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うまい、ちゃ居酒屋 幸神丸
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店名 |
うまい、ちゃ居酒屋 幸神丸(幸神丸)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
022-218-5197 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
仙台市地下鉄南北線、泉中央駅もしくは八乙女駅より徒歩。 八乙女駅から802m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
席数 |
18席 (カウンター6 小上がり4人席3 アレンジ可) |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
初投稿者 |
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高校時代のクラスメイトに毅志君(仮名)という、何よりも野球を愛してる一意専心極まりない奴がいたのですが、彼はどんな人に対しても基本的に野球の話しかしないというブレの無い男でした。そんな彼は部活の時間以外も大体野球の事を考えてるようで、何を話してもとにかく野球の話に持っていこうとする。だからクラスでは当然浮いてるし、野球部仲間からも軽く疎まれていたわけです。
僕はそのクラスになった当初、毅志君の隣の席だったんですが、野球どころかスポーツ全般に疎い僕としては当然彼と何を話していいものかさっぱりわからない。前日のTVでやってたプロ野球の話も、甲子園の話も、メジャーリーグの話もわからない。なんとかこちらのフィールドに誘い込もうとゲームや漫画の話を持ち出してみるも、彼はゲームは野球ゲームしか持ってないし、漫画は野球漫画しか読まないという徹底ぶり。しかもよくよく聞いてみると、ファミスタは87、88、89、90(〜以下続く)と全シリーズ持ってるというではないですか。正直あんなものは毎年マイナーチェンジだから1本持ってれば当分買わなくていいもんだと思うんですが、野球を愛するがゆえについ買ってしまうらしいのです。彼はそれ以外にも「燃えろ!!プロ野球」というバントでホームランが打てる怪ゲームやら、「ドラッキーの草やきう」という、知る人ぞ知るマイナーソフトまで持っているというからこれはちょっと様子がおかしいな、と。もう野球と付けば何でもいいのかと多少呆れましたが、話がまったく合わないながらもその狂気が段々と面白くなってきたわけです。
当時の僕は野球の知識といえばコロコロコミックを買っていた幼少時代に仕入れた「かっとばせ!キヨハラくん」経由の知識しかないものですから、野球選手と言えば清原と桑田とブライアントとクロマティとガリクソンぐらいしか知らないわけです。まあ今でもそれ以上はほとんど知りませんが、異常に偏った趣向の人間を目の当たりにして、ある種の興味をそそられた僕は、それらの知識だけで毅志君と渡り合ってみようという、なんとも無謀な試みに挑戦してみることにしたのです。「毅志君、ブライアントはドラクエの武器で例えるなら魔神の斧だよね」「…あー、ドラクエやったことないからわかんねえわ。…魔人…の斧?」「あー、そっかーじゃあ説明に時間がかかるね。でもドラクエ1には“くわたきよはらしのづかなかはたはらいしい”という野球選手の名前のパスワードもあんだぜ」「…ほぅ」というように徐々に徐々にこちら側のフィールドに誘導してみたわけです。その一連の流れはまるで異文化交流のようで、なかなかに意義深いものを感じましたね。
毅志君とはその後、趣味を押しつけ合うほどには仲良くなりましたが、僕がどうしても野球を愛せなかった事と、毅志君がどうしても野球以外を愛せなかった事もあり、クラスが変わると同時に、会ったときに挨拶をする程度の仲に落ち着きました。卒業以来会っていない彼が今どこで何をしているのかはわかりませんが、僕の知る限りでは野球選手にはなっていないようです。まあ当時他の野球部の人に聞いたところ「あいつは情熱は凄まじいが、残念ながらあまり上手くない」との事だったので、案外と下手の横好きだった可能性もありますが。
さておき、先日会社帰りにちょいと居酒屋に立ち寄ったのですが、どうにもこうにもメニュー各所で北斗の拳が見え隠れする不思議なお店でした。メニューの最後のページには何故か南斗五車星の紹介があるという謎っぷり。前述の毅志君は山のフドウに似てるのでつい昔話を長々と書いてしまいました。ちなみに居酒屋自体はなかなかのコストパフォーマンスの高さで、会社帰りに軽く飲むにはなかなかいいお店だなと思いましたね。「毅志君といま一緒に酒を飲んだらどんな話をするんだろうなぁ」なんて、ふと思った春の夜。僕の帰る夜道には桜は一本も咲いていないのがこの時期残念です。