京都|浄瑠璃寺庭園と新そば 秋色が美しく調和。 変遷をへて蕎麦店に返り咲き : 吉祥庵

吉祥庵

(きっしょうあん)

このお店は現在閉店しております。店舗の掲載情報に関して

予算:
定休日
水曜日

この口コミは、アルボスさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.1

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.3
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
2022/11訪問5回目

4.1

  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.3
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

京都|浄瑠璃寺庭園と新そば 秋色が美しく調和。 変遷をへて蕎麦店に返り咲き

年に数回ながら長年訪れている
奈良北部と京都南部が交差する山あいへ
都会では得られないローカルな時間や空間
特有の風土/名所に寄り添う食や雰囲気を楽しみに
今回は2022年11月下旬のこと。

最初に目指した奈良北部の円成寺から柳生を出て20分ほど。
京都最南「当尾の里」の名所「浄瑠璃寺」近くに佇む
古民家の手打ち蕎麦店「吉祥庵」を訪ね蕎麦を味わったあと
一昨年('20)3月以降の休業や転向(「茶房吉祥庵」)
復活〜再転向について聞いてみると
「元々の蕎麦店に落ち着きましたので
また宜しくお願いします」と笑顔の女将さん。
昨年(2021)6月に再転向後11月に再び蕎麦店として
2男さんから3男さんに引き継がれたそうです。

ということで新そばの札をみて期待を胸に
いただいた【せいろそば(税込1000円)】は
今までの中でも上位に入るほど満足度が高く
ツユのコクや塩梅も絶妙。
塩でもツユでも素晴らしく風味豊かでした。

店内はコンパクトながらテーブル席と茶室席があり
朽ちかけた土壁や古木が織りなす
昔話的なタイムスリップ感とノスタルジー。
一角には初代が復元の第一人者であることから
正倉院宝物でもある天平時代の象牙工芸
「撥鏤(ばちる)」を一部のみ展示。
https://tabelog.com/rvwr/000900107/diarydtl/139178/
リンク先は昔開催された作品展の様子です。

退店時には奥様と初代の姿も見え
遠目からみた紅葉越しの吉祥庵の佇まい
至近の浄瑠璃寺庭園(無料公開)の何て美しいこと。
幾度となく体感してきた中でも
新蕎麦の味わいと共に心に響く情景でした。

いつも優しい癒し系のお母さんによると
近年の休業や転向を終え昨年('21)11月から
3男さんが腕を振るう手打ち蕎麦店として永続とのこと。
人里離れた歴史あるロケーションを彩る
希少な一軒として末長く灯り続けてほしいと思います。
アクセスするには結構な時間がかかるけど
京都と奈良の境界に位置する山間ならではの
蒼古な豊かさを楽しみにいつかまた。

  • 吉祥庵 - 紅葉越しに

    紅葉越しに

  • 吉祥庵 - 外観

    外観

  • 吉祥庵 - テーブル席

    テーブル席

  • 吉祥庵 - 茶室席

    茶室席

  • 吉祥庵 - せいろ 1000円

    せいろ 1000円

  • 吉祥庵 - せいろ蕎麦(新そば) 1000円

    せいろ蕎麦(新そば) 1000円

  • 吉祥庵 - 蕎麦湯

    蕎麦湯

  • 吉祥庵 - 店内の一角

    店内の一角

  • 吉祥庵 - 店内の一角

    店内の一角

  • 吉祥庵 - 店前の庭園

    店前の庭園

  • 吉祥庵 - 浄瑠璃庭園 2022.11月下旬

    浄瑠璃庭園 2022.11月下旬

  • 吉祥庵 - お土産処わらじや

    お土産処わらじや

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行った2021/06訪問4回目

京都最南|浄瑠璃寺門前にて蕎麦は再び終了 '21.7/3から抹茶や甘味で営業

2021/03訪問3回目

4.0

  • 料理・味3.7
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.3
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

