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店名 |
移転
にしむら
|
---|---|
ジャンル | お好み焼き、焼きそば |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
8席 |
---|---|
個室 |
無 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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四国最南端の町、土佐清水市で50年以上も前から食べられている「ペラ焼き」という粉モノ料理がずっと気になっていたんです。
ただ、この方面まで来る機会ってなかなかないんですよね。
そもそも仕事でなんてまず皆無ですしね。
同じ高知県内であっても、高知市街から150km弱、クルマで片道約3時間、高松市から高知市よりも実は距離あるんですよね。
ですがようやくこの度訪れるチャンスに恵まれることができました。
というわけで早速「ペラ焼き」の発祥店と言われる「にしむら」さんへやってまいりました。
漁師の家に生まれたというジョン万次郎の出生地でもある土佐清水市は今でも漁師町の雰囲気あふれる情緒ある町です。
その土佐清水市のメインストリートから少し奥に入ったところに「にしむら」さんはありました。
お店の周囲はかなり道が狭いですね。
クルマだとかなりの注意を要します。
駐車場は2~3台分用意されていますが、バックで駐車するまでにに3~4回切り返しが必要でした。
まるで民家の一部のようかの店舗。
暖簾がかかっているのでそれほど入りにくさはありません。
店内は年季が入ってますね。
お店はおばあちゃんお一人でやっていらっしゃるようです。
50年以上前から変わらないであろう店内。
当時のまま時が止まっているかのようですね。
メニューは「ペラ焼き」の「小」(350円)と「大」(500円)のみ。
素晴らしいですね。
本来子どものおやつだったはずの東京の月島あたりの「もんじゃ焼き」も今ではすっかり高価な食べ物となってしまいましたが、こちらではまだまだおやつ価格のままです。
50年前子どもだったご老人から現役の子ども達まで、この日も多くの地元の方々で賑わっていました。
大人の方はだいたい「大」のほうにされるということで、私も「大」のほうでいただくことにします。
まずは鉄板の上に、クレープのように薄く生地を延ばしていきます。
続いて生地の上に地元産のたっぷりの青ネギを、そしてこれまた地元特産の「じゃこ天」の刻まれたものをたっぷりと投下。
さらに粗くほぐした生玉子をその上から乗せ、最後に再び生地を少量流しいれ、両面をまんべんなく焼いていきます。
おばあちゃんはヘラを巧みに使い、薄く薄く焼き上げていきます。
焼き上がりの直前でソースは何にするか聞かれます。
ソースは「辛い」タイプと「甘い」タイプ、そして「ウスターソース」の三種の中から選べるようです。
最初のベースは「辛い」タイプにして、いただく直前に「甘い」タイプをかけるのが人気なのだとか。
「辛い」ソースでいただくのが「ペラ焼き」のスタンダードとばかり思い込んでおりましたので、ベースはやはり「辛い」タイプでいただきたいと思います。
卓上には三種すべてのソースが置かれるので、少しずついろんな味を食べ比べてみるのもいいものですね。
さて、早速「甘い」タイプのソースを上塗りしいただきましょう。
たっぷりのネギの食感と香りがいいですね。
「チヂミ」だとか、大阪の「ねぎ焼き」にも近い感じもありますが、根本的にはやはり全然別物です。
鰹粉とジャコ天の味と風味がまさに海の町の粉モン料理らしいところですね。
いままでいただいたことのないちょっと不思議な味わいです。
ソースは「甘口」というもののややスパイシー感がありますね。
スパイシーなソースがこの不思議な粉モン料理によく合います。
「辛い」タイプや「ウスターソース」も試してみましょう。
「甘口」はコクのあるスパイシーさが特徴的で「辛口」のほうはドライでさわやかな印象ですね。
「ウスターソース」も含めてどれもそれぞれ味に特徴があって美味しいです。
素朴でシンプルな味わいながら、どこか懐かしさを感じさせるような味。
地元の方にとってはその思いはなおさらでしょうね。
ペラッとしてそれほどボリュームはない感じではありましたが結構お腹にたまりました。
はるか遠い町でいただいた不思議な味わいの粉モン料理。
感慨も味わいもたまらなく深いものでした。