ドミーにてカツカレーを食す。 : ドミー

※2017年７月某日再訪
春以来久々のドミー。
この日のランチは「カツカレー」か「ナポリタン」の２択でした。
前回の訪問時にナポリタンの大盛りっぷりを目の当たりにしておりましたので、
ワタクシはカツカレーをオーダーしてみました。

お店のおっかさん曰く「いまカツを揚げてますので～」とのことで、
先にサラダとスープが提供されます。
この日のスープはしじみのお味噌汁でした。

しばらく待った後カツカレー登場。
さすが揚げたてだけあって、アツアツでクリスピーな食感のカツでした。
カレーは具なし、赤い福神漬け添えという
昭和喫茶店のマナーに則った「喫茶店のカレーライス」でございました。
ボリューム的には前回のドライカレー同様「普通盛りが既に大盛り」という感じの量。
これで食後のドリンクがついて750円。
（アイス／ホットコーヒー、烏龍茶、オレンジジュースなど数種類から選べます）

「生レモンスカッシュ」というノスタルジーを刺激するドリンクメニューが気になりました。
次回オーダーしてみたいです。

チキンカツスパゲティーを頂いて以来３年ぶりの再訪となるドミー。
今回は知人同伴での訪問です。

この日のランチは「ナポリタン」か「ドライカレー」の２択でした。
ワタクシはドライカレー、
知人はナポリタンを注文。

まずスープとサラダが登場。
べろんと大きめのワカメと卵の和風スープで、
セットのスープとは言ってもなかなかの量です。
サラダの中身はレタス・オクラ・カニカマ入り。
チキンカツスパゲティの時はサラダの代わりメロンがついてきたっけ。

サラダとスープを頂いて待っていると、
メインディッシュのドライカレーが登場。
ドライカレー、お皿がデカいのでかなりの量です。
具材はタマネギ・ピーマン・ハムで、
昔懐かしい「喫茶店の焼きメシ」的な素朴なお味です。

そしてナポリタンに至ってはそれ以上のボリューム。
フツーのお店の大盛りサイズくらい（1.5人分？）あるのではないかという量でした。
具材はタマネギ・ピーマン・ソーセージといった定番ものですが、
ソーセージがぶつ切りに近いカットで入っているのが豪快です。
ロメスパ系ナポリタンの王道を行く柔らか麺でケチャッピーな味付けとのこと（知人談）。
750円でかなりお腹いっぱいになります。

お店のママさん曰く、40年近く営業しているそうです。
窓の日よけのスクリーンに描いてある絵、
もともとセピアカラーなのかと思ったら長年日に当たって変色したのだそうで。
昭和の純喫茶の面影を今なお残す貴重なお店ではないかと。

仙台高等検察庁の建物の裏、
仙台大神宮の近くのビルの駐車場ピロティー内にある喫茶店「ドミー」。
通りに面していない奥まった場所にあるので、
初訪問時は「ホントにこのあたりでいいのかな？」と一瞬思ってしまうものの、
一応表通りに看板を出しているので、「迷わず行けよ、行けば分かるさ！」という感じ。

で、駐車場ピロティー内に入っていくと、
カフェテリアのようなお店入口の横に日替わりランチの黒板メニューが。

本日のランチ
A チキンカツスパゲテー
　フルーツ
　和風スープ
　ホットコーヒー＆アイスコーヒーつき 750円

B 浅間カレーの煮…魚…？
　メンチカツ
　ヤサイの…天ぷら？
　おすいもの？

スイマセン、かなりラフな走り書きで解読不能でした…w
やはり「迷わず行けよ、行けば分かるさ！」精神で行くしかなさそうです。
というわけで隅っこの席に着席。
おっかさん風の女性店員さんから、さくっとランチメニューの説明が。

「お食事ですと、いまBランチが終わっちゃったのでAしかないんですけど…」

Bランチの詳細を聞く前に、Aしかないと言われてしまいました。
まぁチキンカツスパゲティというのも興味をそそられるメニューなので問題なし！
「Aランチでオッケーですのでお願いします～」とオーダー。

最初にフルーツのメロンが運ばれてきました。
サラダ代わりということなのか、結構大きめサイズ。
次にメインディッシュのチキンカツスパゲティが登場、
ほどなくして和風スープが運ばれてくるというイレギュラーな順番でした。

筆者の好奇心を刺激したチキンカツスパゲティ、
塩味の炒めスパ（いわゆるミラネーズ）の上に、
デミソースをひとかけしたチキンカツが乗ったものでした。
塩味スパは柔らかめの麺をこってり炒めた「昭和喫茶の味」。
具材は玉ネギ＆ピーマン。
チキンカツと塩炒めスパというのもなかなか相性いいですね。

意外だったのが、セットの和風スープ。
ランチセットのスープというと「ちょっとしたオマケ」みたいなものも少なくありませんが、
こちらのスープは豆腐とゴボウ、ネギ、三つ葉が入っていてしっかりしたものでした。
あっさり風味の自家製スープといった感じでウマかったです。

絶妙なタイミングで提供された食後のコーヒーは、
酸味がやや強めのオリジナリティ溢れるブレンドでした。

お店の外にある食品サンプルを見た感じだと、
「ナポリタンハンバーグ」「ポークジンジャー」「ピザトースト」など、
これぞ喫茶店の食事メニュー！といった料理がいろいろある様子。
なかなか探求しがいのあるディープなお店かもしれません。
（全席喫煙可なので時間帯によってはケムいのが難点）

今回はひとまずごちそうさまでした。