京都最南の山域|浄瑠璃寺前の吉祥庵が令和3年3月 蕎麦店として再オープン

文化的には大和 奈良に属する京都最南の山域にあり
平安時代の浄土式庭園を有する「浄瑠璃寺」の門前にて。
朽ちかけた土壁や木が織りなす古民家の佇まい。
初代当主の蕎麦から息子さんの蕎麦まで
昔から時おり訪れている「吉祥庵」へ。

昨年(2020)5月に喫茶のみの「茶房 吉祥庵」に
リニューアルのため終了した手打ち蕎麦店として
今年(2021)3月20日に再オープンと知り早速。

好天に恵まれた3月下旬の麗らかな日和。
訪れてみたところ暖簾の横にはそばの木簡が復活し
店内に入ると初代の奥さまで
いつも優しく迎えてくれる上品なお母さん。
手前にテーブル2卓 奥には靴を脱いで上がる
茶室席があり コンパクトながら
長年の時に磨かれた蒼枯な空間が広がります。

メニューはせいろ蕎麦(1000円)と
ニシン甘露煮(500円)と純米吟醸酒(1合700円)
最近 辛味大根のおろしそば(1200円)もスタート。
昔から北海道産そば粉を使っていて
久しぶりに賞味した蕎麦は喉越し風味ともによく
キリっとしてコクのあるツユとの一体感
蕎麦湯を注ぐ蕎麦湯割りも風味よく。
聞こえてくるのは鳥の鳴き声や自然の音。
街中とは対照的な情調に心が安らぎます。

当主(初代)の守田さんは元々陶芸家として
現在は天平時代の象牙工芸「撥鏤(ばちる)」を制作。
撥鏤復元の第一人者として
日曜美術館やBSの番組にも取り上げられ
店内にて作品の一部を展示販売。
入店時たまたま姿が見えどうぞと案内いただきました。

周辺には野仏や石仏が点在する散策道があり
所々花開いた桜や春の陽射しが織りなす
情景に恵まれたこの日。
約11kmほど先にある「柳生の里」にも足を延ばし
幻の焼き物と言われる柳生焼きの窯元を訪ね
「吉祥庵」と同じく優しい対応に心和んだ
今年(2021)3月下旬の思い出として。

会計時に聞くと「吉祥庵」を離れていた
蕎麦担当の息子さんが1年ぶりに戻ってきた事で
3月20日に再オープンしたんです。
と笑顔で話してくれた初代の奥さま。
たおやかで穏和な癒し系のお母さんです。

また至近にあり毎回ペアで訪れている
平安期の浄土式庭園で三重塔を有する
「浄瑠璃寺庭園」は無料公開。
他にも吉祥天女像や有料公開の九体仏も知られ
コンパクトなので短時間で観賞可能です。

2021年3月20日 「茶房 吉祥庵」を経て
再び蕎麦店として時を刻み始めた「吉祥庵」へ。
京都といっても観光地のような華やかさはなく
大和の文化が色濃い長閑なロケーション。
京都と奈良の県境 ローカルな山間だからこそ
刻まれる食や時間の記憶。
アクセスには相当な時間がかかるけど
都会の飲食店では得られない
簡素な豊かさを楽しみにいつかまた。

  • 吉祥庵 - 2021年3月下旬 再リニューアル

    2021年3月下旬 再リニューアル

  • 吉祥庵 - 2021年3月下旬 再リニューアル

    2021年3月下旬 再リニューアル

  • 吉祥庵 - 前庭

    前庭

  • 吉祥庵 - 店内のワンシーン

    店内のワンシーン

  • 吉祥庵 - 奥の茶室席

    奥の茶室席

  • 吉祥庵 - せいろそば1000円(2021年3月下旬)

    せいろそば1000円(2021年3月下旬)

  • 吉祥庵 - せいろそば1000円(2021年3月下旬)

    せいろそば1000円(2021年3月下旬)

  • 吉祥庵 - そば湯

    そば湯

  • 吉祥庵 - 撥鏤(ばちる)のコーナー

    撥鏤(ばちる)のコーナー

  • 吉祥庵 - 撥鏤(ばちる)

    撥鏤(ばちる)

