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店名 |
鷹庵
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-496-1333 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
北野白梅町駅から2,594m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
|
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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アマン。
バリ島を愛する者としては、何十年も前から知っている世界一のホテル。
東京とニューヨーク以外のアマンは全てコテージ。
観光した後に泊まる宿泊施設ではなく、アマンで1日を過ごすために泊まるリゾートホテルです。
バリ島のアマンはいくつかありますが、いとこに教えてあげたら、ハマってしまって何回も行っているそうです。
私たち夫婦は愛する犬がいるので海外旅行はできなくなってしまいましたが、モルディブの海上コテージとバリ島のそれぞれのアマンには人生の終わりを迎えるまでに訪れたいですね。
日本にも東京と鳥羽と京都にはアマンがあることは知っていましたが、泊まりに行くことはできず、ランチでもと思い、日本料理の鷹庵に伺うことにしました。
接客はさすがアマンというもので、接客をする従業員の方は、料理人に至るまで知識も会話の引き出しもプロフェッショナルです。
チーズの知識も素晴らしく、マリアージュも知らずに高級チーズを売るようなお店とは本質が違います。
どなたと話をしても隙を感じさせません。
徹底していますね。
黒をベースとした落ち着い雰囲気の店内。
アメリカンチェリーの一枚板のカウンター席。
ほかに二組しかお客さんが居らず、静かに食事を楽しむことができました。
料理はピンの食材は使われていません。
しかし、出汁をしっかりと取ってあり、私が和食系でいつも懸念する大したことのない食材を刺身にして醤油をベドベトにつけて食べさせるという乱暴なことはしません。
ぐぢと甘海老。
沖縄の塩で頂きましたが、しっかりと旨味があって美味しかったです。
最後の鰻の炊き込みご飯は、山椒の香りが強かったですが美味しく頂きました。
唯一、あまり食べたくないなと思ったのは、鮪の漬けの握りで、夏鮪の弱さを補うためか、かなり甘い味付けで、一貫は黒山椒がのっていて、鮪の風味は感じられず、シャリともマッチングしていないので、何故これを出すのかな?と思ってしまいました。
意図も意味も感じられませんでした。
まあ、それでもお安いランチではないとはいえ、接客が超一流だと不満は感じないものです。
ただ、妻はあゆが苦くて美味しくなかったと言っていました。
このお店の後、夕食は比良山荘の鮎づくしだったので、余計印象が悪いのでしょうね。
日本一の鮎を直後に食べたので。
総じて妻は料理はお気に召さなかったようです。
鮎だけでなく、冬瓜とか、えんどう豆とか、いくつか食材がかぶってしまいましたので、クオリティに差があり過ぎてそうなったのでしょうね。
しかし、デザートもおかしなものは出しません。
家で食べているレベルのマンゴーが出てきました。
私はマンゴーが好きで、家ではある程度拘ったレベルのマンゴーを週に2回くらいは食べているので、家で食べているものよりもレベルの低い食材を出されると腹が立ちますが、流石にそのようなことはありませんでした。
京都も蔓延防止でお酒は飲めませんでしたので、次はお勧め頂いたワインと日本酒を合わせるペアリングだと楽しめるかも知れませんね。
ただ、基本的な問題として、経営の視点で申し上げると、高級ホテルのレストランは人件費や施設維持費のコストが通常の飲食店よりも高いので、その分、価格に対して食材の原価を低く抑えなければならなくなります。
従って、物凄く高い値段設定でないと食材のレベルは通常の価格よりも悪くなります。
高級ホテルの場合は個室がしっかりしているとか、情報が漏れないとか、器が素晴らしいとか、接客が優れているとか、そのようなことに重点を置いて飲食店が存在しているので、単にコスパの良さを求めるところではありません。
よって、料理だけを純粋に比べると神戸であれば、おんじきの方が価格設定が低い割には食材も料理も良いということになってしまいます。
日本料理では、神戸でやっと、食材もお酒もおんじきよりも良いものを出すのに料金設定は二人で1万円安いという理想のお店を見つけたので、こちらのお店に伺うとしたら、料理やお酒よりも、極上の接客と素晴らしい雰囲気を楽しみに行くということになります。
まあ、普通にお酒を飲んだら、ランチであの城助よりも高くなるでしょうから、普段、城助で食事をしている私たち夫婦とすれば、大変微妙なお店ということになります。
いつものように基本的には私は食事をしながら、写真は撮りませんが、妻が撮ったものを掲載させて頂きます。
朝食の予約が中々取れませんが、次回は朝食でもう一つのレストランに伺うかも知れません。