盛岡冷麺って冷たいのに温かい : 牛たん炭焼 利久 ドン・キホーテ仙台駅前店

昼、仕事を終えていつものように「たんや利久」。
仙台市内のアーケード街にあるドンキホーテの地下の店。近所に何軒も利久はあるけど通し営業のお店は少なく、それでここを重宝してる。
おやつどきのことゆえお店は静か。のんびりします。
それにしても町の人出のすごいこと。さすがにみんなマスクをしてはいるけれど明るい表情でのびのびしてる様子が伝わる。さて、昼ごはん。
牛タンと盛岡冷麺のセットがあった。
長い間冷麺を食べてないなぁと思って急に食べたくなった。ただお外がちょっと肌寒く、なにか熱いものでまず体とお腹を温めようとテールスープも追加する。
クリアなスープにたっぷりのネギ。よく煮込まれてホロホロになったテールの肉もゴロンと入ってフーフーしながら食べてお腹をあっためる。
半分ほども食べたところでメインの到着。焼いた牛タン、冷麺、カクテキ、ナムル、ご飯にトロロ、食後の甘味でひと揃え。

冷麺にカクテキのっけて辛味をくわえお酢を少々垂らしてスルリ。
ゴリゴリとした歯ごたえの麺。どっしりとしたうま味溢れるスープはキリッと冷たいはずが、飲んでもお腹を冷たくしない。滋養を感じてお腹が勝手にあったまってくような感じがオモシロイ。
牛タンは分厚い極みを注文しました。ざっくり歯切れて肉汁ジュワリ。噛むとどんどんとろけく。青のりちらしたトロロをかけた麦ごはんをズルンと食べてお腹もたのしく満ちていく。
一味唐辛子をまぶして食べるもタンの脂で辛く感じず甘くすらある。南蛮味噌もご飯をおいしくすすませる。
北に向かってまた移動。

いつものように仕事を終えて利久でお昼。
仙台駅前のアーケード街のドンキホーテの地下の店。１日通し営業をしてくれてるのと、気のいい元気ななじみのスタッフがいるのでいつもこのお店。
牛タン専門店ではあるけれど、季節季節の料理もあって今日はなにがあるんだろうって来るのもたのしい。
朝から雪が降ったりやんだりで、ちょっと歩くと芯から冷える。
ぶるぶるしながらお店に飛び込みメニューを見たらすき焼きと牛タンのセットがあった。油は熱々。だからスープをズズッとすすると油の香りおいしく熱さがずっと持続する。その今日みたいな日にはグツグツ料理はありがたく、それをたのんだ。
鍋の下に固形燃料。テーブルの上でもしばらくクツクツ割下がゆったり沸騰。鍋の具材が息するように動いているのにニッコリします。
麦飯、生の卵に牛タン４枚。食後の甘味でひと揃え。卵は生で食べられないから一緒にテーブル囲む仲間にお譲りしました。

牛もも肉に豆腐に春菊、結び白たき、ネギに舞茸。仙台麩が入るところが仙台的。
タナカくんが大好きでねぇ…、なぜだか家の近所のスーパーに仙台麩を売ってていつも常備してた。すき焼きには必ずだったしおかずが一品足りないときには卵とじとか茶碗蒸しに入れたり重宝してました。
煮汁をたっぷり吸い込んでトロトロになったお麩の食感は独特でご飯に乗っけてフルっと食べる。こんがり焼けた牛タンに一味をたっぷり。一味の辛味が牛タンの脂の風味をひきしめて甘味を感じる。南蛮味噌もビリリと辛く、甘辛味のすき焼きをおいしくさせる。体も芯からあったまる。

仙台に来て仕事を終えて、牛タン食べて昼ごはん。
利久を選ぶ。
仙台のお店が次々出店している東京で、仙台式の牛タンを食べることには苦労しなくなったけれども、やっぱり仙台で食べる牛タンは味わい格別。
小さい頃から食べて育った郷土料理のひとつが牛タン。愛情だとか愛着だとかが他の地方の人たちのそれとまるで違ったものなのでしょう。おいしい状態が刷り込まれている人たちが作って提供するものはやはりおいしい。
仙台駅前のアーケード商店街のドンキホーテの地下の店。-インバウンド景気に沸いたときにはにぎやかだったココも今は静かでのんびり。ほぼおやつどきという時間でもありのんびり食べる。分厚くやわらかなタンを焼いた「極み定食」。麦飯にテールスープがついて昼のひとそろえ。トロロをもらって滋養たっぷりの昼とする。
深く切り目を入れて炭で焼き上げる。切り目がめくれて花を咲かせるように仕上がりその断面は淡いロゼ色。蓄えた肉汁でプクッと膨らみ、おいしい香りが鼻をくすぐる。一味をバサっとお皿の上にふりかけタンでぬぐうようにしてパクリと食べる。

脂がひんやり唇濡らす。ザクっと歯切れて肉汁じゅわり。牛タンと炭の香りが混じり合いゆっくり砕けてとろけてく。
強い旨味がご飯をねだる。麦が混じったパラパラご飯が口の脂を拭い取り、舌がホッとするのがたのしくて、牛タンと麦飯というこの組み合わせを考えた人は天才だなぁ…、ってしみじみ思う。出汁で割ったとろろをのせてザブッとかきこむ。パラパラご飯がとろろをまとって口の中を転がるさまがまたうまい。
ネギがたっぷり浮かんだスープ。ホロホロになるまで煮込んだテールの肉がゴロンと沈む。胡椒をたっぷりふりかけてゴクリとお腹をあっためる。
牛タンにつけた一味にしてもテールスープの胡椒にしても強い旨味と脂とまじると、辛味が甘みに変わっていくのがオモシロイ。菜葉の浅漬けに南蛮味噌でご飯もすすむ。腹一杯。今日は日帰り。明日は９日。タナカくんの誕生日。

仙台で仕事を終えて昼ごはん。いつものように時間はほとんどおやつの時間で、さすがに開いてる店は少ない。
こうなったら今日もいつもの店だなぁ…、とアーケード街をてくてく歩いてドン・キホーテの地下にある利久に到着。今日もあいててホッとする。
焼き場が目の前に見える一等席をもらって定食たのむ。
東京にある利久と違って、刺身やまぜそばみたいな料理もあってちょっと迷うもやっぱり牛たんを食べておきたく「極み焼き定食」。今日は豪快に５枚１０切れとたっぷりもらう。
地下の店ではあるけれど天井が高くてこじんまりしていて居心地がいい。じっくりまって分厚い牛たんが焼かれるのを待つ。おいしい匂いが煙と一緒にやってくるのにお腹がなります。
深く切り目を入れた牛たん。その切り目がめくれるように焼き上がり表面こんがり、断面はほんのりロゼ色というのにウットリ。刻んだ菜っ葉の漬物に南蛮味噌、麦飯、テールスープがついていつものひと揃え。

牛たんのお皿の脇にパラリ。何気なく山盛りにしたのが一味じゃなくて七味唐辛子。仙台牛たんには一味なんだと思い込んでいたけどここは七味なんだとちょっとびっくり。実際食べてみると七味独特の胡麻や陳皮の香りは弱く、風味豊かな一味のような感じでなるほどこれもいいやと思って食べる。
ザクッと歯切れてジュワッと脂が滲み出す。サクサク最初は歯ざわりたのしみ、それがゆっくりとろけていくのがおゴチソウ。
パラッと口の中でほどける麦飯にヒリヒリ、お腹をひっかくような南蛮味噌。テールスープのどっしりとした味わいにお腹も気持ちもあったまる。