かったのは、午後10時を過ぎた頃でした。
この宿は傾斜地に貼りつくようにして建てられていて、お風呂は各階に家族風呂があるものの、メインの大浴場と露天風呂は三階部分にありました。
そこまで階段を上がって行くのが大変で、いつもは二度・三度とお風呂に通うのですが、今回だけは一度でギブアップ。お風呂そのものは狭くもなく広くもなく、面白いのは湯船の脇に「湯揉み」用の櫂が置いてあって、それで表面の熱いお湯を揉み込んでから入るのがよろしいとか。
内湯からドアを開けて出る露天風呂は、眼下に温泉街と中庭を見下ろすことができるようですが、結局は行かず仕舞。それだけ疲れ切っていたとも申せましょうか（笑）。
＊ ＊ ＊
朝食は部屋からすぐの別室で。写真をご参照くださればお判りのように、非常に細やかで彩の良い献立が並びました。前夜の悪夢・・（笑）がこれで払拭されることは間違いなく、ようやくボクも心の安寧を取り戻したのでございます。
朝食後は一階の家族風呂。
最後に、「ＴＶチャンピョン」とか言う番組で取り上げられた足湯を楽しもうと云うことになって、池の真ん中に浮かぶ東屋へ。まるで琵琶湖にせり出す浮御堂のような東屋は、中央にテーブルがあり、池の錦鯉やらカメさんやらを眺めながらのんびりできました。
「旅館・すがわら」さんをひと言で評価するなら、気働きの良いカジュアル旅館とでも申しましょうか。カフェでは好きな時に珈琲が飲めますし、家族風呂が各階にあるので、カップルや小グループなら気兼ねなくいつでもお風呂に入れます。
前夜の一件でも、若いスタッフの方はボクたちのわがままを快く聞いてくれましたが、それはスタッフ全員への教育が行き届いている証左でもあるワケで、建物の立地・構造上の不便さや設備の物足らなさを補って余りあるサービスクォリテイを保持している・・。その意味では、気軽に足を運んでみたくなる佳宿のひとつに加えても、決して損はしないでしょう。