年末恒例の… : 串八 白梅町本店

《訪問時のお店の評価点は3.52でした》

年末親戚が集まるんで、ほぼ恒例的に串八さんを予約する。

個室があるので子連れでも気兼ねなく使える。
料理は串かつとやきとりに串焼きが充実してて低価格。好きな物を好きなだけ楽しめる。
そして一品も多数、傳七さんが隣にあるからすしも楽しめる。
串かつ屋にして、オールマイティーな居酒屋かと。

シチュエーションを選ばぬお店…あって助かる串八さんです。

《2014.07　再レビュー　写真６枚追加とショートコメント！》

最近、串八へ行こうと言って店の前まではいくのですが、なぜか？
覗くだけで他店に行ってしまうんです。
どうしてでしょうね^^

でも今回は、固い意志をもって「絶対に串八！」って感じで店の戸を開けようとしました。
けどどうして？戸が開かないんですよね～
やっぱ、この店との縁は終わったのかと思うほど固い戸です。
力いっぱいと言っては大げさですがですが、取っ手に相当力を入れても開かない…
自動ドアに変わったのかと思いボタンを探すが無い…もう「なんやねんこの戸！」って感じです。
再度力を入れて引くと何とか開きました。なんて重い戸なん。
女性なら絶対開けられないよね～この重さ…これだけお客さん入ってる店やのにメンテがされてないのはどうかと思う。特に玄関やしね。

この時は待つ事無くカウンターに座れました。
さっそくオーダーです。
先ずは飲み物から…そして、飲み物がくる間に食べ物を決めておく。これが私の串八での流れ。
しかし、飲み物がなかなか来ない。
ここで、過去の事を思い出す…ここの店はドリンクが遅いんだと。
思い出したとおり、追加注文した二杯目も三杯目も時間かかってたな～
あと、追加注文もこれまでと変わらずスタッフが気付いてくれないので変に時間がかかる。
なんせ食べること意外に気を使わなあかんし、食べる事に集中できなくなった感じでした。
集中できなくても、料理はいつもとおりのリーズナブルで無難な味だったかと思います。

結局、3杯ほど飲んで串カツ７～８本に串焼き数本…これで退散しました。

居酒屋の嬉しい要素は、旨い・安い・早い・ボリュームがある。など、この中のどれかひとつぐらい強く印象に残ったるもんですがね…
昔の串八にはそれらを良く感じたし、嬉しい感動も多々ありました。
今は印象も感動もない感じ…これが店の前まで行って他店に行く原因かもしれませんね。
実際、今回はこの店を出てから他店に行きましたしね…

30年以上前から寄せていただいてる白梅町店…こんな風に感じるのはとっても寂しい感じです。
でもお世話になっていたお店でもあるので見切りをつける事無く、また行こうと思ってます。

2014.07訪問時の私の評価。（訪問時のお店の評価点は3.11でした。）
総合：3.2　料理・味：3.2　サービス：2.7　雰囲気：3.0　ＣＰ：3.0　酒・ドリンク：3.0

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

《2013.04　レビュー》
総合：3.2　料理・味：3.2　サービス：2.9　雰囲気：3.0　ＣＰ：3.0　酒・ドリンク：3.0　（2013.04訪問時の点数）

先月、西陣を飲み歩く５人が４軒目に寄ろうとしたお店、串八白梅町本店。
それも、ひとり串カツ２本ぐらいとワンドリンクで串八気分を味わおうとしたのですが満席の為、断念。
邪道な考えで訪問しようとした罰が当たったのか？ガイドの準備不足だったのか？

今回は、ゴールデンウィーク前半に京都に帰省してきたお連れたちと“串八へ行こう”と合言葉のようにｍａｉｌが連発！
なんと集合時間はオープンの四時半。
お連れが予約を入れてくれてたカウンターに着座。
カウンター内の店員さん皆が声をそろえて「いらっしゃいませ！！」の大ボリュームでお出迎えです。
私が還暦になった頃にこのボリュームで迎えられたらきっと腰を抜かすのでしょう。
来来亭も真っ青な大声です。
居酒屋、対面、これだけの威勢が必要なんでしょうか？？

今回、私達お連れは３人。
この３人に居酒屋って美味しくて、たっぷり食べられて、こんなに安いのよ！って教えてくれたのが串八白梅町店でした。
もう今から３０年は前の事です。
そして３人そろってこれたのは２５年振りぐらいです。（私は年１ぐらいで利用してます。）
当時は現在のお店の1/3ぐらいの間口で本当に狭い居酒屋でしたね。
私たち仲良し３人は端のテーブルで串カツとやきとり、ビールがまだ美味しいと思えない年齢だったので、安くて甘い酎ハイで居酒屋ってものを楽しんでました。
余談で、
当時、白梅町は今の様なチェーン店はケンタッキーくらいで、ほとんどが個人商店ばかり。
イズミヤも建設反対でまだ建っていなかったかもと薄っすら記憶が残っています。
串八も個人店レベルの店でしたしね。

