2度目のクアラルンプール (4) 安定した品質のサービスはさすがヒルトン : Hilton Kuala Lumpur

ヒルトンのダイヤモンドメンバーである連れ、公式HPから最低価格で予約（1泊15000円前後）して、現地でアップグレードしてもらうという非道なやり方。おかげでとっても居心地のいいお部屋。っていうか、前回のより広い2室に分かれたジュニアスイートの部屋より我々には合っていたのかもしれませんね。

浴室が寝室と直通になっている。これは実は連れが京都自宅の改装でもくろんだのに、防水の点で無理だと言われたのだそうで。

トイレは1室だけですが独立しており、しばらくご無沙汰だったパナソニック製のウオシュレット。これもありがたいです。

プールは結局1度だけ利用。ちょっと残念だったのが、前回はグラスでもらえたお水が紙コップに。これでどんだけ経費が浮くのかわかりませんが、イメージ的にはよろしくないかと。

ラウンジも朝食も文句なしですし、何よりヒルトンにいるんだという安心感。これは何物にもかえがたいところがあります。


金額は1泊一人当たりの値段です。


『地球の歩き方　マレーシア・ブルネイ　2018-19』　ダイヤモンド社　93頁

しばらく間があいてしまいました。その理由は、今回きちんと時系列で投稿しようということだったのですが、あいにく⑤にあたる空港の麺屋さんが電話番号がなくて、まだ新規登録できていないため、やむなく⑤をスキップして⑥に進ませていただきます。

楽しかったペナン滞在を終えて、ペナン国際空港からクアラルンプールへ。それにしてもマレーシア国内移動は何かとお騒がせのMH（マレーシア航空）さんにお世話になるしかなく、正直どきどきものでしたが、必ず30分以上遅れるということ以外には問題ありませんでした。

さて、空港からKLセントラル駅に直通の新交通システムで到着、あとは徒歩数分でこのホテルに着きます。少しややこしいですがヒルトンのロゴの表示をたどっていけばなんとかなります。

さて、我々はホテルについては分業でステータス維持をはかります。香港本拠のランガムグループとIHG（インターコンチネンタルやホリディインなど）は私が予約をしますが、ヒルトンは連れがHHonorsの上級会員なのでお任せします。チェックインも会員専用の優先レーンがあって、日本人女性のスタッフが対応してくれてスムーズに。ウェルカムドリンクも出ました。部屋もアップグレードしてもらってジュニアスイートになりました。

お部屋は、ドアすぐのリビングルームとベッドルームが分かれていてたしかに余裕のあるつくりでした。バスルームも文句なし・・どころか、我々にとっては海外ホテル初めての、ウオシュレットトイレでございます。ちょっと水温は低いけど、これは助かりましたね。

ロケーション的に便利だったのは、さきほどのセントラル駅すぐということもありますが、それに加えてその駅からGOKL City Busという無料循環バス（レッドライン）に乗れました。これはほんとに使えるバスで、4つの線があって市内だいたいどこでもただで行けちゃうのです。

さて、滞在期間中ルームサービスを2度（正確には3度、しかしそれはホテルの中華料理店からなので別稿で）お願いしました。ここもペナンのE&O同様お安くて、だいたい30-50リンギットくらい。
1回目は
Nasi Lemak
Fried chicken, prawn sambal, coconut rice
Malay Oxtail Soup
Oxtail meat, potato, carrot in spiced broth, brioche bread
Thai Beef Salad
Lightly pan-fried beef, roasted peanuts, onions and mango
ナシレマクは典型的なマレーシアご飯、ココナツライスとカレー、そして骨付きフライドチキンが一つのお皿に盛られています。タイ風のビーフサラダはちょっとスパイシーですが、南国の味わいが素敵。とくにおいしかったのは、マレー風オクステイルスープ。水牛のしっぽの骨にはまだしっかりとお肉が付いていて手掴みでがしがしいいただきます。お値段トータルで129リンギット3200円

2回目は
Homemade Duck and Mushroom Spring Roll chili plum sauce
Hainese Chicken Rice
どっちもすごくおいしい。アヒルの春巻きは結構濃厚な味付け、ソースも美味。海南鶏飯もオーソドックスなものでスープもご飯もおいしい。お値段は82リンギット2000円

ちなみにお部屋の今回の一泊のレートは556リンギット13900円でした。まあ為替レートのなせる業でもありますが、お値打ちであることは間違いありませんね。ペナンのコロニアルなE&Oとはまた全く種類の違うホテルで、いろんな意味で機能的かつ居心地のいい宿でございました。


地球の歩き方　マレーシア　2017-18　ダイヤモンド社　93頁