お腹いっぱいのクリスマス！！まんまからのプレゼント！ : グランソーレ

グランソーレさんにクリスマスメニューがありましたので予約を入れ
25日の夕方6時に伺いました。
（ワインもお薦めのものをボトルでお願いしておきました。）
6時を10分ほど遅れて入店。お店に入って直ぐお料理のいい香りがして
満席のテーブルの中、沢山灯されたキャンドルの一番奥の2人掛けの席に案内されました。
クリスマスカラーの真っ赤なテーブルセンターに、隣は若いカップルの方でほんの数秒の間に
気分はクリスマスになっておりました。
また、テーブルの上には素敵なクリスマスのメニュー票です。

料理の感想の前に
グランソーレさんといえば、美味しい料理でお腹いっぱい満たしてくれると前回で書きましたが
今回も特別メニューですから特にですが、そのサービス精神は全然変わっておりませんでした。
24日夜、ＮＨＫ｢グレーテルのかまど」クリスマスナイトという番組で(素敵な番組で録画して◎）
クリスマスはケルト民族の冬至祭り（太陽の復活祭）が元になっているという内容で
可愛いパディントンの好物・マーマレードづくりをやっておりましたが、
このマーマレードは英国の長い冬を乗り切るため・・・とあり
クリスマスになぜこんなに美味しいものを食べるのかが分かり、納得しました。
冬至が1年で一番日が短く、これからの1か月が一番寒さが厳しい時になります。
（しかし日差しはどんどん春めいて来て、温度が遅れて伝わります。）
ちょうどこの季節は日本では一番御馳走を戴く季節になっております。
特に12月からお正月にかけては、一番忙しい月だと思いますが、（私も背中が痛くなっておりましたが）
グランソーレさんのエネルギーのiいっぱい詰まった料理を戴き、本当に翌日お腹が暖かいのが感じられ
身体中にエネルギーが漲り、背中の痛みも取れ、身を持って食べ物のチカラを感じ取りました。。

では、早速お料理の感想です。
正式な料理名は写真をご参照ください。

～アミューズ～
3種類の盛り合わせですが、これが素晴らしく美味しいのです。
肉の形が残っているテリーヌが私好みで、そこに絶品のマスタードを付けて頂くと最高です。
このマスタードは凄いです！色も艶々と綺麗で味も香りも今までで№１です。
これは味わって戴きたいです。クリスマスではなくても内容は違いますがセットで戴けます。
それから牡蠣の旨みと香ばしさをたっぷりのタルタルソースで。このソースの量すごいでしょ。
もちろん全部モックさんのシンプルな丸バンに付けて戴きました。
3種全然違う味でまた珍しい野菜のアラビアータはさっぱりといいバランスです。

この段階で美味しいワイン（フェラーリ・スカリエッティ氏デザイン）が進み過ぎ、
料理も美味し過ぎて主人の皿は恥ずかしい程まっ白でした。
本当にソースと料理とパンとワインが美味しくて、もうこの段階で大満足でした。

～前菜～
その美しい姿に運ばれてくる時からワクワク。カクテル仕立てとあります。
クリスマスにピッタリのキラキラで真っ赤な色のオマール海老と
そして下にはまっ白なカリフラワーのムース。一番下は何でしょう・・？
主人が凄く気に入ってました。、見た目よりボリュームがありました。
私は食べるより、崩すのが勿体なくて、ずっと見ていたかったです。

～パスタ～
リガトーニ。コース料理にはとてもいい形のパスタです。短く食べ安い形と
珍しさがおしゃれな感じで、お客のこころを掴んだ、有難いパスタの選択です。
またその１つ１つの食材の調和が素晴らしく美味しいパスタでした。
主人がものすごい速さで戴いておりました。
ポルチーニ茸とまんまると小さな栗に上品なボロネーゼソース。
その上に味のポイントのパルミジャーノレッジャーノが掛けてあって
最後に緑の綺麗な野菜｢仙台せり」のアクセント。
隣の名取市はセリの産地です。仙台はセリが美味しくて
お雑煮にはかかせませんが、お浸しでも美味しいんです。
グランソーレさんはやはりパスタは最高です。
今回はクリスマスなので特別バージョンですね。
ポロネーゼは今回はお肉が少なめで他の食材を活かしてます。
高級な食材で今回戴けて嬉しかったです。

～魚料理～
これも高級なお魚の金目鯛のポワレです。綺麗なベビーリーフがたっぷりで
ぷりぷりとした新鮮なお魚とあっさりした白ワインソースがさっぱりと美味しかったです。

～肉料理～
フランス産　鴨ロースのロフティ　赤ワインと牛蒡の二重奏
今日のメイン料理になるんでしょうか。
鴨に濃厚な赤ワインソースがピッタリで、根菜の牛蒡が深い味わいに合ってました。
牛蒡ソースはスープでも美味しそうでした。これはビールでさっぱりと戴きました。

～デザート・コーヒーか紅茶～
苺のスープ・手造りの濃厚ミルクアイスとラスクを添えて
宮城は苺が有名ですが、今回の災害で亘理のいちごが大変な被害を受けました。
クリスマスシーズンには沢山の亘理の苺が出荷されますが、今年はありませんでした。
矢本や登米の苺が地元では並んでおります。
苺は小さい頃から大好きで、きっとどの家庭でもお母さんは自分が食べなくてもお子さんには
食べさせようとするのでは？と想像しますが、そんなお母さんを思い出させる
優しい苺そのもののソースに甘さを抑えたミルクアイスが合わさって、
母との懐かしいシーンが思い出される素晴らしい1品でした。

