貝焼き盛り合わせと人生初の伊勢海老を堪能♪ : 水沼さざえ店

　水沼さざえ店は鳥羽駅近くにある貝焼きのお店。道路沿いに横一列にお店が並んでいて、11店中8店が貝焼きのお店なんだとか。

　お店前に張られたメニューを見てみると、貝焼き盛合せ1000円なるものが書かれていて良さげな感じ。ビールがあるか尋ねるとあるというのでお店に入って貝焼き盛合せと瓶ビール600円を注文。

　瓶ビールはキリンとアサヒがあるというので、もちろん大好きなアサヒでお願いする。

　店内はおばあちゃんが一人で貝を焼いている。普段は妹さんもいるらしいけど今日はたまたま休みなんだとか。

　焼き台は入り口横にあって更にその横には水槽があっていろんな貝や伊勢海老、アワビが入ってるんだけどその数がスゴイ。

　平日なのに伊勢海老とか10匹ぐらいいそうだし、アワビとかもそう。なんでこんなに多いかっていうとみんな生きているから。だから日持ちするんで土日に捌けるってことなのかな？。

　店内はテーブルが2つと狭めなカウンターのみで店内はかなり狭い。

　お客さんは外国人のカップルが一組いて、楽しそうに談笑していた。パッと見南米系の人に見えたけど、外国の人って貝たべるんだね。生がダメでも焼いていればいいんだっけ？。

　貝が焼き上がるまでビールを飲みながら待ちます。っと思ったら5分と経たずに提供された。早っ！。

　焼き貝盛り合わせはさざえ、大あさり、はまぐり、ひおうぎ、かきと充実した内容。

　貝はどれも醤油で味付けされていて、食べてみるとプックラとした食感で美味しいね。

　なんか貝焼きを食べる機会ってあんまりないからテンション上がるわ～。ビールうめ～♪。

　おばあちゃんとポツリポツリと話ながら食べていると、何かを見て来たの？って聞かれたので食べログの記事を見たと伝える。別に隠すことでもないしワタクシは別名、正直太郎の通り名で通っているので（爆）。

　すると、ほんびのすの貝焼きを2個サービスしてくれた。なんでも記事とかでも何かの紹介を受けて来たお客さんにはサービスしてくれるとのこと。アザっす。

　ここメモポイントね。食べログを見て来たんですけどって言えば何かサービスしてくれるってこと。

　貝焼き盛合せを食べてご満悦。水槽をみるとバカデカイ伊勢海老がいる。正直このお店の大きさで扱っているのが不思議なくらいの大きさ。

　いくらなんですか？って聞いたら3000円ぐらいとのこと。うそ～ん、がぜん興味沸いてきた。もう一度巨大な伊勢海老を指差して3000円ですか？って聞いたら、コレは7～8千円ぐらいとのこと。

　・・ですよね～（笑）。メチャ大きいもの。3000円はどれですか？って聞いたら、水槽の中の一匹を計量の秤に乗せて計ってくれるんだけど、伊勢海老は暴れて激しく動き回っている。自分の死期を感じたのかな？。

　コレは3000円と言われた伊勢海老は一人で食べるには十分な大きさ。ホテルとかなら普通に倍ぐらいしそうだ。

　刺身にしてもらいます。あとドリンクはメニューにはビールしか書いていなかったけど、日本酒や焼酎もいくつか置いてあるとのこと。冷酒500円も頂くことに。

　出てきた伊勢海老は腹の部分がパックリと開いて、刺身になっている。ワサビ醤油につけて食べてみると、ブリブリのしっかりとした食感で、飲み込むぐらいのタイミングで甘味がやってくる。

　そして驚くことにヒゲや手足がカニ道楽のカニみたいに前後にカクカクと動いている。今まで魚の生き造りを食べたことはあるけどこんなにしっかりと動いているのをみるのは初めて。

　だよな～さっきまであんなに激しく暴れていたもんな～。

　身を食べた後は頭の部分を味噌汁にするか焼くか聞かれたので焼きでお願いする。

　出てきたのは焼いて半分に割られた伊勢海老。おぉ～レッドロブスターの小さいバージョンみたいだ。食べられる身の量はそう多くないけど味噌の部分もしっかりと濃厚で日本酒に合う。

　あと腹の部分の殻も焼いてくれて、焼くと殻にくっついた身の部分が浮き上がってくるとのこと。けっこうしっかりとした身の量だった。

　そろそろ終了かなっていうぐらいでおばあちゃんは更に手足の部分も解体してくれて付け根の部分も美味しいからとのこと。

　食べる量は更に少なかったけど、伊勢海老ってこんな場所も食べられるんだって驚きだった。

　貝焼きの達人（おばあちゃん）のいるお店で驚き楽しみながら飲むことができた。

　計5500円。人生初の伊勢海老を食べてこのお値段なら満足です。

　P.S.お店は17時までと閉まるのは早いので注意。※17時までに入れば一応食べ終わるまでは営業してくれるとのこと。

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