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trattoria-K
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店名 |
移転
レガーロ(Regalo)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄丸太町駅下車、丸太町通を東へ徒歩10分。裁判所の東隣3軒目。丸太町通りに面しています。 丸太町駅(京都市営)から533m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
---|---|
駐車場 |
無 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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茶室の躙り口を思わせる小さな入り口をくぐって、玄関でスリッパに履き替える。一般の住居をそのまま店にしたようで、幾つもの部屋にテーブルが並べられていた。ダイニングの部屋でキッチンを垣間見て、光の差し込む中庭と面して、ランチを頂くことになった。 お魚のコースのスープをパスタに差し替える我が儘を許して頂いた。
前菜と言うよりもオードブルは地鶏のタタキ。淡泊ながらもしっかりと味わいを含んだ鶏のスライスがオリーブオイルと檸檬で整えられている。但し、冷たすぎた。先端はまだ凍っているようで、香りや味わいは広がってこない。口の中で暖めることで、何とか実感することができた。それに、塩加減ももう少し加えた方が、その旨味も増すと思った。
パスタは蛸のトマトソース。パスタはカッペリーニくらい。ただ、不思議な感に打たれたのは、パスタの独特の麺の香りがしないことだった。ごく一般的な会社のものとのことだったのだが。
次に不思議だったのは、トマトソースの味だった。トマトの香りや酸味はあるのだが、何だか全体に甘い。それはただ甘いだけでなく、熟成したようなコクもあって、味噌でも加えたのかと感じるほどたった。
セコンドはハタのムニエル。全体としてはソースがぼんやりしていて、バターのベースはわかるものの、塩加減もはっきりしない。下の敷かれていた白菜類もくぐもった味わいだった。
不思議と謎、僅かながらの不満を抱いて食事は終わる。シェフと話をして、解決?をみた。その不思議の原因は実は玉葱にある、とのことだった。
トマトソースのためのいたってシンプルな材料の他に、玉葱も加えているとのことだ。恐らくはとことん、形の無くなるまでソテーするのだろう。裏漉ししたものも使っているのだろう。ムニエルの全体のソースや野菜にも玉葱は使われているのだそうだ。
これはこれでひとつの料理法であり、シェフのポリシーなのだから、いいのだろう。但し、面白いとは思ったが、感動する美味しさには至らなかった。月に何十キロも玉葱を使うほど、こだわりを持っているとのことだった。
この店で唯一(失礼)美味しく頂けたのは、金柑のタルトだ。
タルト生地はクッキーの如く、しっとりとしてサクッと口の中で崩れる。金柑の皮はあくまで香りと酸味が強く、後からの果肉と生地の甘みが混ざり込んできて、実に心地よかった。
玄関まで見送りに出てきてくれた若いシェフの作る料理は面白い。こだわりを追求していく中で、本当の美味しさに突き当たればこれは幸せなことだろう。僕はそれを願いながら、ふと、この店の何年後かはどんな料理を出しているのだろうかと、少し楽しみにも思えた。