  • 吉祥庵 - 店内手前の空間

    店内手前の空間

  • 吉祥庵 - 店内のワンシーン

    店内のワンシーン

  • 吉祥庵 - 店内のワンシーン

    店内のワンシーン

  • 吉祥庵 - メニューと新しいカード(2021年3月下旬)

    メニューと新しいカード(2021年3月下旬)

  • 吉祥庵 - 店内のワンシーン

    店内のワンシーン

  • 吉祥庵 - 浄瑠璃寺 山門と桜(2021年3月下旬)

    浄瑠璃寺 山門と桜(2021年3月下旬)

  • 吉祥庵 - 平安時代の浄土式 浄瑠璃寺庭園

    平安時代の浄土式 浄瑠璃寺庭園

  • 吉祥庵 - 戻りの参道にて桜

    戻りの参道にて桜

  • 吉祥庵 - ロケーション

    ロケーション

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2017/12訪問2回目

4.0

  • 料理・味3.8
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.3
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥2,000~¥2,9991人

京都最南域|蒼枯な庵にて蕎麦とぜんざいとお抹茶。年末年始は休まず営業

京都の最南、奈良市に程近い里山風情あふれる「当尾の里」。
2017年も師走、澄んだ空気と冬枯れた情景に包まれ
忙しい街中とは対照的に静かな時間が流れています。

そんな里のランドマーク「浄瑠璃寺」から徒歩1分。
昔から定期的に訪れるお気に入りの一軒。
明治初期という古民家を移築し
昭和40年代から親しまれる蕎麦庵です。

石段を上がり店内に入ると、いつも笑顔の女将さんが
「お好きなお席へどうぞ」と優しい案内。
テーブルフロアの奥にある
茶室席で蕎麦と善哉をいただきます。

■□せいろ 900円(税込)
■□ぜんざい(冬限定) 800円(税込)
■□お抹茶(お茶菓子付き) 800円(税込)

現在2代目さんが手打ちされる蕎麦は
喉越しよく香り味わいともに十分。
キリっとした旨味とコクのあるツユにつけ
量は少なめだけど満足度が高くおいしいです。

ぜんざいは女将さん手製。
香ばしい餅とよくからみ小豆たっぷり
しっかりと甘くて美味しい善哉。
お抹茶にはお茶菓子がついていて
女将さんに聞くと長野松本の「開運堂」
蜂蜜とくるみのお菓子「真味糖」とのこと。

■□店内は禁煙でBGMはなく
3台のテーブルが並ぶフロアと茶室の座敷。
朽ちかけた土壁や古木が織りなす時空に包まれ
昔話的なノスタルジーに心安ぎます。

帰る際、目に入ったのが「浄瑠璃寺の九体阿弥陀如来が
約100年ぶりの修復のため2018年夏頃から
約5年間 毎年一体か二体が寺を出られる予定。
ご留意お願いいたします。」との住職筆の貼り紙。

