牛たん炭火焼き定食 (３枚) と牛たんつくね (２本) と厚切りゆでたん : 味の牛たん 喜助 駅前店

北海道＆北東北グルメと温泉旅の最終日に、こちらに訪問しました。

４泊５日の旅行も、仙台駅から最終の東北新幹線に乗車して、帰途に着きます。

岩手県の平泉駅から在来線で、一ノ関駅を経由して、北海道新幹線に飛び乗り、予定よりも早く仙台駅に到着しました。

一ノ関駅から新幹線に乗り換えて、仙台駅に向かうのですが、普通車自由席車輌が編成に含まれている、列車の到着迄は、時間が空いてしまうので、在来線から新幹線に乗り換える改札の前に在る窓口で、相談してみました。

すると、駅員さんの提案で、直ぐに入線してくる北海道新幹線に乗車して、空いている席に座って仙台駅へ向かって下さいと言われました。

北海道新幹線は、全席指定の為、普通車指定席券が無いと、乗車する事は出来ないので、駅員さんに自由席が無い新幹線に乗車出来るのか確認しました。

途中停車駅で、座っている席の普通車指定席券を持ってる乗客が来たら、別の指定席に座り直す事も、付け加えてくれました。

入線時間迄、数分しか無かったので、乗車駅証明書 (新幹線) を渡されて、精算は仙台駅でする様に言われて、乗り換え専用改札を抜け、ホームに向かう階段を昇って行きました。

ホームに上がると、直ぐに入線して来た新幹線に乗車して、空いてる席に座りました。

古河駅では、沢山の乗客が乗り込んで来たので、席を立って、新しく乗車してきた乗客が、落ち着いたのを見計らって、別の号車の空いてる席に移り、そのまま仙台駅迄、座って行けました。

後でＪＲのホームページで調べた所、特定急行券と言う切符の存在を知りました。

全席指定の新幹線に乗車は出来るが、席に座る事は出来ないとの記載が有り、指定席券が完売した時に枚数限定で発売されるとも記載されていました。

本来、立ち乗りでしか乗車出来ない規定の様ですが、秋田駅の自動券売機に置かれた説明にも、空いてる席に座っても構わないが、指定席券を持った乗客が来たら、別の空いてる席に座れると記載がありました。

角館駅から、秋田新幹線に乗車した際に、全席指定の普通車指定席券を購入していたのですが、席に行くと乗客の方が座っていて、切符を提示したら、席を立って行った事を思い出し、理由が判りました。

新幹線の運行開始に伴い、在来線の運行が少なくなった区間では、移動の際の利便性を考慮して、この様な切符の提供がされていました。

そのおかげで、仙台駅から乗車する東北新幹線の乗換時間迄、かなりゆとりが出来たので、牛たん定食を食べる事にしました。

数多く在る店舗の中から、駅の中に在る、観光客や出張客が集まる、牛たんストリートは避けて、駅周辺を歩いて探す事にして、たまたま、こちらのお店を見つけて、都内でも店舗が在るお店だと気付いて、試しに訪問しました。

エレベーターで４階に昇って、降りた右側にお店が在ります。

入り口を潜って、中に入ると正面から右側にかけて、カウンター席と厨房が在ります。

カウンター席に沿って、通路の反対側に小上がりの堀こたつになったテーブル席が何卓か在ります。

従業員の方に、好きな席に座って良いと言われたので、一番奥のテーブル席に、着座しました。

お品書きを見比べて、注文するものを選びました。

牛たん炭火焼き定食
(３枚)

牛たんつくね
(２本)

厚切りゆでたん

定食は、麦めしのお代わりが一杯無料と、壁に張り紙が有ったので、アルコールは控えて、ガッツリ食事のみに決めました。

牛たんつくね以外は、価格は高めですが、ご当地グルメでもご馳走との事なので、少し奮発しました。

暫く待って、注文した商品が運ばれて来ました。

牛たん炭火焼き定食は、３枚が、２等分にカットされているので、６枚がお皿に乗っています。

麦めし
(220g)

テールスープ
(お椀大きめ)

おしんこ
(山盛り)

南蛮味噌
(少量)

牛たんは、熟成されていて、秘伝のたれに漬けられているので塩焼きとは味が異なります。

炭火焼きの香ばしさと旨味が強いので、少しだけ噛み切っても、大きめの茶碗に盛られた麦めしが減っていきます。

テールスープは、他店よりも大きいお椀に注がれていて、牛テールも大きめのが２つ入っているので、こちらでも麦めしが減っていきます。

おしんこは、お皿に山盛りに乗せられていて、合間に口に放り込んでは、麦めしが減っていきます。

南蛮味噌は、関東では見かけない漬物ですが、辛味が強いので、合間に口に放り込んでは、麦めしが減っていきます。

あっという間に麦めしが無くなったので、従業員の方にお代わりをお願いしました。

すると、少量、並盛り、大盛りが可能と言われたので、並盛りでお願いしました。

この時点で、牛たんは２切れだけしか食べていません。

メインと付け合わせを交互に食べると、ご飯食いの人なら、普通盛りで３杯が、丁度良いバランスになりそうです。

お代わりが運ばれて来て、黙々と食べ進んでいると、時間差で注文した２品が運ばれて来ました。

牛たんつくねは、大きめに作られていて、見た目ではかなり、リーズナブルに感じました。

お皿に乗せられた味噌に付けて食べると、更に麦めしが減っていきます。

繋ぎも入っている様なので、牛たんだけの旨味は薄れていますが、ハンバーグの様に食べられるので、追加すると満足感が増します。

厚切りゆでたんは、じっくり茹でていて、箸で切れる柔らかさに仕上がっています。

お酒のお摘みとして、ビールとの相性は良さそうです。

麦めしのおかずとしては、少し物足りなさは感じましたが、牛たん、牛たんつくね、厚切りゆでたんを合わせると、かなりのボリュームになりました。

お代わりした麦めしが無くなっても、牛たんは２切れ残りました。

食べ終わる頃に、お冷やを頂いて一息ついたら、お腹はかなり膨れました。

晩ご飯としては、贅沢な物になりましたが、満足度は高かったです。

次回、こちらに訪問する機会が有れば、牛たん (５枚) 又は厚切りを試したいと思います。