祇園花見小路『カフェ＆シャンパーニュ祇園ちから』でグランマーブルの抹茶パフェを食べる。 : カフェ&シャンパーニュ祇園 ちから

京都、祇園、花見小路をぶらぶら散歩。
　
土曜日だったので、なかなかこの界隈は混みあっている。
梅の時期でこれだから、もう少しあとの桜の時期になったら、とんでもない混みようだろう。

花見小路は何度も歩いたことがあり、昔は京都に来るたび、いろいろな見たもの、風景を写真に収めたくて、もちろん常識の範囲で随分と撮ったものだったが、今ではこのあたりの道端でうっかり写真は撮れなくなった。
それについては道に注意書きがある。
オーバーツーリズムの弊害だろう。
やむを得ないが、花見小路といえば、いかにも「京都」な素敵な写真が撮りやすい場所なので、残念だ。

以前よりも写真はうっかり撮れなくなったが、その花見小路に、あのカメラのLeicaのギャラリーがあるらしい。
ちなみに、ワタシはOlympus、母はCannonのカメラをぶら下げて潜入。
完全なる冷やかし…というか、大変申し訳ないが、純粋な心でLeicaのカメラを見に行ったわけではない。

先日、ミセスの大森さんが銀座の方のLeicaのギャラリーに行った様子をインスタにアップされていたため、調べてみたところ京都にもギャラリーがあると知り、行ってみたくなったという、不純な動機による。
参考までに。
花見小路のLeicaのギャラリーは町家を改装してあり、なかなかに素敵な雰囲気で、ふらっと見学もさせてもらえるのでおすすめだ。
ちなみに２階はギャラリーで、１階が販売になっていて、初めてまじまじとLeicaのカメラを見た。
結果、カメラ本体よりも値段に釘付けとなった。
なにやら…想定していたよりも…桁が多い。
久しぶりに、値札を見ながら「いちじゅうひゃくせんまん…」と小学生レベルの数え方をしてしまった。
大森さんはLeicaのカメラを最近、購入されたようだが。
…さすがMrs.GREENAPPLE…。
大森さんと同じカメラを欲しい気持ちが多少ありはしたものの……撃沈した。

Leicaの価格に衝撃を受けたのち、母がグランマーブルでパンを買いたいというので同じ花見小路に店舗を構えるこちらに。

1階は種類豊富なデニッシュパンを販売しており、２階には喫茶がある。
BMしていたし、一応、記憶はしていたのだが、京都で行きたいカフェが多すぎる。
１階の店舗を利用したことは何度かあったが、喫茶利用はしたことがなかった。
左手に階段があり、「カフェご利用のお客様は、１階スタッフにお声がけくださいませ。」との案内があったので、母がパンを購入している際に一緒にお願いした。
土曜のちょうどおやつ時より少し前の時間。
このあたりの有名店はどこも混雑しているから、穴場かもしれない。

２階にあがり、2人用席へ。

メニューはグランマーブルのデニッシュパンを使ったもの3種と、パフェが1種類。
飲み物は各種いろいろ。

デニッシュパンの方も惹かれはしたが、なにせ先ほど、母が購入したので自宅で食べるだろう。
母が気に入っているので、実はほかの店舗でも、何度も購入している。
ので、見た目がゴージャスにデコレーションされているデニッシュパンは気になったけれど、抹茶パフェとコーヒーを注文。
ちなみに母はアサヒスーパードライ。
なにやらワタシが行動を共にする人は、友人も家族も、このタイプらしい。
お互い自由。
合わせる気もないし、合わせる必要もない。
自由にそれぞれ楽しめていれば、それで満足。


抹茶パフェの構成はメニューにて確認できる。
上から

自家製ハトムギのクロカン(黒糖)
自家製チュイル(てんさい糖、発酵バター)
菊の花
自家製抹茶クリーム(祇園辻利)
抹茶アイス
柚子シャーベット
白玉
小倉あん(十勝産小豆)
いちご
自家製抹茶寒天(祇園辻利)
自家製ラズベリージュレ(てんさい糖)
自家製クランブル(和三盆)
マスカルポーネクリーム(イタリア産)
自家製抹茶ジュレ(祇園辻利)

さあどうだ。
常々、思うが、このパフェの地層は大事だ。
詰め込めばいいってもんじゃあない。
上から下へ。
徐々に変化していく味や食感。
いちご、ラズベリー、マスカルポーネなど洋的な要素も仕込みつつ、抹茶、小豆、寒天、ゆずなどベースは和のパフェ。
喧嘩してないけれど、ちゃんと最後まで飽きのこない食感の違い、味の違いで楽しいパフェ。
よしよしよし。
パフェはこの1種のみだから、この商品ですべってたら酷評案件だが、この1種で勝負しているだけある。
美味しい。

おまけで、ラスクのようなものもいただいた。
裏側に書いてあった説明から。

《ペストリーシェフからのお願い》
「マーブルデニッシュをスライスし、丁寧な2度焼きで仕上げたマーブルクルート。手作りのため、形が不揃いであったり空洞が生じることがありますが、品質に影響はございません。上品な美味しさと香ばしさ、軽快な食感をお楽しみください。」

なるほど。
見たことがなかったが、マーブルクルートという商品もあるのか。
軽めのラスクといった感じでこれも美味しかった。

店内混み具合は、ワタシたちが入ったときは、先客2名の1組のみだったが3時すぎると続々とお客様がご来店。

それにしても、ほかの店舗よりは、スムーズに入れる可能性が高そうなので、気になるなら、1階のスタッフさんに伺ってみるとよい。

おすすめ。

【お会計】
抹茶パフェ＠１９８０
ホットコーヒー＠７７０
値引き＠－１１０
スーパードライ＠８８０
計＠３５２０(税込)