料理は昔の印象深いシーンを想い出させたり、かけがえのない人との宝物の様な＜会話・瞬間＞を鮮明に想い出させる
凄いものを秘めていると改めて感じさせて戴きました。これからは、苺を見ると母から掛けられた暖かなまなざしを
直ぐに想い出せます。想像もしなかったサプライズプレゼントでした。感謝します。

イタリアにはまんまという言葉がありますが、グランソーレさんにはそんな暖かいものを感じます。

またアミューズからデザートに至るまでの豊富なバリエーションのソースには感動しました。

以前から本当に手間を惜しまない料理はお連れした友人が何度も言うくらいで

本当に素晴らしいと思いました。近くに美味しいお店があると大変こころ強いです。

また今度は違う料理を頂くのが大変愉しみになりました。

今回頂いたコースは税込み6000円でした。男性でもお腹いっぱいになりました。

いつもはもっとリーズナブルなコースがあります。

単品もありますが、是非前菜のあるコースをお薦めします。

くるなびのＨＰに詳しく載ってますのでご覧下さい。

12月は31日が休みで、1月1日からやってますので、初詣や初売りにいいと思います。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０１１．１２．２５　夕方　6時　訪問）

*この日同じ空間でお食事した各テーブルの方々は*
　小さなお子さん連れの若いご夫婦だったり、お爺ちゃんが孫を連れて一家でいらしていたり
　若いカップルだったり、本当にいろいろでした。カジュアルイタリアンとあるように
　本当に気軽に行けて、もちろんおしゃれしてもいいですし、どのような方にも愉しんで戴ける
　パーティーにもよさそうなお店でした。女子会もあるようで機会があればお願いしてみたいです。

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「グランソーレさんが再開した～　びすとろグランソーレ！！]

仙台では先駆的薄いピザの有名店だったようで、
ピザはもちろんパスタも大人気なイタリアンレストランでした。
よく行ったランチでは前菜のバイキングだけでお腹がいっぱいになり、
メイン料理、パスタorピザ全部は完食したことはありませんでした。
前菜も贅沢な材料を使用し、1品1品どれも美味しく
特に高級な食材を惜しげもなく使ったカボチャのサラダは絶品で、
生搾りのような珍しい梨のジュースも美味しく感動した思い出があります。
きっと多くの方もサービス精神満点のお店と記憶しているのではないでしょうか。

そんなお店のグランソーレさんがまた装いも新たにスタートしたお店に伺いました。
以前のお店の入口はそのままで内ドアを開け併設のパン屋モックさんを左手に進み
奥の北側に、グランソーレさんの入り口があります。(同じ経営）
オープンキッチンで席は20席ぐらいのゆったりした空間です。

さてメニューはどうでしょうか～。
セットメニューもありますね。(写真参照）
でも今日はコース対象外の豪州産牛リブロースの網焼きを頂きたいので
セットにはせず、他にピッツア1品とパスタ1品を頼み
グラス赤ワインとサントリーモルツビールで愉しみました。(主人だけですが・・）

まず最初に【季節の野菜のオルトナーラピッツア】です。
温められた皿と綺麗に散りばめられた彩り野菜が印象的で
予想以上に大きなピッツアです。塩分控えめなトマトソース味で
なんとなく懐かしい感じがします。チーズと野菜のさっぱりとしたピッツアですが意外にボリューム感があります。
生地はきっとずっと変わらないもののようで、もちもちとかクリスピーな感じではありません。
だから懐かしいと感じるのでしょうか。もう少し塩分がほしかったですが
次に来るお肉が濃い目だったのでこの位で良かったのかもしれません。

さあ本日お目当ての【豪州産牛リブロースの網焼き和風すりおろしソース】の登場です。
これも皿が温めてあって綺麗。肉厚の焼きパプリカが美味しそう。たっぷりありますよ。
お肉の焼き具合が良くって和風おろしソースのおろしがいい感じ。味が濃い目のソースです。
一番下にフライドポテトがあってこれも凄いボリュームです。お肉も沢山！
お肉苦手の私もいっぱい食べました。1皿を2人で十分です。

パスタは天使のエビのパスタにしようか迷いましたがお肉の後なのでさっぱりと
【舞茸とエリンギのペペロンチーノ】にしました。
このペペロンチーノはシンプルなものとは違い、キノコとニンニクのスープが入っており
深い味わいがします。まっ白いカブが甘いです。
これもとても綺麗です。お皿のイラストがまた可愛いのです。
パスタは硬めなのでゆっくり食べると味がなじんで美味しく頂けます。
量は多めではないです。残ったスープが残すのが勿体ない位美味しかったです。

だいぶメニューが変わってましたが、お腹いっぱいになるのは変わってませんでした。
そしてどの料理も彩りも盛り付けも美しい。

次回メイン料理を森林鶏のグリルにして、天使の海老と生パスタのパッパレデレを
頂きたいと思います。一度には無理でした。

久しぶりのグランソーレさんはパン屋さんに対して入り難い感じでしたが
入ってみると結構広くて気軽な明るい感じでした。


レシートに「びすとろグランソーレ」とありましたが、
びすとろって初耳ですが新しいコンセプトなのかしら？

お店の方に丁寧に見送りまでしていただきました。ありがとうございます。

お腹いっぱいごちそうさまでした～！！また伺いま～す！