カフェ・ド・モトナミ
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90年前の昭和の初めに思いを馳せる町・箱根宮ノ下で出会った自動車待合所をリノベしたカフェのカレーとアツアツぜんざいは美味いのだ！
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
カフェ・ド・モトナミ（Cafe' de motonami）
|
|---|---|
| ジャンル | カフェ、甘味処 |
|
予約・ お問い合わせ |
0460-87-0222 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
宮ノ下駅から徒歩5～6分程度 宮ノ下駅から368m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX） |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣に公共の有料駐車場あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| 公式アカウント | |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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箱根の富士屋ホテルがある宮ノ下。車で行くとチョット停めておく所が無いので、今まで、ついつい通り過ぎてきていた。
宮ノ下と言うエリアは骨董屋さん、パン屋さん、食べ物屋さんが点在、早川（水源は芦ノ湖で相模湾迄）に沿ったハイキングコースがあり、もちろん富士屋ホテルありのチョットしたスポットなのである。
この店は富士屋ホテルの通りに反対側のチョット目立つ黄色の建物。
店に入ると1Fにジオラマが展示されているが、1928（昭和3）年頃、この建物は富士屋自動車宮之下待合所だった様だ［https://zakixzakix.jimdofree.com/富士屋自働車-宮之下待合所/］
1Fが売店とテーブル2つ。階段を上り2Fが広々としたフロアに窓際含めてよりどりみどり。
フロア中央壁際の大きなオルゴールと只者では無いと言う程立派なお酢屋さんの看板（一寸木商店と言う隣にあった酒屋さんの醸造元中埜酢店を改造したテーブルの2つが否が応でも目に付く。2Fはまだ誰もいなかったので「お酢屋さん」のテーブルに陣取る。
メニューを確認して、私が地鶏のカレーライス（飲み物付き）1,300円、連れが「でめ太郎ぜんざい（
オリジナルミニ土鍋のアツアツぜんざい）770円をオーダー。
待つことしばし。
大き目の骨付き鶏肉が3切れ入ったカレーの皿（フレッシュサラダと相盛り）。
私は骨付き鶏肉を煮込んで作ったカレーが「家庭の味」としては一番好き。そう言った意味で、食べる前からこのカレーは「美味しいに決まっている」訳だが、しっかりとしたトロみのあるカレーはじっくり煮込んだと思われる深みのある味。鶏肉も見事に骨から剥がす事ができ、カレーの味と相まって旨い。
「でめ太郎ぜんざい」は小豆、白玉、栗で甘さ控えめ。温かいと言う意味では汁粉を連想するが、このぜんざいは極めてアッサリとして、上品な小豆のスープ。実は、普通の「ぜんざい」と言うものを食べた事がないと思っている人間なので偉そうな事は言えない。
正直な印象として、小豆そのものの味を味わう事ができ冬のスウィーツとしてお勧めの一品。
私のセットメニューのコーヒーは残念ながらコーヒー抽出機の泡が出るタイプ。
正直なところ、コーヒー好きの私にとって、泡が出るコーヒーには批判的なコメントが多くなるが、ここのコーヒーは豆は良心的なものを使っているようで、私基準の標準以上の味。私の「偏見」が無ければ、もっと美味しく感じたかもしれない。
食後にご主人が壁際に設置されたオルゴールを鳴らして頂きた。洋館、博物館で見かける様な巨大なディスクオルゴール。輸入ものなのだろうか？
アベマリアの曲が静かに流れる。
何回も来ている箱根、何回も来ている宮ノ下での新しい発見。気が付くとテーブルが3つ埋まっていた。改めて宮ノ下訪問の際は富士屋ホテル、富士屋ホテルのパン購入だけでなく、町の散策、そしてこの店での一休みをお勧めする。