さて、昔を思い出すかのように大好物のうずらから始まって、鶏・豚・エビ・キス・チーズちくわなど延々と続く串カツオーダー！
そして、やきとり。つくねに始まりハツ・レバー・せせりに白身にこれもまた大量に^^
そして、一品。昔は無料のキャベツも今は有料です。悲しいけども頼んでしまうんですよね。
たこ八ボールにレタス巻き・ぽんからなどなど！
ビールで乾杯して、昔はすぐ酎ハイでしたが、お連れたち、飲み物の嗜好が変わったのか？日本酒や焼酎にシフト！
串カツ・やきとりと料理が出始めました。
ひと口サイズの串カツ。お連れ曰く「値段はあまり変わってないけど昔よりネタが小さくなった」と言います。
確かにひと口サイズがおちょぼサイズにも見えましたね。
やきとりに関しては、特にそんな感じを受け焼きすぎなのか？
硬くも感じるその仕上がりでしたね。
利益追及の為に小さくしているのか？
小さくすると調理は難しくなるのにな～と思う私でした。
お連れはさらに「山椒が卓上に無い！」なんでだろう？と首かしげてましたね。
後から分かったのですが、欲しい場合はリクエストすれば持って来てもらえるんです。
気配りが無いような面倒な感じです。
まあ、なんで？って思う事も結構ありましたが、お値段がお値段やし仕方ないと言う事で、昔話しをしながら串八を楽しんだ３人でした。

後は、私の感じた事ですが・・・
今回の訪問で、カウンターそれも揚げ場前に座りました。
この席は串カツの調理工程が見られる私の好きな席でもあり工程を見ながらいただく串カツってさらに美味しく感じるんですよね。
そして、揚げ場で仕事される方は店のトップクラスのスタッフで、例えば、追加したくメニューを見る私達が居るとしますよね。そのトップクラスのスタッフが厨房内から、それも手を動かしながら「追加お伺いしましょうか？」とやさしく声が掛かったもんです。
そして、オーダーを暗記しゃはる。忙しいのに凄い！と思わせる接客です。
若い頃から当たり前の様に見てきた串八の接客スタイルでした。
忙しいのに気配りができる人が揚げ場にいて、そんなできるスタッフの方々が頼もしく見えてたんです。
頼もしく見えたのも私達が学生時代に飲食店でバイトしてたからでしょうね。
串八の接客は本当に参考になった部分が多かったんですよね・・・
しかし、今回はそうでなかったのです。
作る事に追われるスタッフ。追加を頼みたくてもこちらを向いてくれない。接客係のスタッフも後ろを通るのですが、追加しそうな雰囲気に気付いてくれないんですよね。
でも「いらっしゃいませ」の声だけは出てるんですよね・・・不思議な光景です。
追加にやっと気付いてくれて飲み物や食べ物オーダーします。
飲み物はなかなか出てこない。
催促すると「あと３０秒でお持ちします」と返答が？？
これって変な対応ですよね。
（西陣を飲み歩く５人と仮に寄れたとして、こんな状況ならきっと酷評してる可能性ありですよね。寄らなくて良かったと胸をなでおろしました私でした。）
店が超忙しくなって新規調理待ちが３０を超えた時、店長と言われる人がヘルプで揚げ場に来られました。
それまでいたスタッフが分別係へ、そのヘルパーが衣付と揚げをコントロールしだすとたちまち揚げ物の仕上がりスピードが上がりました。
早いだけでなく、衣付も柔く無く強くも無く素晴らしい手付きでさばいて行かれるんですよね。
私の連れがメニューを見だすとお決まりの接客「追加お伺いしましょうか？」と手を動かしながらやさしく声が掛かったのです。
もう私達の食事は終了まじか、お連れの〆の天ぷらアイス頼む時に見たスーパースタッフの働きぶりでした。
僅か１０分程度ですが最後に串八の本来の接客が見れた様で良かった。
そのスーパースタッフは他のはまっている場所にヘルプに行かれた感じでしたね。

長いレビューになりましたが、若い頃にお世話になった串八なので、変に思い入れが大きすぎたのかもしれませんね。
また、スーパースタッフの仕事ぶりゆっくり見たいと思います。