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食べログ 和菓子・甘味処 WEST 百名店 2023 選出店
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創業 1707年(宝永4年)の「赤福」さん、江戸の昔からお伊勢参りといえば「赤福餅」な訳ですね!
女性職人「餅入れさん」手作りの「赤福餅」と度会町特産の番茶。美味しく頂きました〜。
三重県で朝一からの仕事の為、前日の午後に前乗りする事になりました。折角の三重県なので、新元号「令和」初の神宮参拝に伺いました。
本来、神宮は、『豊受大神宮(外宮)』⇒『皇大神宮(内宮)』という順で参拝するのが習わしですが、この日は到着が夕方近くで、赤福本店などが並ぶ「おはらい町通り」のお店が閉まってしまうので、内宮から尋ねました。
宝永4年(1707年)創業、実に310年の歴史を持つ「赤福」さん。徳川幕府が出来てから約100年後、まだ江戸時代初期〜中期の頃から赤福さんがあったというのは驚きです。
ちなみに、現在の「赤福本店」の建物は、明治10年(1877年)に建て直されたもので、歴史の重みを感じる立派な建物。
お店に入ると、普通に箱入りの「赤福餅」も販売していますが、やはりお目当は、お茶と赤福(2個)がセットになっている「赤福盆」です。先にお会計で「赤福盆」@210の支払いを済ませると、番号が印刷されたレシートが発券され、奥の座敷や縁側に座って出来上がる順番を待ちます。
店の裏手はすぐ清流「五十鈴川」が流れており、五十鈴川に面した縁側が丁度空いていたので、そちらに座って待ちます。目の前は小さな庭になっていて、灯篭や庭石などが置いてあるのですが、その中に句碑がありました。
「巣燕も覚めゐて四時に竈焚く(すつばめもさめいてよじにかまどたく)」
この句碑は、俳人山口誓子(せいし)氏が詠まれたものらしく、俳句の意味は、5枚目にアップした写真に書かれています。
さて、赤福盆は注文から数分で出来上がります。「◯◯番のお客様〜」と、店員さんが呼んでくれるので、「はーい」と手を挙げると持ってきてくれます。
お盆に赤福餅2個と番茶が付いているだけの至ってシンプルなものですが、歴史ある赤福の本店で頂けるというのは、何とも嬉しい限りですね。
先ずはホッといっぷくの番茶。「わたらい茶」という、三重県度会町(わたらいちょう)の特産品です。お茶はちょっとぬるめでしたが、気温が高い日だったので、丁度いい具合です。ちなみにこの番茶のお湯は、三宝荒神(さんぽうこうじん)という「竈(かまど)」で炊かれているそうです(6枚目写真)。竃の下では、木炭に赤々と火が入っています。また何とも有り難い気持ちになる、美味しい番茶です。
三重県に行く度に必ずお土産で購入する「赤福餅」は、柔らかくて小豆の味がとても良い、いつもの優しく美味しい味ですが、此処赤福本店の赤福餅は、「餅入れさん」と呼ぶ女性職人が繊細な指先で、赤福餅の三筋の清流を一つ一つ丁寧に形づくるそうです。きっと昔ながらの作り方なんでしょう。此処でしか頂けませんから、やはり有り難い気持ちで頂きました。
おかげさまで、大変美味しくいただきました。内宮に来たら赤福本店は外せませんね。
ご馳走様でした〜!
内宮の写真も数枚アップしましたので、興味ある方はご覧下さい。
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又 三 郎
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店名 |
赤福 本店(あかふく)
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受賞・選出歴 |
和菓子・甘味処 百名店 2023 選出店
食べログ 和菓子・甘味処 WEST 百名店 2023 選出店
スイーツ 百名店 2019 選出店
食べログ スイーツ WEST 百名店 2019 選出店
スイーツ 百名店 2018 選出店
食べログ スイーツ WEST 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | 甘味処、和菓子 |
お問い合わせ |
0596-22-7000 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
車での利用をおすすめします。 五十鈴川駅から1,608m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) QRコード決済可 (楽天ペイ) |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
(小上がり座敷席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1707年 |
関連店舗情報 | 赤福の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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GW3日目の祝日4月29日(月)、伊勢神宮(内宮)でご祈祷をして頂き、ゆっくりと時間を掛けて参拝してきました。この後は「おかげ横丁」や「おはらい町」をのんびりと散策したくもありますが、少し離れた「外宮」に参拝に行く計画です。
とは言っても、伊勢神宮に来たら、「赤福本店」だけは行きたい!という事で、「おはらい町」の他のお店は素通りし、「赤福本店」さんに直行しました。
やはり、「赤福本店」さんは、「おかげ横丁」や「おはらい町」の中でも一番人気ですね。長い行列が出来ていましたが、最後尾に並びました。
お店のお客さんの回転は早いので、10分程で店内へ。レジに行って注文をしますが、メニューは「赤福盆」@300 だけなので、悩む必要はありません。なお、夏季メニューで「赤福氷」があり、既に始まっていましたが、「赤福本店」の反対側の店でのみ食べられる様になっていました。「赤福氷」も大変美味しいんですが、この日はそこまで暑くは無いかな。
レジで先払いをすると番号の札を渡してもらうい、奥の広い畳み部屋に入ります。好きな場所に座って待っていると、店員さんが近くまで来て番号を呼ばれ、番号札と交換で「赤福盆」が頂ける形です。
私は丁度、外に近い縁側の席が空いていたので、そこで「赤福盆」を頂きました。「赤福盆」は、赤福餅が2個とお茶がセットでお盆に乗ったもの。ただそれだけのものですが、出来たての柔らかい赤福餅と美味しいお茶を、五十鈴川を眺めながら頂くのはまた格別です。5年振りに頂いた赤福ですが、上品な餡の甘さは、やはりめっちゃ美味しいですね。
因みに、この赤福餅の独特の形は、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しているのだそうです。
また、赤福盆で提供されるお茶は、三重県産の「伊勢茶」との事。有機栽培で育てられたお茶を赤福餅に合うように特別にブレンドしたものだそうです。(共に公式HPより)
お茶に使うお湯も、竃の神「三宝荒神(さんぽうこうじん)」を祀った朱塗りのかまどでお湯を沸かして使っています。ほんの300円の「赤福盆」ですが、様々な拘りと工夫とが詰まっています。
やっぱり伊勢神宮に来たら、必ず来たいお店ですね。自宅に帰る日に名古屋駅で「赤福(12入)」をお土産に買って帰りましたが、新商品の「白餅黑餅」は食べたことがないので、いつか食べてみたいと思います。
赤福本店訪問の後は、路線バスで「豊受大神宮(外宮)」まで移動。参拝の時の写真を数枚アップしたので、宜しければご覧ください。