しんちゃんうどん : しんちゃんうどん

この日は、私のラーメン師匠でもありキャンプ師匠でもあるY氏と阿蘇で、2回目のソロデュオキャンプ2泊3日の初日。(^^

当然この2人が揃えば、行き帰りに何も食べずに終わるなどとは有り得ない。(^^;
ラーメンとうどんとどちらが良いですか？と聞かれたので、まずはネタ的に良さげな「しんちゃんうどん」を選択。(^^

阿蘇への距離感がまだ掴めていないので、念の為と早めに出発したら下道通っても3時間で着いてしまった。(^^;
特に山道主体に走ったと言う訳でもなく、普通に国道を繋いで走ってきたのだが・・。
土曜日の早朝と言う事も有ったのだろうけど、こんなに早く着くのであれば、今後阿蘇方面もドライブのコースに入ってしまいそう。(^^

で、時間が有るので周辺を少しドライブした後、城山展望所へ行って下界を見下ろし、その後「幸せの一本道」と言う定規で線を引いた様な一直線の道を走ってみる。
まあただの農道なんだけど、この周辺はここ以外にも真っ直ぐな道が多く、田畑を区画する様な形で真っ直ぐな道が走っている。

さて、そろそろ時間もいい頃なのでお店へ。

場所は、ちょっと説明し難いので地図をご参照の程を。
周辺を田畑に囲まれた農家の集落といった雰囲気の場所の一角。

外観は、まさしく民家そのもの。(^^
お店の側に設置された「うどん」と書かれた小さな案内板がなければ、まずそこがお店とは思えない。
いや、有っても、ん？ここお店なの？と思える佇まい。(^^;
駐車場は少し離れた所に7〜8台分くらい。
丁度開店したばかりの時間帯だったけど、既に半分以上は埋まってた。

待ち合わせの時間には少し早かったので、入り口前に置かれた椅子に座って待つが、日差しが当たって暑い。(^^;
待っている間にも次々とお客さんがやって来る。

阿蘇と言う土地柄なのか、湧き水が多い。
お店の庭の隅には小さな池が拵えてあったのだけど、そこには地面から水が溢れ出していたし、ちょっと離れた所には、コンクリートで作った丸い水槽の様な物が有って、そこではまるで噴水の様に水が噴き出している。
触ってみると冷たかった。(^^

さて、工事渋滞で少し遅れたY氏がやって来たので一緒に店内へ。
玄関で靴を脱いで上がると、店内は意外と広いがそれでもかなりお客さんで埋まっている。

空いた席に案内されて着席。
メニューを見て(メニュー写真を撮り忘れた！)あらかじめ決めていた豆乳キムチうどん(冷)単品を注文。

お店は、60〜70代くらいのご夫婦？での営業で、ご主人が頻繁に厨房と客席を往復して忙しそう。
応対は人の良いおじいちゃんと言った感じ。

お客さん多かったので結構時間が掛かって漸く豆乳キムチうどんの到着。
何故か小鉢にはトマトが。(^^;

どんぶりは、うどん用としては少し大きめな物。
具は、キムチ・豚肉・ねぎ。
つゆは、僅かに茶色掛かった乳白色で豆乳っぽさを感じさせる物。
一口啜ってみると、豆乳の味は余りせず、出汁もそれほど響かない。
互いに譲り合うのか打ち消し合っているのか、どちらの特徴も表に出てこない感じ。
もしかしたら(温)の方が香りが立ったのかもしれない。
温度は、(冷)と言うまではなく、常温よりは少し低いかと感じるくらい。
キンキンとは行かないまでも、もう少し冷たいものを期待していたが・・。
うどんは、少しヨレの入った物で、口当たりは"つるり"と滑らか。
表面のちょっと高めな圧が中心部に向けて少し上がり、ムッと切れる。
それ以外にも、きしめんの様な幅広で平べったい麺が入っていて驚いた。
全体に圧が高めで、コシが有るという訳では無いけど細い方よりは歯応えが有る。

キムチは、酸味よりも辛味が前に出る。
つゆに浸っていてもしっかりと味が有り、歯応えも良かった。
豚肉は、大きさはかなり大きく・厚さはかなり薄い。(^^;
やや硬めな歯応えだけど、味は良かった。
でもうどんの中での立ち位置を考えると、少し？が付くかな。
もう少し小さくても良いかも。

うどんに豆乳と言う組み合わせは面白いかと思うけど、味全体としては少し焦点がぼやけた感じで、キムチだけが頑張っている感。
お店の外に漂っていた出汁の香りが良かったので、ちょっと期待をしていたけどスタンダードメニューでは無くネタに走った為かそれを感じ取れなかったのは残念だった。(^^;
次回来る事があれば、その時は普通のうどんにしよう。(^^


お店を出て、キャンプ場に向かう途中Y氏お勧めの「吉田からあげ店」に立ち寄って夜用のツマミを購入。(^^
ちょっとつまみ食いしてみると、確かに旨い。
普段唐揚げとかあまり食べないけど、これなら時々食べても良いかなと思った。(^^
イモ天も旨かったし。(^^

その後キャンプ場に到着し、設営後は一杯やりながらまったりと過ごす。(^^