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店名 |
ティラ
|
---|---|
ジャンル | ヨーロッパ料理 |
予約・ お問い合わせ |
088-856-0007 |
予約可否 |
完全予約制 要予約 18:00~21:30(L.O.20:00) |
住所 | |
交通手段 |
車あるいはレンタカー |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) |
個室 |
無 |
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貸切 |
可 (20人~50人可) |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、海が見える、ホテルのレストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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ヴィラ・サントリーニ・・・相方と高知旅行の初日に訪れました。此処は日本に居ながらにしてサントリーニ島に居るかの如く、疑似体験をさせてくれる場所です。いつも週末の予約は埋まっており、平日でも取りにくいヴィラです。今回、数か月前から予約していた甲斐がありました。
・・高知空港からならばレンタカーで西へ約50分。新しく出来た高知東部自動車道を西に走り、途中、全国の天気予報で登場する「桂浜」を抜けて・・・宇佐大橋を渡り、高校野球でも色々な意味で有名な明徳義塾高校を過ぎると一気に山岳道路のように曲がりくねった上り坂となります。最後に左折して登り切った先には・・・国民宿舎「土佐」・・??・・・あれ・・・??・・・と、車を止めると手前にパンフレットやHPで見た白と青の建物が少し・・・これかぁ!?。時間は14:30。チェックインの15:00にはまだ少し余裕があります。・・・入口は石畳で真っ白なかわいいアーチが出迎えてくれます。
・・早速此処でパチリ!・・アーチをくぐって階段を少し降りると「宿泊者以外は先への立入ご遠慮ください」との説明と共に鎖がかかっています。我々は晴れて宿泊で訪れたので、鎖を解いて階段を下ります。・・・建物は白・青・白・白白白青・・・そしてプール!眼前・眼下には大いなる太平洋が広がり、この日は快晴だったこともあってコバルトブルー!正にパンフレット通りの景色です!本当に此処は日本でしょうか?振り返ると、此処は斜面に沿って建築されており、3階建てであることが分かりました。
・・部屋は全14室。スイートが4室、スタンダードが10室です。同じ部屋は一つとして無く、地中海の洞窟風の寝室や、ギリシャ風のアンティークが設えてあったり・・・屋外ジャグジーバスがあったり・・・プールの目の前だったり・・・どの部屋に泊まっても飽きないようになっています(個人的主観ですが・・・)。
・・一通り散策を終えた後、再び階段を上ると3階にレストラン「ティラ」と「チェックインはこちら」との案内が。「ティラ」はサントリーニ島の空港と同じ名称ですね。扉を開けると、中もギリシャ風なデザイン。名前を伝えると、「お待ちしておりました」のお言葉と共に手続き開始。奥にはティラの店内の様子が見えますが、人は居らず一旦ランチ営業は終了した様子。チェックイン前の感想を出迎えてくれたオーナーに述べると、各種調度品は実際にギリシャから調達しているのだそう。白壁と青い屋根も定期的にメンテナンスが大変だとか・・。そして本場のサントリーニ島にある宿泊施設以上のクオリティを目指して居られるそうです。オープンしてから結構経ちますが、今なお人気殺到であるところに経営努力を感じ入りました。・・・そして、我々もお土産(ペンダント・蜂蜜)を早速購入してしまいました。ペンダントは、あの天空の城ラピュタの「バルス」風のコバルトブルーでとても綺麗です。
・・我々の部屋は1階のスイートルーム。プールの目の前でトリプル仕様です。他にジャグジーのある2階の部屋や、最も広い唯一3階の部屋等あり、何処になるか楽しみにしていました。部屋の鍵も殺風景なカードキーではなく、木のアンティークの付いた温かみのある鍵です。中に入ると、ほんのりアロマの香りが漂い、バーカウンターと簡易洗面台が!斬新な作りに見えてしまうから不思議です。左にはソファが鎮座し、ベッドが一つ。・・・そして奥に進むとマスターベッドルームがあり、ツイン仕様。隣の扉を開けると、ジャグジーバスとメインドレスコーナー、そしてトイレ(勿論シャワー仕様)。部屋の中でも写真を撮りまくり、外でも・・・。プール再度で太平洋をバックに・・そして建物をバックに・・。
・・そうこうしているうちにディナーの時間です。レストラン「ティラ」に行くと、一番奥の窓際の角席を案内してくれました。ここは南側と東側2面の景色が堪能できます。席も斜めにセットしてくれているので二人であればどちらも景色を堪能しやすくなっています。予約していたのはアトランティスコース。◆アンティパスト(マゼンタ色の野菜達・・に香草とピンクの花びらが・・。白身魚と山菜のマリネ・・。食間酒・・。ひんやりヴィシソワーズ・・容器がいつまでも冷たい食感を維持できる二重ガラス・・)。◆こだわり自家製料理(白身魚の野菜クリームソース掛け・・。ジビエと青豆・海藻の地中海ソース仕立て・・)。◆特選素材のメイン料理(子羊スペアリヴのクリームソース掛け・・)。◆パン(ギリシャパンと蜂蜜・バター添え)◆コーヒー・紅茶◆スパークリングワイン(モスカート:別注)
・・・サンセット前にディナーが始まり、気が付けば2時間があっという間でした。都度、食材に関する案内や、当日の天候が非常に恵まれていたこと、雑誌の撮影も来ていること等、話題にも事欠きませんでした。ご馳走様でした!
・・フロントで、「サントリーニ島と猫達」というDVDを借りて、外に出て階段を下りていくと、ライトアップされたプールがとても綺麗です。パチリパチリと撮影しながら、部屋に戻って再びワインで乾杯!ジャグジーで泡だらけに・・・。DVDを観ると本当に此処が良く再現できていることに感心させれれます。経年劣化をものともせずにメンテナンスされていることを考えると、本当に現地以上かもしれません(勿論此処の一角だけなのですが・・)。
・・翌朝、フロントに教えていただいていた通り、5時過ぎに外へ出てプール脇のリクライニングチェアに寝ころびながら日の出を堪能!・・・果たして・・・予定通りに水平線から一筋の赤い閃光と共に本日の太陽が登場しました。当たり前ですが、自然な光景に見とれてしまいました。ふと周りを見ると、ほかの宿泊者達も同様に感動して居られました。
・・そして、朝食・・。ディナー程の感動はありませんでしたが、コンチネンタルブレックファストの中で、自家製のギリシャヨーグルトは特に美味かったです。コクがあり、酸味がきつ過ぎず、蜂蜜とも実に良く合いました。これは菌ごと購入したいと思ってしまいました。
・・チェックアウト。高知県にて非日常・非日本・・。命の洗濯ができました。これからも色々なグルメ・場所を訪れてみたいものです。・・・今夜は打って変わって此処から30km程西、須崎・中土佐にある「和」の「黒潮本陣」に宿泊です。