年越し蕎麦への時間が近づいてきたけど
年末年始は営業し、年始の翌週に休まれるとのこと。
ちなみに浄瑠璃寺では除夜の鐘がつけるそうです。

京都最南の山間・当尾の里に佇み
庵の古色と穏やかな空気感が心地よい「吉祥庵」。
浄瑠璃寺庭園(鑑賞無料)とセットで
ぜひ手打ち蕎麦や善哉を楽しんでみて下さい。

  • 吉祥庵 - 吉祥庵。浄瑠璃寺から徒歩1分

    吉祥庵。浄瑠璃寺から徒歩1分

  • 吉祥庵 - 吉祥庵

    吉祥庵

  • 吉祥庵 - 茶室の座敷

    茶室の座敷

  • 吉祥庵 - 座敷からテーブル方面

    座敷からテーブル方面

  • 吉祥庵 - 手打ち蕎麦せいろ 900円

    手打ち蕎麦せいろ 900円

  • 吉祥庵 - 蕎麦アップ

    蕎麦アップ

  • 吉祥庵 - 蕎麦湯

    蕎麦湯

  • 吉祥庵 - ぜんざい800円

    ぜんざい800円

  • 吉祥庵 - 小豆たっぷり

    小豆たっぷり

  • 吉祥庵 - 女将さんの気配り

    女将さんの気配り

  • 吉祥庵 - お抹茶とお茶菓子 800円

    お抹茶とお茶菓子 800円

  • 吉祥庵 - お抹茶とお茶菓子 800円

    お抹茶とお茶菓子 800円

  • 吉祥庵 - 店主作の「撥鏤(ばちる)」。展示販売

    店主作の「撥鏤(ばちる)」。展示販売

  • 吉祥庵 - 作家でもあるご家族の作品コーナー

    作家でもあるご家族の作品コーナー

  • 吉祥庵 - 店内のワンシーン

    店内のワンシーン

  • 吉祥庵 - 店内のワンシーン

    店内のワンシーン

  • 吉祥庵 - 茶室の座敷

    茶室の座敷

  • 吉祥庵 - 外観。遠目に

    外観。遠目に

  • 吉祥庵 - 吉祥庵の前庭

    吉祥庵の前庭

  • 吉祥庵 - 浄瑠璃寺庭園(2017.12月下旬)

    浄瑠璃寺庭園(2017.12月下旬)

  • 吉祥庵 - 浄瑠璃寺庭園(2017.12月下旬)

    浄瑠璃寺庭園(2017.12月下旬)

  • 吉祥庵 - 浄瑠璃寺から戻りの参道

    浄瑠璃寺から戻りの参道

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2016/12訪問1回目

4.1

  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.3
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

京都加茂|冬枯れの里山。明治初期の古民家。蒼枯な庵で味わう手打ち蕎麦とぜんざい

【2016.12月 再訪多数】
京都の最南端、奈良市街に近い里山風情あふれる「当尾の里」。
2016年も師走、澄んだ空気と冬枯れた里山の情景に包まれ
忙しい街中とは対照的な静穏な時間が流れています。
そんな「当尾の里」のランドマーク「浄瑠璃寺」から徒歩1分。
明治初期という古民家、昭和40年代から親しまれる蕎麦庵です。

階段を上がり店内に入ると、
いつも笑顔の女将さんがおられ
「お好きなお席へどうぞ」と優しい案内。
古色あふれる小さな空間の中
靴を脱いで茶室席に座り蕎麦と善哉をいただきます。

■□せいろ 900円(税込)
■□ぜんざい(冬限定) 800円(税込)

何もつけなくても香り高く風味豊かな二八の手打ち蕎麦。
コクとキレのあるツケ汁につけても好ハーモニー。
ボリュームは少なめだけど喉越しよくとても美味しい☆

ぜんざいは女将さん手製。昔風ぜんざいって感じでしょうか。
香ばしく焼かれた餅とよくからみ
小豆たっぷり、しっかりと甘く美味しい善哉です。

■□店内は禁煙、外の自然音のみが店内に響き
朽ちかけた土壁や古木の温もりが織りなす時空。
昔話的なノスタルジーに心が安らいでいきます。

お店の蕎麦は木彫作家でもある息子さんが手打ちされてるそうで
初代の「守田蔵さん」は現在正倉院宝物の「撥鏤」などを制作。
https://tabelog.com/rvwr/000900107/diarydtl/139178/
上のリンクは昨年11月の作品展の様子です。

他にも鶏せいろや小エビかき揚げがあり
いつも美味しく優しい対応。ゆっくり寛げる時を届けてくれます。
年越し蕎麦への時間が近づいてきたけど
蒼枯な古民家でいただく手打ち蕎麦と冬限定のぜんざい。
年明けも早くから営業されると思うので
近くの浄瑠璃寺庭園(鑑賞無料)とセットでぜひ☆
訪れてみて下さい。

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「京都加茂|当尾の里。古色漂う明治初期の古民家で新そばを」
【2015.10月 再訪問】(更新11/1)


