変わらぬ味とお値段 : 京都 龍旗信

昔よく通っていた龍旗信さんに行ってきました。
なんやかんやで６年ぶりくらいになりそうです。
店頭に掲げてある看板から、メニューはいろいろ増えているように思いましたが、
今回もいただいたのは定番の塩ラーメン750円(税込)。
変わらぬお値段はさすがの経営努力です。

そのスープは鶏ガラの出汁がよく効いた清湯系。
一口啜って記憶がよみがえりました。
澄んだスープに香味油と焦がしネギの風味が加わり、
体の細胞のすみずみに旨味が染み込んでいくようなイメージに捉われます。
麺は多加水の細麺ストレート。
塩ラーメンのジャンルの中で多加水麺はめずらしいのではないかと思いますが、
コシの強いつるつるッとしたこの麺は、とても美味しいです。
具はチャーシュー２枚、海苔、メンマ、白髪ネギ。
チャーシューはほどよい食感の豚バラ肉。
下味は控えめで、繊細なスープのバランスを損なわないように考えられているのがわかります。

変わらぬ味とお値段は、それだけ支持者が多いという証なんでしょうね。
残念ながらランチのセットメニューはなくなっているようでした。
以前食べた焼肉丼も、今はフルサイズで提供されているようです。
また復活してほしいですね。

ごちそうさまでした。

【2012年11月14日　再訪】

しばらく足が遠のいていましたが、こちらの塩ラーメンは今なお好きなラーメンのひとつ。
お昼のご飯に、久しぶりに行ってきました。

このお店、昼はいつも空いていますね。
場所がよくないのでしょうか。
寺町商店街からちょっと外れただけなんですけどね。

さて、いつものようにランチのセットメニュー950円の食券を買って席に着きます。
塩ラーメンと焼豚丼の組み合わせもいつもどおり。

塩ラーメンは変わらず素直な味で、この澄んだスープが好きなんですね。
他店の塩ラーメンと異なるのは、あまり塩っ辛くないこと。
食べ終わったあとに喉が渇いていないところが違います。

今回、焼豚丼はちょっと変化がありました。
今日も注文ごとに一杯ずつ焼豚をフライパンでいためて味付け。
美味しいですね、やっぱり。
でも、あれっと思ったのは量がずいぶん少なくなったこと。
すごく小さな器にご飯も焼豚も少しだけ盛り付けられて出てきました。
そんなに原価は違わないだろうに、そんなマイナーチェンジは残念なことです。
ちょっとマイナスイメージでした。


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【2012年2月1日】

２０１１年４月に出店した「龍旗信」。
塩ラーメン好きの私は、その昔、うわさを聞きつけて大阪難波まで食べに出かけたものですが、
その龍旗信が京都で食べられるのはとってもうれしいですね。
開店当時から月１くらいのペースで通い続けています。

いつも注文するのは、塩ラーメン750円。
塩分をおさえたやさしい味で旨味で勝負しているスタイルはさすが塩ラーメン専門店です。
透明感のあるスープは見た目にも食欲がそそられます。
トッピングもジューシーなチャーシューに多めのみつば、梅型のお麩、
そして白髪ネギ、きざみネギ、揚げネギの３種ネギ。
どれも繊細な塩スープの味を壊さないように控え目の味付け。
しっかり計算されてるのがよくわかります。
麺も中細麺でモチモチしたしっかり食感。
これなら毎日食べていても身体に悪くなさそう。

平日のランチタイムだと塩ラーメンに200円プラスで焼豚丼をセットにできますが（通常400円）、
これは絶対オススメです！
薄味路線の塩ラーメンをカバーしてくれるやや濃い目の味付けです。
焼豚をフライパンで軽く炒めてタレで味付け、
それをきざみ海苔と青ネギとともにご飯に盛りつけてしば漬けと一緒に出されます。
その香ばしさが白ご飯とよくマッチして、バクバクいけます。
よくラーメン屋で見かける焼豚丼は、
ご飯の上に焼豚の細切れをそのまま乗っけてマヨネーズを添えて出されるというような
ラーメンのおまけのようなメニューですが、
ここの焼豚丼のようにひと手間かけると、見事にご馳走に変身するんですね。

というわけで、京都でも「龍旗信」は私の期待を裏切らない味を提供してくれます。

お店の雰囲気も悪くないのですが、
場所がわかりにくいのか大阪のように行列ができるほど混み合っていないです。
平日のランチタイムも意外とガランとしているのが不思議です。

出店して彼此１年になろうとしていますが、
まだ、京都では知名度不足なのでしょうか。