そうだ、京都行こう。～その３・初めての御所。 : 京都御苑 檜垣茶寮

１２月の寒い時期でありますが、京都に参りました。諸事情により急遽、京都旅行になったんだけど、それならきっちりと楽しもうじゃないですか。
同行の親友のまっちゃんの希望をいくつか出してもらって、その中でプランを組んでみたよ。効率よく電車移動できるように回り方も考えたし。

最初に伏見稲荷に行って、次は京都御所だよ。見学予約が必要って聞いてたけど、このときは特別公開でいつでもウェルカムだったよ。しかも無料って嬉しい。電車移動。駅からはグーグルマップを確認しつつ歩く。
広い。そして、絶妙に砂利が歩きにくい。気を付けないと、足首がぐにってなるよ。自転車が多く通るらしいところは、一直線に砂利がはげてるのが正に轍状態。

さて。
伏見稲荷で想定外の時間を費やしたので、すでに２か所目の御所で１３時は過ぎてる。だって、まさか山頂まで行くとは思わなかったんだもん。まあ、まっちゃんが行きたいって言ったからいいんだけど。
なので、御所の見学の前にお昼ご飯にしようと思うよ。

この日のお昼は、御所の敷地内にある休憩所。複数あるようだけど、今回は御所の見学用の入り口である清所門の近くにある中立売休憩所。中立売御門の前にあるってことであります。←なかだちうり。
２０１９年１月にオープンだそうで、すごいキレイ。木立に囲まれてて、テラス席からは御所が眺められるという。

休憩所は御所側の東側入口から入ると、右手に無料の休憩所。ここは飲食物持ち込みＯＫで好きに利用できる。その向かいに売店。御所限定グッズやお菓子も売ってる。そして、左手にはレストラン。今回の檜垣茶寮であります。１５時か１６時くらいまでのお昼のみの営業だよ。
平日の１３時くらいだと、食事してる人はほとんどいないね。入ったときにちょうど最後の先客さんが出て行って、お客さんはもっちっちだちだけになったよ。

天井は高いし、材木はたくさんだし、ほぼガラス張りなのでとても明るいしで、すごく開放的だよ。
注文と同時の先会計のシステム。なににしよ。
ケーキのショーケースにあるケーキも美味しそうだ。コーヒーなどもこだわりがあるようで、放香堂珈琲とある。神戸にある日本最古のコーヒー店だって。うわ、なんか興味ある。

とまあ、ご飯目的なので、ご飯を選びましょう。
まっちゃんは京湯葉丼だって。１０８０円。もっちっちは海老と旬菜の天ぷらざるうどんにしよう。１４００円。他に御所車御膳っていう京の味覚を詰め込んだ華やかな御膳もあったよ。捨てがたかったけど、気分はうどんだったのよ。

麺・ご飯料理には、本日のおばんざいがつくんだって。おばんざいとは、京都の一般家庭のお惣菜を指す言葉・・・らしい。
会計が注文時なだけで、あとはフルサービスであります。完成したご飯を店員さんがひとつずつ運んでくれる。大きなお盆である。

まずは湯葉丼。
でっかい木製のどんぶり。しゃれた形の器に入ったお万歳。そして、汁ものはフタを開けてびっくり。器の中はゴールデン。派手だ。写真を撮らせてもらうよ～。
もっちっちのうどんは、湯葉丼と同じ大きなどんぶりに入ってる。ちゃんと水切り用の竹すだれもあるよ。

もれなくついてくるおばんざいは同じだね。うどんつゆは、湯葉丼の内側ゴールデンの器と同じものに入ってる。つゆもゴールデンっぽく見えるよ。それに薬味として刻みネギとすりおろしショウガにゴマ。
天ぷらは、エビ、ピーマン、カボチャなど。好きなものばかり。

おばんざいは、栗の甘露煮、しば漬け、菜っ葉のお浸しみたいなの、ワカサギのフライ、ケシの実がたっぷりついた鳥かなんかのパテ。←味覚の野蛮人の解説なんて、こんなもん。
うどんには生麩も乗ってる。もっちっち、生麩って大好きだ。

おっ、これは美味しいぞ。うどんの固さもちょうどいい。つゆも美味しいよ。おばんざいは、パテが美味しかったな～。ケシの実って好きだ～。歯に挟まるけどね。挟まったものは舌でヘリヘリやるのが恒例だよ。量もそれなりに多いし、なかなか良い。
は～美味しかった～。
湯葉丼も見た目よりもずっと量が多いというか、食べ応えがあって満腹になったようだよ。

さて。
次々と予定があるので、そうのんびりもしていられない。
早速、御所の見学をしようじゃないか。さすが御所。きちんと記名するし荷物検査はあるし、警備員じゃなくて警察官がいるし。いろいろ感動～。

もう今回、回るところは、全部まっちゃんの希望だよ。もっちっちは、希望を聞くたびに「あっ、いいね」「あっ、いいね」って言ってプランを組んだのさ。
御所のあとは、晴明神社で二条城だよ。
あっ、売店で、御所せんべいを買ったよ。