京都の最南端、奈良市街に近い里山風情あふれる「当尾の里」。
今の時季、まだ山の紅葉は少なく、初秋といった情趣。

そんな里山のランドマーク「浄瑠璃寺」から徒歩1分。
明治初期という古民家、昭和40年代から親しまれる手打ち蕎麦処へ
今年も「新そば」を楽しみに訪れました。

段を上がると、タイム感は遥か昔へとシフトし
 庵をバックに猫ちゃんがお出迎え☆

■□せいろ(新そば) 900円(税込) を。
配膳されると、淡くグリーンがかった新蕎麦の麺。
何もつけなくても、香り高く、新そばを感じる美味しさ。
コクときれのあるツケ汁につけても好ハーモニー。
そばの量は少なめだけど、風味豊かな新蕎麦に満足です。

■□店内は禁煙、自然音のみの静穏な空間。
女将さんが笑顔で迎えて下さり、
明治時代という庵の中 趣深い土壁や古木の温もりなど、
昔話的なノスタルジーにほっとします。

ご店主の「守田蔵」さんは現在正倉院宝物の「撥鏤」などを制作されてて
お店の蕎麦は二代目の息子さんが手打ちされてるんだそう。
蒼枯な趣のある庵で味わう本格的な手打ち蕎麦、美味しいです。

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【2014.11月 再訪】(11/30の投稿)

京都の最南端だけど、奈良市街に近い山里風情あふれる「当尾の里」。
そのランドマーク「浄瑠璃寺」近くに佇む古民家のそば庵。

今回新そばを楽しみに伺いました。

暖簾をくぐると、優しい女将さんが迎えてくれて笑顔の案内。
2卓のテーブルは満席、靴を脱いで茶室席へ。

■□せいろ(新そば) 900円(税込)
のど越し良好な二八で、香りや風味も十分なのが好み。
今回は新そば、より豊かな美味しさが広がります。
つけ汁は濃いめでコクときれのあるタイプ。
そば湯はさらっと系です。

■□ニシンの甘露煮 500円(税込)
骨まで柔らかく煮込まれてて、旨味がギュっと凝縮した甘露煮。
これも十分な美味しさ。

車の場合、人気ラーメン店「無鉄砲 本店」まで15分程。
大和茶で有名な「遊茶庵」、岩船寺や柳生など周辺名所へも好アクセス。
バスでの来店もいいと思います。

メニューも増税前と同じ価格で良心的。
明治初期の古民家ならではの郷愁に包まれ
 昭和44年から長年親しまれるいいお店です。

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(2014.1/6の投稿)昔話的な鄙びた趣に和みます。のどかな里で手打ちそば&ぜんざい

【2014.1月昼】
京都の最南端、奈良市街に近い「当尾の里」は平安や鎌倉の堂塔や仏像が残り
石仏の里としても知られる長閑な山里。

暖簾をくぐると物腰柔らかい女性が迎えてくれて
昔話的な空気に包まれます。
鳥のさえずりが響く中、せいろとぜんざいを注文。

■□せいろそば 900円
いつも通りコシがあって風味良好。芳醇なつけ汁はしっかり濃いめ。

■□ぜんざい(冬のみ) 800円
小豆の旨味と十分なコクと甘味。適度なとろみ感と濃度があり旨味たっぷり。
柔らかく炊かれた小豆は、香ばしく焼かれた餅とよくからみます。
ここ数日、何軒かの甘味処で食べたけど満足度は抜群です。

■□店内の雰囲気は
昭和44年頃から営業されてるそうで昔話的な鄙びた佇まい。
テーブル席と座敷の茶室席からなる店内は10名程で満席。
ご子息さんの木彫作品、店主さんの作品も一部展示販売されてて
店主さんは正倉院に伝わる「撥鏤(ばちる)」の制作もされてるようです。

▼△エリア的には奈良郊外の山里
周辺には石仏巡りコース、岩船寺など名所が多く、
駐車場(300円)・バス停もあり結構便利。
現存する唯一の国宝九体仏像(平安時代)で知られる
浄瑠璃寺も気軽に楽しめます。
これからも末長く続いてほしい希少なお店です。

