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大哉心乎さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
てうれ
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
茶山・京都芸術大学駅から310m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
---|---|
駐車場 |
有 1台分 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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たぬきチャさんのレビューを拝読して以来、ずっとBMしっぱなしだった「てうれ」さん。
やっと今日、初訪問が実現しました。
味噌ラーメン450円、塩ラーメン400円、醤油ラーメン400円…。
独立系のラーメン専門店にしてこの驚きのプライス!
こういうのに限って「安かろう、不味かろう」というのが相場なのですが、
こちらのお店はその疑惑を見事に打ち砕いてくださいました!
場所は白川通りから東鞍馬口通りを入ってしばらく行くと
右手に目印となる黄色い屋根が見えてきます。
昔ながらのラーメン屋さんといった感じで、
カウンター席が厨房を取り囲み、テーブル席が2組あるだけの小さなお店。
カウンター前にはアイヌ言葉の暖簾が店内にかかっており、
北海道系のラーメン屋さんであることがなんとなくわかります。
お店は大将と奥さんが切り盛りされており、
互いに助け合いながら営んでおられるのがよく伝わってきます。
注文はメニューと一番に掲げられていた味噌ラーメンに。
450円のラーメンの実力の程に関心が高まります。
厨房を覗いていると、注文を受けるたびに大きな中華鍋で
一杯ずつ野菜を炒めてスープを作っておられました。
その野菜は、もやし、にんじん、たまねぎ。
野菜の旨味を引き出して、文字通り手抜きなしで作られていることは、
出てきたラーメンのスープを一口いただいてすぐに気がつきます。
たっぷりの味噌が溶かれていて、黒胡麻が少々振りかけられている。
私が認識している伝統的な味噌ラーメンのスープに仕上がっています。
麺は釧路製麺と書かれた木箱に。
おぉっ、やっぱり北海道だ。
中太のしっかりとしたコシのある麺は味噌味によく合いますね。
トッピングにはちゃんとチャーシューが2マイ乗っかっていました。
真夏に入口と窓が全開のお店ですが、
汗をかきかき、それでも爽やかにいただけました。
美味しい味噌ラーメン。
もっと言えば、子供の頃、ラーメンを食べに連れて行ってもらった時に、
ラーメンってこんなに美味しいのかとワクワクして食べていた
あの懐かしい味を思い出させてくれるのです。
お勘定の際にお店の名称である「てうれ」の由来を大将にお聞きしてみますと、
案の定、アイヌ言葉で「あしあと」という意味なのだそうです。
なんでそんな名称にされたのかというと
北海道の人にラーメンを教わったのでその方から
アイヌ言葉の店名をもらっただけとのこと。
働き者の大将が気持ちよく教えてくださいました。
そう、この大将。
入店した時からずっとその仕事っぷりを見ていましたが、
この暑い中、懸命にラーメンを一杯ずつ作り続け、
お客さんへの目配り気配りもしっかりしておられる、それはそれは見事なものでした。
元気に働いておられますが、どうみてもそこそこのご高齢。
そのお姿を見て、「若いもんはもっともっと頑張らなあかんっ!」と自らを戒めるのは
きっと私だけではないでしょう。
大将には身体をこわさないように元気で営業し続けてもらいたい。
「安けりゃ文句ないだろ」的なお店は、この大将の心意気を見習ってもらいたい。
そして訪れるお客さんには礼を尽くしてこのラーメンを食べてもらいたい。
そんな気持ちを抱きながらお店をあとにしました。
まだまだ世の中捨てたもんじゃない。
いいお店に巡り逢えました。
ごちそうさまでした。