========================

【2013.3月中旬】
住所は京都ながら奈良市内にほど近い「当尾の里」浄瑠璃寺の門前。
歴史深い景観との調和が素晴らしく、昔懐かしい郷愁がたっぷり。
周辺には歴史散策コースなど見所が多く、奈良中心街よりも静かなロケーション。
何度来てもほっと和みます。

■□せいろそば 900円 
基本のせいろは、しなやかなコシがあって風味十分。
つけ汁も旨味たっぷりで、麺と良くからみます。
さらっとタイプのそば湯で割るスープも含め満足度抜群。

■□鶏せいろそば 1200円 
鶏の旨味がきいた温かいつけ汁で。
蕎麦との相性良く美味しいです。

■□小えびのかき揚げ 500円
サクっとした食感と海老の香ばしい風味がふわっと広がります。
からっと揚がってて、油っぽくないのでサッパリ。

随筆家白洲正子さんに貴重な陶工と評され、
正倉院に伝わる「撥鏤(ばちる)」の制作でも知られる
店主「守田蔵さん」の手打ちそば。
(※現在は代替わりして息子さん)

▼△ロケーション的にもプラスαの魅力が多彩。
昔から来てるけど、年に何度かは訪れたくなる魅力があります。

  • 吉祥庵 - 近くの浄瑠璃寺庭園(鑑賞無料)(2016.12月)

    近くの浄瑠璃寺庭園(鑑賞無料)(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 年末の佇まい(2016.12月)

    年末の佇まい(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 趣のある茶室席。禁煙(2016.12月)

    趣のある茶室席。禁煙(2016.12月)

  • 吉祥庵 - せいろ900円(2016.12月)

    せいろ900円(2016.12月)

  • 吉祥庵 - ぜんざいの器(2016.12月)

    ぜんざいの器(2016.12月)

  • 吉祥庵 - ぜんざい800円。冬限定(2016.12月)

    ぜんざい800円。冬限定(2016.12月)

  • 吉祥庵 - せいろそば900円(2016.12月)

    せいろそば900円(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 店内。(2016.12月)

    店内。(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 新年にむけて(2016.12月)

    新年にむけて(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 年末の設え。店内禁煙(2016.12月)

    年末の設え。店内禁煙(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 外観(2016.12月)

    外観(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 近くの浄瑠璃寺庭園(鑑賞無料)。(2016.12月)

    近くの浄瑠璃寺庭園(鑑賞無料)。(2016.12月)

  • 吉祥庵 - 吉祥庵と猫ちゃん【2015.10月】

    吉祥庵と猫ちゃん【2015.10月】

  • 吉祥庵 - 新そば【2015.10月】

    新そば【2015.10月】

  • 吉祥庵 - 【2015.10月】せいろ(新そば) 税込900円

    【2015.10月】せいろ(新そば) 税込900円

  • 吉祥庵 - 【2015.10月】店内

    【2015.10月】店内

  • 吉祥庵 - 店内にて。店主さんの撥鏤(ばちる)に関して

    店内にて。店主さんの撥鏤(ばちる)に関して

  • 吉祥庵 - 【2015.10月】店内

    【2015.10月】店内

  • 吉祥庵 - 【2015.3月】店内

    【2015.3月】店内

  • 吉祥庵 -  【2015.3月】ぜんざい 800円

    【2015.3月】ぜんざい 800円

  • 吉祥庵 - 【2014.11月】吉祥庵と紅葉

    【2014.11月】吉祥庵と紅葉

  • 吉祥庵 - 【2014.11月】新そばの案内

    【2014.11月】新そばの案内

  • 吉祥庵 - 【2014.11月】せいろ(新そば) 900円

    【2014.11月】せいろ(新そば) 900円

  • 吉祥庵 - 【2014.11月】ニシン甘露煮 500円

    【2014.11月】ニシン甘露煮 500円

  • 吉祥庵 - 【2014.11月】天井の梁

    【2014.11月】天井の梁

  • 吉祥庵 - 茶室席(座敷)【2014.11月】

    茶室席(座敷)【2014.11月】

  • 吉祥庵 - 座敷から見たテーブル席【2014.11月】

    座敷から見たテーブル席【2014.11月】

  • 吉祥庵 - 店前の庭園【2014.11月】

    店前の庭園【2014.11月】

  • 吉祥庵 - 2014秋。浄瑠璃寺の庭園は無料です

    2014秋。浄瑠璃寺の庭園は無料です

  • 吉祥庵 - 年始の佇まい。しめ縄と竹飾りの装い【2014.1月】

    年始の佇まい。しめ縄と竹飾りの装い【2014.1月】

  • 吉祥庵 - 趣のある茶室席【2014.1月】

    趣のある茶室席【2014.1月】

  • 吉祥庵 - せいろそば 900円【2014.1月】

    せいろそば 900円【2014.1月】

  • 吉祥庵 - 味わい深いぜんざい(冬のみ)800円【2014.1月】

    味わい深いぜんざい(冬のみ)800円【2014.1月】

  • 吉祥庵 - 彫刻や陶芸作品の展示販売【2014.1月】

    彫刻や陶芸作品の展示販売【2014.1月】

  • 吉祥庵 - 小豆美味しいです【2014.1月】

    小豆美味しいです【2014.1月】

  • 吉祥庵 - メニューと禁煙の石【2014.1月】

    メニューと禁煙の石【2014.1月】

  • 吉祥庵 - 平安からの浄瑠璃寺庭園。国宝三重塔。燈籠は室町時代【2014.1月】

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  • 吉祥庵 - テーブル席【2013.3月】

    テーブル席【2013.3月】

  • 吉祥庵 - 茶室席【2013.3月】

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  • 吉祥庵 - 鶏せいろそば 1200円【2013.3月】

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  • 吉祥庵 - 小えびのかき揚げ 500円【2013.3月】

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  • 吉祥庵 - せいろそば 900円【2013.3月】

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  • 吉祥庵 - 手前がテーブル、奥は茶室席【2013.3月】

    手前がテーブル、奥は茶室席【2013.3月】

  • 吉祥庵 - 浄瑠璃寺からすぐに立地。京都の最南端にして奈良エリア【2013.3月】

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  • 吉祥庵 - 店舗内の景観【2013.3月】

    店舗内の景観【2013.3月】

  • 吉祥庵 - 石段をあがると入り口【2013.3月】

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  • 吉祥庵 - 店内には陶芸作品、彫刻作品など【2013.3月】

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アルボス

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店舗情報(詳細)

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店舗基本情報

店名
閉店 吉祥庵(きっしょうあん)

このお店は現在閉店しております。店舗の掲載情報に関して

ジャンル そば
住所

京都府木津川市加茂町西小77-4

交通手段

JR・近鉄「奈良駅」から浄瑠璃寺行のバスに乗車「浄瑠璃寺前」停で下車すぐ
JR「加茂駅」からコミュニティバス当尾線に乗車「浄瑠璃寺前」停で下車すぐ

加茂駅から3,983m

営業時間
  • 月・火・木・金・土・日

    • 11:00 - 15:00
    • 定休日
  • ■ 営業時間
    売り切れ終了

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

浄瑠璃寺前に有料駐車場あり(店舗より徒歩1分)

空間・設備

落ち着いた空間、座敷あり

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

オープン日

このお店はリニューアルしました。※リニューアル前の情報は最新のものとは異なります。

リニューアル前の店舗情報を見る

備考

昭和後期から営まれる手打ち蕎麦のお店です。
令和3年11月に手打ち蕎麦店として再々復活。
休業や業態の変遷は下記の通り。
令和2年3月 手打ち蕎麦店としての営業を終了し
令和2年5月29日 「茶房 吉祥庵」にリニューアル
令和3年3月 「茶房 吉祥庵」の営業を終了し
令和3年3月20日 手打ち蕎麦「吉祥庵」として再オープン
令和3年6月15日 手打ち蕎麦「吉祥庵」として営業終了
令和3年11月 手打ち蕎麦「吉祥庵」として再々オープン。

初投稿者

魔女子魔女子(19)

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